3つの山岳祭から~深田祭(茅ヶ岳)(後編)
茅ヶ岳は、深田久弥終焉の地として知られています。昭和46(1971)年3月21日、深田久弥は頂上直下で脳卒中のため急逝しました。以降、茅ヶ岳は多くの深田ファンが集う地となり、没後10年、山梨県韮崎市の登山道入り口に深田記念公園が造られ、深田祭が開催されています。深田久弥終焉の碑:茅ヶ岳(1,704m)の山頂直下に建てられて、今も多くのファンが訪れています。稜線の登山道:後方は平見城養鶏場茅ヶ岳山頂(1,704m)山梨百名山:甲府盆地から見た山容は、金ヶ岳と連なって八ヶ岳そっくりに見え、ニセヤツとも呼ばれます。茅ヶ岳山頂から:八ヶ岳(編笠山・権現岳・阿弥陀岳・赤岳)・金ヶ岳(左)茅ヶ岳山頂からの富士山 ヤドリギ:宿生木 ヤドリギ科「あはれなる 寄生木さへや 芽をかざす」加藤楸邨ミツバツツジ:三葉躑躅 ツツジ科まわりの植物が芽吹く前、薄闇に灯りをともすように紅紫色の花を咲かせます。ハシリドコロ:走野老 ナス科代表的な有毒植物で、食べると狂乱状態となって走り回ることが名前の由来です。深田久弥といえば名著「日本百名山」があまりに有名ですが、茅ヶ岳で命を落とした時、彼は「世界百名山」を連載中でした。没後「世界百名山―絶筆41座」が新潮社から刊行されています。