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テーマ:山野草・高山植物(1527)
カテゴリ:山と文学
そこは甘利山の頂上へ登る道と、椹ヶ池へゆく分れ道の手前で、雑木林に囲まれた、かなり広い、平地になっていた。
水の便は少し悪いが、北と西を茅戸の尾根が巻いていて、風雪を除けるのにいいし、平地の端へ出ると、東北と南に、遠く近く、うちひらけて、重畳たる山なみを、展望することができる。 食糧や日用の品は、もう韮崎までおりなくとも、土地の者がすべてをまかなって呉れた。 かれらはくちかずが少なく、無表情で、またひどくぶあいそにみえる。 それは長い年月、排他的な生活をしてきたためであろう。 気持は純朴で、こまかいところにもゆき届いた思い遣りをもっている。 それこそ針や糸の心配までして呉れるが、黙って持って来て、こちらで気づかないうちに置いてゆく、というふうであった。(山本周五郎「山彦乙女」より) シモツケソウ:下野草 バラ科 ![]() ノハナショウブ:野花菖蒲 アヤメ科 ![]() キンバイソウ:金梅草 キンポウゲ科 ![]() カワラナデシコ:河原撫子 ナデシコ科 ![]() ヨツバヒヨドリ:四葉鵯 キク科 ![]() ツタウルシ:蔦漆 ウルシ科 ![]() カワラマツバ:河原松葉 アカネ科 ![]() ノアザミとヒョウモンチョウ
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Last updated
2026.07.23 08:02:33
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