2023/04/14(金)20:44
春、ちょびっと新しい生活のはじまり
桜の花を見る気持ちは
ひとそれぞれだろうけれど
若い人のそれと
老いた人のそれは
きっとずいぶんちがうでしょう。
ましてや、自分の最期を
なんとなく予感している人の
桜を見る気持ちも。
桜が大好きだった
父と主人との
最期のお花見の
その時のさみしそうな二人の顔が
忘れられません。
・・・という私だって
あと何回みることができるのかな。
ついついそんなことを
一人で思ってしまうのです。
すっかり暖かくなり、
ようやくベッドから
さっさと這い出すことができるようになりました。
「早起きしないと、なんだかもったいないような気がする。」
そう言っていた主人の言葉を思い出しています。
京都の娘から送られてきた
ひまわりとぶたさんの置物。
「長い間、お仕事ごくろうさん。」と。
だけどね、実は今年もね、
週に3日、仕事は続きます。
昨年、一年かけて
「もう、仕事から卒業しよう」と
自分に言い聞かせてきたのに
「人手が足りないから、力を貸してほしい」
そういわれると断れないんです。
その一言で、あっさり、決心がふっとんだ。
でも、週の半分は休みだから
この春からは
私なりに新しい生活のパターンです。