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★『名港盃』は、兵庫勢のワンツースリーの上位独占。
ある程度の覚悟はありましたが、やっぱりショックでした。 ということで、久しぶりに鉄道のネタです。 この3月のダイヤ改正でラストランとなった『鮮魚列車』のことを、 元運転士として取材を受けました。 以前の記事となりますが、このブログでは紹介しておらず、いずれ リンク切れになりそうなので、自分の保存用に記事を貼り付けさせ てもらいました。 『デイリースポーツ』さんのサイト。 こちらは秘蔵写真?付きで。 『通過待ちで差し入れ、意外なあだ名も…運行終了の「鮮魚列車」 元運転士が語る思い出』 日本で唯一残る行商専用列車だった近畿日本鉄道の「鮮魚列車」が13日、 ラストランを終えました。半世紀にわたって、伊勢でとれた新鮮な魚介類 を大阪まで届け続けた列車。その知られざる姿を、かつて車掌・運転士と して乗務していた男性が語ってくれました。 三重県の一岡浩司さん(58)。1980年に近鉄に入社し、83年から名張列車 区の車掌、86年から運転士として、鮮魚列車やアーバンライナーなどに乗 務。今は異例の転職をし、笠松競馬場の公認予想屋をしています。 一方、鮮魚列車は「伊勢志摩魚行商組合連合会」の貸切列車として1963年 に運行を始め、日曜祝日を除く毎日、宇治山田から上本町までを1往復運 行し、新鮮な海の幸を届けてきました。 -運転士さんや車掌さんにとってはどんな電車だったんですか? 「車掌時代は正直、普通の電車より気が楽でしたよ(笑)。なんせ、切符 を売らなくていいし、クレームもないですから。行商人は男性が大半で、 魚が入った大きなカンカンや荷物をたくさん持ってね。上本町駅では通常 一番奥まで入るんですが、鮮魚列車だけは市場に近いように随分手前に停 車させていたんです。駅に着いたら、窓を開けて荷物を下ろす人もいまし たね」 -愛された電車だったんですか? 「ええ、そうですねぇ。運転士の間では、88年にデビューしたアーバンラ イナーに引っ掛けて『フィッシュライナー』と呼んでたんです(笑)。 鮮魚列車は朝5時ごろに宇治山田駅を出発して、ゆっくりゆっくり走る。 特急待ちがあるんで。のんびり運転できるので『明日は俺フィッシュライ ナーやわ』とか言って喜んでいましたね」 -一番古い車両にも乗務されたご経験があるとか。 「私が乗務していたのは初代と2代目だったと思います。初代は戦前の車 両を改造して使っていて、かなり古いものでしたけれど上手に使っていた と思います。ただ、他の電車に比べてブレーキが効きにくくて…。下り勾 配が続くと気を遣いました。トイレも無かったので、どうしても間に合わ なければ連結部で…という人もいたのか、ホロが臭うことも。 今では考えられませんが…昭和ですよね(笑)。でも誰も何も文句言わず、 多少急制動でも『ごめん』と一言で済んでいましたね」 -行商人の方々も昔はたくさん乗ってらしたんでしょうね。 「私が経験した中では、入社したころはまだたくさんのお客さんがいまし た。1日100人ぐらいですかね。でも最後は10人ぐらいになった。気のいい 人ばかりで、夕方の帰りの電車は一日の仕事を終えて帰るだけなので車内 で一杯やってる人も寝てる人も。午後6時半ごろかな、榛原駅で15分ぐら い通過待ちをするんですが、その間にホームの後ろの方に呼ばれてお刺身 やらスナック菓子やらもらったこともありました。『運転士さんも、ほれ』 なんて。晩飯が入らんぐらい食べさせてもらったこともありました(笑)。 昭和の最後らへんかな。本当に、今なら絶対に許されないでしょうが、 そんなのどかな時代でした」 一岡さんは、1990年からは特急の運転士になったため鮮魚列車の乗務から は外れ、その後、スカウト(!)され笠松競馬場の公認予想屋に転職。 「大黒社」としてテレビなどにも出演しており、「せっかくの人生、やり たい仕事をやりたい、と思ってね」と笑います。 退職後も朝、競馬場に行くときに、桔梗が丘駅で鮮魚列車が止まっている のをよく見かけていたとか。「桔梗が丘は停車駅なんやけど、ドア開けて 0.1秒ぐらいで閉めるんです(笑)。それでも開けるのは一応、ルール上 そうなっているから。でも乗務していた当時もその後も、降りる人も乗る 人も見たことがない。ずっと昔の全盛期には乗り降りする人もいて、その 名残だったのかもしれないですね」と話します。 近鉄によると、14日からは一般車両の最後部に鮮魚運搬専用車両を連結し て運行し、現在の鮮魚列車は「伊勢志摩お魚図鑑」というラッピング車両 に生まれ変わるそうです。運行最終日の13日、ツイートにかつての鮮魚列 車のスジ(鉄道運行図表)や停車駅などを記したカードの写真を投稿した 一岡さんは「これで最後とは、寂しいね。自分にとっては乗りたかったし、 乗るのが楽しかった列車だった。せっかくなら一緒に写真を撮っとけばよ かったなあ」と名残を惜しんでいました。 (まいどなニュース・広畑 千春) 退職最後の日は、アーバンライナーネクストの試運転でした(青山町車庫にて) ★変則的な開催が続いてますが、名古屋けいば『湾岸スターカップ シリーズ』は31日の金曜からです。 西日本ダービー指定競走となる『湾岸スターカップ』は8月5日です。 お休みを頂いている笠松けいばの次開催は8月10日からです。 (古田聖人・笠松町長さんのツイッターによると無観客競馬が続行) いろいろ感慨深い第3回・笠松グランプリのポスター(黒ゆりさん提供) ★最後にネットでの予想のお知らせです。 現在、スマホでも見られるe-SHINBUN(イー新聞)さんの電子版 やコンビニさんのマルチコピー機での予想の販売もしています。 また1レース単位でも購入いただけるnetkeibaさんでも予想を しております。 名古屋・笠松全レースと園田のラスト3レース を配信中です。 予想はレース前日の夜10時15分頃にアップ する予定ですが、 コンビニのマルチコピー機での予想の配信は、それより20分 ほど遅れます。 では、よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年07月30日 12時12分07秒
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