炭化の実験
先日紹介しました炭化装置ですが、ちょくちょく実験をしております。まず炭化装置とは、従来の焼却炉とは異なり、炉内に空気を送りこまないで、処理物の熱分解の力を利用し、最終的に”灰”ではなく”炭”として取出す装置のことをいいます。それまでリサイクルがあまり出来なかった”灰”も、”炭”にすることで様々な分野でのリサイクルが可能となります。炭にするということは、それまで焼却によって水と二酸化炭素に分解してきたものを、炭素として固定して残すということです。これはいわば、今問題となっている二酸化炭素削減に有効と言えるでしょう。そこで、これができたものです。わかりますか?そうこれは皆さんもよく利用しているとおもいますが、割り箸です。形もそのままで、炭になっています。こちらはダンボールです。燃やしていないためこのようなきれいな形で出てきます。只今、この装置で出来た炭を利用した商品を開発中ですので、出来上がり次第お知らせします。