株は、おそらく多くの初心者が退場だろう。
米株の難平候補をピックアップしていて2018年末のA株の取捨選択をした時の事を思い出したが、まああの時と同じ位酷い。推察だが日本人の中国株投資はあの時ほとんどが退場したのだろうし、今回米株・日本株もほとんどが退場だろう。これほどの暴落に耐えられる精神を持つ人は多くない。相場の世界は地獄絵なのだが、散歩をしていて感じる実世界はまだこの暴落が伝播していなくてお気楽だ。しかし、これは確実に実世界に伝播する。日本経済がいつまでもつものやら。リーマンショックの時の様に低β銘柄が無いので資金捻出に苦労するが、ニューエコノミーから遠い方から切って行くしかない。結局日頃の詰めが甘い所でギリギリ詰めて取捨の名前の通り残すか捨てるか決めなければいけない。A株はあれから1年ちょっとで何銘柄か買い戻したが、間違ったら買い戻すだけだ。まあ米株はADRを除いて242銘柄持っているから切りまくっても大した事は無い。私はこういうのが趣味だからこういう時期に弄るが、慣れない人はほとぼりが冷めるまで見ない方が良い。私もリーマンの最悪期は見なかった。1年経てば元に戻していると半分冗談を言う人が居るがだいたいそんなものだ。ジェットコースターは振り落とされない事が肝心だ。蛇足だが、選手の交代は起こるからオールドエコノミー銘柄は戻らない確率が高い。これを読んでまだそんな物を持っている人は居ないだろうが。相場はレバレッジさえ掛けなければよほどのぼろ株でも持っていない限りやられる事は無い。これを見ていた人はN社の株なんて持っていないだろうが、ほとんど1998年の破綻の時の株価になってしまった。とにかく、大きく反発しそうだとかいう様な変な助平根性を持たず、優れた企業の株を買い持ちする事だ。