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カテゴリ:花紀行
井伏鱒二は、著書「場面の効果」の中で藤垈の滝(ふじぬたのたき)を「真夏のエアースポット」と呼んでいます。
エアポケットのように、そこだけ全く気象が違うというような意味でしょうか。 確かに藤垈の滝には俗世の気候を越えた神聖な「気」が立ち込めています。 藤垈の滝を含む約2万5000平方メートルのエリアは自然公園として整備され、藤垈の滝の西側では、春になると約3,000株の水芭蕉が花開きます。 ミズバショウ:水芭蕉 サトイモ科 白い花びらは、植物学的には花弁では無く、苞(ほう)といって、花を保護するために花の直下につく葉の変化したものです。 ![]() 水芭蕉の清流ゾーン:姉妹都市の新潟県中条市から寄贈され、現在では3000株の群生地を形成しています。 ![]() 新羅三郎義光の開基と伝えられる芹沢不動尊の御堂と藤垈の滝 ![]() 公園内には、公益財団法人北野生涯教育振興会と日本大学美術学部によって寄附された彫刻が数多くあります。 ![]() 大窪いやしの森公園はミズバショウが日本一早く開花するスポットで、見頃は例年4月上旬までです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.04.06 00:45:22
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