2007/03/11(日)16:53
特別な猫
猫好きの人ならわかってくれるだろうか…。
猫が大好きで、ながーく色々な猫とつきあってきて…その中でも『特別な猫』っていたりすることがある。
私にとっては、雑種の大吉がそうだった。大切で大切で、自分の宝物だと思っていた。それが思いがけず病気とわかり、看病する間もほとんどなく死んでしまったのが3年前の7月。
まだ5歳にもなっていなかった。
辛くて悲しくて自分の真ん中にぽっかり穴があいたようだった。
穴をかかえたまま、うわっかわだけで生活してるって、毎日を感じていた。
5ヶ月くらいして、ひょんなことからタビが家に入り込み…それくらいからかな…?痛みから少しずつ目を離し始めたのは。昨日、楽天のお友だちののらねこさんの日記を読んで、その頃の自分がまざまざともどってきてしまったのだった。
のらねこさんの…大切な特別の猫福ちゃんが天使になってしまったのだそうだ。
のらねこさんの気持ちを思って何もいえなくなってしまっていた。落ち込んだまま、夜中に絵を描き続けていたら花ちゃんがこたつから出てきて、私の横に座り込むの。
大丈夫?って顔をして。
普段そんなことしないのに、何かを感じたんだね。
大丈夫だよ…ってなでてあげる。 大吉に出会えて本当によかった。
大吉のおかげで、どんな命も大切なんだ、命って光なんだってわかった。
いっそう他の猫たちを大切にしなくちゃ…って思ったんだよね。
別れはいつかは来るけれど、でも出会えていっしょにいて幸福をもらったことは忘れない。思い出の大吉は今でも私の宝物だからね。 シニード・オコナー:Nothing Compares to U