10個のミカンをどう分ける?
今宵は、ホロ酔ってきたところで、レオ君に問題。 ミカンが10個あります。自分と、AさんBさん3人で どのように分けますか? レオ君、10÷3=3.3 と 等分に。 娘が、横から、3個づつ分けて、最後の一個はじゃんけんで決める。 なるほど、学校の算数はこんなもんですな。 私は、AさんBさんの意向をきいて、バランスよく分ける。 このこたえもすっきりしない。 以下、ジェイックさんそのまんまコピ。失礼しました。いつも有難うございます。 「自分とAさん、Bさんの3人で10個のみかんをどう分けますか?」 と高校生に質問します。 すると大抵こんな答えが返ってきます。 「3個ずつ分けて、残り1個は3等分にするかジャンケンで分ける」 そこで、私はこう言います。 「なるほど、それもひとつの分け方やな。 でもな、今日からお前達は『自分2個で相手4個ずつ』、 この分け方ができるようになれ。 いいか、人生のあらゆる局面で 一瞬のためらいもなくこの分け方ができる、 そんな人になれ」と。 「先生、そんなことしてたら俺、いつまで経っても2個のままや」 という声が聞こえてきます。 大間違いです。人生では絶対そうなりません。 ジェームズ・アレンという小説家がこんなことを言っています。 「人間は望むものではなく、自分と同種のものを引き寄せる」と。 つまり、自分の周りには自分と同じ価値観を持った人が 集まるものなのです。 もし、自分2個で相手4個ずつの分け方をA君がやったら、 最初は「ラッキー、俺、お前の2倍もらった」という友達がいるでしょう。 しかし、徐々にA君の周りにはA君と似た価値観の友達しか いなくなるんです。 そして、 「お前いつも2個しか取らんやないか。 俺は4個も要らんから、お前に1個やるよ」 って2人から1個ずつ戻ってきたら、A君が4個になるんです。