よく読まれている記事一覧 | 猫好きぷ～の　その日暮らしDIARY

てんてんが弱点なのだった・・・* (o_ _)o 　コケ

　　実は私　このごろいよいよ精神の整理も一段進んだようでして気持ちはどっしりと、あまり動揺もなくなりました。自分の中に　きちんと自分本来の土台ができてきているように感じます。いやあ、毎日を過ごしていて　本当に楽です。よかったな～～♪ほくほくとか　言ってるのですが。そういう私にも　大きい落とし穴があるのでした！てんてんです。去年の冬はもう毎日のようにひどいテンカン発作を起こしていて、回復はもう無理かもしれない・・・覚悟しておかなくちゃ・・・と　危惧していたてんてんでしたが新しく行き始めた動物病院の薬が劇的に効きまして。夏以降は　お薬飲まなくても発作を起こさなくなりました。よかったな～～！と　ほっとしたわけですが。そこで　安心が続くほど　てんてんは甘くない。相変わらずの　外を放浪のヤサグレ猫であります。２週間ほど前からものが食べにくそうにしてまして、あれれ？口の中の具合が悪いのかな?また病院行かなくちゃならないかな・・・なんて思っていたのです。が、てんてんは家にごはんを食べにもどるだけだし、動物病院は北上市で、時間を見計らっていかねばならないし。で、行き損ねておりました。そのうちにほとんど食べられなくなってしまったのが、１週間前のことです。病院行かねば！明日もどったら　ひっつかまえて　病院行こう！と　思った翌日　てんてんもどってきません。ここで、私の心配スイッチがＯＮ！！になってしまったのでした。どうしたんだろう？具合が悪くなって、行き倒れていないだろうか？どこかにもぐりこんで眠ったまま　凍死しているんではないか？昨日　どんなに騒いでも外に出さなきゃよかったのに～～。とかですね。そうなると、昔のネガティブ回路が復活してきて、どうにも不安感が去らない。私は　一生のほとんどを　そういったネガティブなもののとらえ方で　生きてきたので、未だにそこにもどるのは簡単なんですねえ。てんてんはてんてんなんです。もう　若いころから　自分の自由に生きてきたので、たとえ行き倒れても　人様に頼らず生ききったぜい！と、誰に文句をいう猫ではない。それはわかっているんですが、私の中におせっかいで余計な保護者意識と所有者意識があって、それでもって　心配の網をめぐらせている。そういった　不安感と葛藤の２日間が過ぎて・・・・・てんてん帰宅でした。平気な顔して　もどってきました。ただ、相変わらず　食事がとりにくそうだったので、翌日キャリーに入れて　北上動物病院まで行ってきました。猫かぜとなにやらのウィルスに感染して　口の中が腫れたのでしょう・・・という診断で　注射２本打ってもらって、薬を出してもらいました。てんてん回復して　さっそく家出しております。昨日かえってきませんでした。そうして、心配ループはまだまだ続く。。。。。。。。* ・・・・(o_ _)o 　コケ　　　　

美しい顔

今さら、と言われることなんですが、当たり前のことなんですが人間ってその存在が中身が　顔に現われているんですよねぇ。ジョブズさんが亡くなったとき、アップルのホームページの表紙に使われたジョブズさんの写真を見て、なんていい顔だ！と思ったのでした。もちろん　素敵なハンサムなんだけど、それ以上に目の力強さ、ゆるぎなさ、意思の強さが出てますよね。それに少しちゃめっけも入っているかな？まっすぐに　行くべき方向に向かう姿勢が表れている。　　　私、今はお窓を使っているけれど、もともとはアップルのi Macが入門のマカーだったのでした。今も、ちょっとマックにもどりたい気持ちもあったりするです。。。。。そうして、もう一人、こちらも見るたびに　きれいな顔だなあ、と見とれる方がいます。インドのおじいさんですが。スピリチュアルティーチャー。特定の宗教というよりは、精神的指導者の立場の人なのでしょうね。ガンガジさんを追いかけていて、見つけた画像です。人に対する真剣さ、優しさ、包容力が顔に出ているように思います。　　　Papaji 私も　いつでも真剣であることに　照れない人間でありたい昨今です。

頭の中をめぐる呪文　その２

昨日　ブログを書きこんだ後で　私のカウンセリングをしていただいている　denshinbashiraさんから電話をもらいました。「大吉さん　それは違います。」ということで。頭の中の　「いやだ」の呪文ですが、それは、親から受け継いだ文言ではなくて、自分の中にしっかりと根を張ってそこにある『世間的な常識や　こうあるべきの思い込み　あれやこれやの縛り』などなどなど自分を不自由にさせている不要なものへ対する　自分自身の抵抗の言葉なのです。ということです。（denshinbashiraさん　この解釈でよいですか？）まずは、自分を不自由にさせているものを　見つけ解決すること。そうでなければ、また一時期楽になったとしても、いずれ足を縛るものがもどってきます、と言われました。なるほど～。ところで、話は変わりますが、このところの朝の站椿（タントウ・立禅　太極拳の訓練です）のおかげかどうか、自分の思考や感情を、ずいぶん自覚的に客観的にとらえることができるようになってきました。自分が何を考えているか、感じているか　前はそれにとりこまれてしまっていたのが、もう一人の自分がそこにある　「思考」「感情」を見ている感じです。それができるようになってから、それを手がかりに自分がなぜそう考え　感じるのかも　その奥までとらえる努力ができるようになりました。前よりも自分自身の構築の図がわかってきたというか。以前より　自分の問題に自覚的になったぶんだけ、解決法も見つけやすく対処しやすくなっているようです。そうったことをしているせいか、このごろは　他者の言葉や感情に　こちらが揺らいだり　影響受けたり　惑わされることが　減ったなあ！と思います。他者の状態に関係なく、自分の思っていることや　考えてることを出せるので　相手にとっては手ごわい人間になってきたかもしれませんね。今、人間にとって　一見悪いことに見えるものが　その奥深くを見ると　その人間にとって解決に導く　てがかりだったり鍵だったりすることが多い・・・って　そう思います。たとえば、今　ウツで苦しんでいる人が多くいて私の友人や知人にも　何人かいるのですが、その人たちは　そこを抜ける可能性があるがゆえにその不自由な状態にあるのだ。多分自分でそこを選んでいるのかも、とさえ思います。前はね、こうすればよくなるよ、とか　ああしろそうしろ　とか言いがちだったけれど、思う存分そこで苦しんで、自分で違う場面に行く覚悟が出来ない限り状況は変わっても　また同じ場面に出会うよね。って　放置できるようになりました。人間変わります。その気になれば、本当に変わる力があります！あとは、自分を信じることですよ。あ、denshinbashiraさんのブログですが、これから共依存について書かれるそうです。いろいろ勉強になりますので、もしよろしかったらお読みくださいね。　　　遺言

頭の中をめぐる呪文

読んでいるブログのいくつかは　心理学系のものです。カウンセラーの方が書いているもの・・・などですね。そのうちの一人　楽天でキャシー天野さんが書いてらしているブログの記事に　「おお！これはまさしく私のケース！」ってものがありました。こちらです。『しんどいけど頑張るって本当？』私ですね、いつも何かをしようとすると、即座に「いやだ　いやだ」「めんどくさい！」ってフレーズが　頭の中を駆け回るのでした。まるでマントラか呪文のようにね。小さい頃から　ずーっとそうだったと思うのです。それでも　若いときにはエネルギーの量が多かったのでしょう。そんなに苦しくなく　動くことできていたのですが、４０過ぎて田舎にもどって、あれこれあって心が淀んできて本当に　身体が動かなくなっていました。このごろ、人の頭の構成って　それぞれ違っているのだ、本当に違うのだ！ってことがようやく心底わかってきました。だから、頭の中にその文言のない人には信じられないだろうけれど、よそ目には　ただの怠け者　能無しに見えたかもしれないけれど、本人にしてみれば、ちゃんとせっせと動きたいけれど　動けないんだよ～～～っ！ってことが　あったのです。でも、それもそこにあるのが私という存在の必然と　どうしようもないものと　前は思っていたけれど、頭の中の思い込みは思い込みに過ぎず、自分で変えようと思えば　変わるものなんです。今はね、あれこれのテクニックを使って　その呪文が発動しないようせっせと自己暗示をやっています。だいぶ消えてきました。しかしなんですねえ。キャシーさんは、それ自体は悪いことじゃなくて、先祖代々そうして自分を守ってきた・・・って書いてらしたけど、多分そうなんでしょう。私の父はぱたぱた　嬉しそうに働く人だったので、私のこの呪文は母から受け継いだに違いないのですが。この「しんどい、いやだ、めんどくさい」のメリットはなんなのかなあ・・・と考えると。慎重であること。冒険せずに　じっくり動くタイプの人格を作る効果があるように思います。それからあれですね、指導者タイプには合わないけれど、部下とか下っ端用の性格ですよね。働きすぎずエネルギー温存できるように。まあ、私は自分の主人公になって生きていきたいので、この呪文はもういりません。めいっぱい　動き回れる人間になりたいです。ε=ε=ε=ε=ε=(o- -)oブーン

自我の壁を　超える

昨年の大晦日に　オウム信者で指名手配されていた人が自首して、またしばらくオウム関係の話題がテレビで取り上げられたりしていましたよね。もう１７年も昔の話になるのかぁ・・・と　時の早さに驚いたりもしていますが、地下鉄のサリン事件が起きててんやわんやの末に教祖がつかまり、テレビは毎日朝から晩まで　オウムの話題ばかり占めてましたっけ。当時も私は自由業で家の中で仕事をしてましたので、その話題を追いかけてテレビを実によく見ていました。いやねえ、展開も常識を超えてとてつもなかったし、正直言えば　出てくる信者の人たちが　（業界用語でキャラが立つと言いますが）実に個性的な面々ですごく面白かった。でも、興味本位で面白がってる気持と平行して　自分の中にどこか『もしかしたら、私もあっち側に行っていたかもしれない』って気持ち（怖れ）が潜んでいたように思います。友人と色々話していて　そんなことを言った覚えがあります。私は　若いころから自分の気持ちの中に　すかすかした空っぽの部分があることをわかっていましたし、なぜそうなのか、どうすれば　そのすかすかした気持ちを埋めることができるのか　知りたい、って思いを強く持っていました。おまけに変に正義感があったり、どこかにメシア的願望が潜んでいたりで、そういった新宗教もどきのターゲットに　ぴたり合ってる部分があったと。ただ、疑い深く　あまり宗教とか教えとかを信用するタイプでもなかったので、そっちに引っ張られることはなかったのです。おまけに　あの教祖さまは　あまりに美しくなかったし、信徒の人たちも偏って薄っぺらに見えたし、今考えれば　私はあそこに　はまることはありえなかったな、とは振り返って思います。私　臆病でなかなか行動せず　人のことばっかり伺っていたけれど、その分　モノごとが真実かそうじゃないか　勘が働きます。その勘は信用できるぞ、と　自分では思っています。で、その事件はもう二昔も前のことで今は時代が変わりネットで　人につながったりもできるわけですが。このごろ　足しげく通っているブログのひとつに　お坊さんのブログがあります。で、このお坊さま　どうも自我の壁を乗り越えて　自我を超えた世界を実感として毎日を実践しているらしい。（ちょっと口に出すのが気後れするけれど、いわゆる悟ったお坊さまなのでしょう）文章に　自我の淀みや汚れが感じられません。わかりやすいのですが、すっきりして　気持ちのいい風が吹きすぎているような文章です。　　風のたよりでね。伝統宗教は　人間を構築しなおすメソッドがきちんとできているわけだぁ、と感心するわけです。２５年前に　こういった情報に接することができていたら、あのオウムに取り込まれた人たちの幾分かでも、禅とか瞑想とか　本当に望むところへの道筋をつけてくれるものへ行くことができたんじゃないかなぁ。当時　瀬戸内寂聴さんが、既成宗教の怠慢！ってことをおっしゃっていたと思うけど　それは本当だったな、と思ったのです。ネットは本当にすごい、と　あらためて思います。今興味を持って調べれば　あっちにもこっちにも　『自我の壁』を乗り越えた人たちや　今そちらに向かって懸命に歩いている人走っている人たちがいることが見えます。精神の大きい変化の時代って　こうして進みつつあるのかもしれないです。

自分の『わくわく』を　基準にすると

「人生がときめく片付けの魔法」という本がベストセラーで話題になっていますね。読んでないのですが、内容をコンパクトにまとめてくれたサイトがあって、それを読んだとき、これは新しいな！今にマッチしているな！と感じたのです。今までも　カリスマ主婦の片付け本はたくさんあって、売れた本も多かったと思うのですが、コンマリさんの片付けの新しさというのは、捨てるもの取っておくものの分け方にあります。自分が「ときめく」ものを残し、ときめかないものは、まだ着られても新しくても捨てる。それを読んだとき、ああそうなのか～、と　なんか納得するところがありました。今までは、洋服でも１年着ないものは捨てる、とか、数を決めてそれ以外は片付ける、とかね。何をどうするか、その人の中ではなく、外側に基準があって、そのルールどおりに物事を整理すれば上手く行きますよ！ってのが、片付け本の教えていることだったのだと思うのです。でも、コンマリさんは、その基準が外ではなく、自分の中にあるんですよ。ってことを提唱した。それが、今の時代に合った方法だと私が感じた理由でした。多分ねえ、今までは物事は外側に正しいことやそうあるべきものがあって、その正しい道を進むのがよいこと、その道を上手に進むことがよい人生・・・とされていたように思います。（もしかしたら　私がそう思いこんでいただけかもしれないけれど）違うんですよねえ。人はそれぞれ感覚が違っていて、好きなものもどきどきわくわくするものも違うし、同じ人でも年齢によって、環境によっても変わってくる。その時々で　わくわくするものを選ぶことができるし、それが変わっても当たり前なんでしょう。私ね。ときめきで片付ける、モノをどんどん捨てるってことはまだやってないんだけど。この頃　買うものは気持ちが『わくわく』して　本当に欲しいと思えるものを買う、ってことを始めました。私、本当に地味が好きな人間でして。洋服を買うにも、自分の用途で好きな形で、だいたいこれくらいの値段で。って　そこそこの好みにあえばいいやってあたりで　で決めていたのです。悩んだり考えたりすることはほとんどなかった。で、１ヶ月前くらいから、家の中で着るフリースのジャケットが欲しいなあと思っていたのです。今までは○ニクロのフリースジャケットを着ていたのですが、それも４～５年着て古びて飽きてきたし、もっと古いフリースの上着は着心地は悪くないけど、灰色で今着たい気分じゃないなあ・・・と。明るく楽しい感じのが欲しかったのですが。自分が欲しいと思う感じのが全然見つからない。前だったら、もう考えずに　このあたりでいいや！って決めていたと思うのですが、今回は違う違う！って心が言うのです。で、昨日やっと買いましたよ。あったかい　フリースのホームウェアです。これもね。本当に欲しかったイメージとは　まだ　ずれているんだけれどでも、明るく楽しい模様で　まあいいかと。裏地もついていて着ていてとてもあたたかいし、なにより着ていて楽しい　わくわくがあります。家の中でここだけ浮いた感じ？かもしれないけれど、自分の気持ち優先ですから。(-^〇^-) ハハハハでも、自分の気持ちでモノを選ぼうとすると、物がほとんど買えなくなる！というのが新発見でした。本当に欲しい形が頭にあると、それ以外に心がＮＯを言うのです。私、今まで本当に欲しいものじゃないものを、どれだけ買っていたんだろうなぁ。。。と　考えてしまいましたよ。そうやって、テレビを見ているとＣＭが流れてきて、それもこれも　あってもなくてもいいものばっかで。おお、そうか　現代の消費社会は　こうやって　いらないものを買わせるシステムで　それで経済が成り立っておるのかぁ、と思ったことでした。自分の『ときめき』や『わくわく』を基準に　生活する人が増えると　日本の社会も変わってゆくような気がしています。

「ソロモンの偽証」　その後

いやはや、すみません。ソロモンの偽証　第３部まで読み終えてはいたのですが、映画を見てたり、編み物したり（腹巻を編んでみようと挑戦中です　笑）いろいろ気もそぞろに過ごしてしまっておりました。ぺこ <(＿＿)>さて、書かねばならぬ・・・と心に思っていた　ソロモンの偽証の結論ですが結局　萩尾望都さんのトーマの心臓とは違っていました。というか、真逆の終わり方でしたねえ。これから最終章を読む人もいるので、ネタばらしはしません。でも、まったくトーマの心臓とは無縁の小説だったのかというと、そうでもないとも思う。少なくとも柏木くんの自殺という事件が始まりとなるところや、神原くんとの精神的なつながりが事件へと結びついていったという展開や、まあモチーフとしてトーマの心臓が　宮部さんの頭の中にあったんだろうと私は推測しています。これくらいはよくあることで　それはそれでかまわないし、別な調理法を見せてくれて面白かったな、とも思います。ただね、コミックスはまだ手元にあるし、トーマの心臓　読み返すつもりなら読めるんだけどね。もう40年前近くになるのかなあ、週刊少女コミックでトーマの心臓が連載されていたのが。当時私は萩尾さんの熱心なファンで　疑問も批判もさしはさむことなく　彼女の描いたものはすべて良し！と思い込んだまま読んでいたのでしたが。今思うと　私　どうもトーマの心臓に納得できないところあったのでしたよね。当時から。だって、愛する相手のために　自殺するって、変じゃない？自分の人生を賭けて相手の意識を変えよう・・・って、当時はそんなこともあるのかなあ・・・ってところで止まっていたんだけれどね。今わかったのです。それはうそ。そんなことしちゃいけない。相手をコントロールするための道具に自分の命を使ったということですよ。だから、どんなに美しくストーリーが展開し　ユーリがトーマの気持ちに寄り添うようになったとしても。それは絵空事なんだろうなあ。それやこれや。ここまで来て、私にもようやくいろんなことが見えてきたかもしれない。映画についても　あれこれ書いてゆきたいです。おいおいね。（笑）