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醍醐山(だいごやま)と下部(しもべ)温泉

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Tenkoro

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Tenkoro@ Re:醍醐山一斉登山へのお誘い♪(04/13) ありがとうございます♪よろしくお願いいた…
KZ650B2@ Re:醍醐山一斉登山へのお誘い♪(04/13) フェースブックでシェアさせていただきま…
KZ650B2@ Re:醍醐山一斉登山へのお誘い♪(04/13) 参加予定、表明いたします…。
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咲く時を知る彼岸花 やまつり023さん

二代目館長日記 bnvn05さん
2026.06.02
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カテゴリ:山と文学
うつくしいものの話をしよう。



いつからだろう。ふと気が付くと、
うつくしいということばを、ためらわず
口にすることを、誰もしなくなった。
そうしてわたしたちの会話は貧しくなった。



うつくしいものをうつくしいと言おう。
風の匂いはうつくしいと。渓谷の
石を伝ってゆく流れはうつくしいと。
午後の草に落ちている雲の影はうつくしいと。



遠くの低い山並みの静けさはうつくしと。
きらめく川辺の光はうつくしいと。
おおきな樹のある街の通りはうつくしいと。



行き交いの、なにげない挨拶はうつくしいと。
花々があって、奥行きのある路地はうつくしいと。
雨の日の、家々の屋根の色はうつくしいと。



太い枝をそらいっぱいにひろげる
晩秋の古寺の、大銀杏はうつくしいと。
冬がくるまえの、曇りの日の、
南天の、小さな朱い実はうつくしいと。
コムラサキの、実のむらさきはうつくしいと。
過ぎてゆく季節はうつくしいと。
さらりと老いてゆく人の姿はうつくしいと。



一体、ニュースとよばれる日々の破片が、
わたしたちの歴史と言うようなものだろうか。
あざやかな毎日こそ、わたしたちの価値だ。



うつくしいものをうつくしいと言おう。
幼い猫とあそぶ一刻はうつくしいと。
シュロの枝を燃やして、灰にして、撒く。



何ひとつ永遠なんてなく、いつか
すべて塵にかえるのだから、世界はうつくしいと。

長田弘「世界はうつくしいと」





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Last updated  2026.06.02 06:00:05
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