区切りの勝利三連発!
こんにちは。隔週月曜日、今日の担当は㈱耳目社の百瀬です。先週は笠松競馬の実況を担当しました。開催の直前、所属騎手2名の新型コロナウイルス感染が主催者より発表され、初日から多くの騎手変更が実施されるなか始まったシリーズでしたが、関係者の尽力もあり、無事、全日程開催することができました。先週の地方競馬は、全国的にそうでしたが、笠松競馬も売上は非常に堅調で、開催4日で22億円越えと、天井知らずどころか、更に伸びが増した印象です。そして調教中の怪我で戦列を離れていた渡邊竜也騎手が初日の1Rから復帰。乗り替わりだった、その日の4Rトーセンオリジンで復帰早々に白星を挙げると、2日目は終盤戦の3連勝を含む、1日6勝の固め打ち!『笠松競馬に渡邊竜也あり!』戦列復帰を鮮やかにアピールしました。また開催最終日の1月28日には調教師の区切りの勝利が三連発!第8Rは後藤佑耶調教師が通算200勝(ルヴィアス号)、第9Rは笹野博司調教師が大台の通算1000勝(シークロム号)、さらに第10Rは愛知の角田輝也調教師が、前人未踏の通算3800勝(アドマイヤムテキ号)に到達しました。各調教師ともあと1勝、リーチで迎えた開催最終日。角田師はメインRだけでしたが、笹野、後藤佑両師は1Rから出走させていました。前半戦から惜しいレースもあり、「もしかしたら今日中に達成しないかも…」と、不安がよぎる時もありましたが、後藤佑調教師が200勝を達成すると、それに続けとばかりに笹野師、角田師も区切りを達成。「2度あることは…」とは言いますが、こうも続くのは珍しいですよね。私も実況で言わねば、と朝から構えていましたが、同じようにこの時を朝からスタンバイしていた、笠松競馬広報担当O氏と東海地区で活躍する谷口カメラマンと共に三連発には驚きつつも、すべてが開催中に達成されたので、ホッと一安心、と言った感じがしました。さて、各調教師にそれぞれ区切り到達のコメントを頂きましたので、ご紹介致します。(取材は主催者の許可を受け、感染症対策等を配慮の上、実施しました)後藤佑耶調教師初出走:2017.6.16(笠松5R)ダンシングハルク初勝利:2017.8. 2 (笠松1R)キチロクエンパイア(6戦目)通算成績(200勝達成時):1,234戦200勝(2着166回)重賞勝利:1勝まあ、通過点だと思っています。(これを勝てば200勝ということは)はい、分かっていました。(勝った馬は)人気でしたが、なかなか脚元の難しい馬で、使う以上は勝ちにという気持ちでしたが、まずは無事に、と。(200勝までのペースについては)どうですかね…笠松は色々ありましたけれど、もう少し順調に重ねられればと。今後は大きいところを勝てる馬を育てて行きたいですね。(所属の長江騎手については)もちろん上手くなってくれればいいんですが、まずは怪我が多いので、ちゃんと回ってくるように、これから経験を重ねて、最低限人気通りに着順を持ってこられるジョッキーになって欲しいですね。(主催者提供)笹野博司調教師初出走:2012.6.12(笠松6R)メイショウミカワ初勝利:2012.6.28(笠松9R)カネトシグレース(3戦目)通算成績(1,000勝達成時)6,729戦1,000勝(2着927回)重賞:16勝今日は中々勝てなくて『こりゃダメだ』って思ったけど、(勝ったシークロムについては)ちょっと自信あったんですよ、ハナに行ければ。だから『何が何でもハナに行け』って指示しました。今日も馬場も向きましたね。(改めて1000勝について)去年、開催の自粛があったので、本当はもっと早く達成したかったですけれど、今開催には決めたいと思っていたので、それが達成できて良かったと思います。(これまでを振り返り、印象に残る事は)やっぱり一番最初、トウホクビジンで姫路(第9回姫路チャレンジカップ)で重賞勝ってそれもまだ開業して3か月ぐらいだったので、早くに重賞勝たせてもらいました。最初の頃は"ビジンちゃん"で、最近ではストーミーワンダーですね。(最期は)怪我で残念でしたけれど、色んなレースに連れて行ってくれたし、またストーミーワンダーのような馬を作りたいですね。(所属の渡邊竜也騎手については)怪我があったりで、去年は満足な結果ではなかったと思うけれど、今開催乗り出してから、『勝ちすぎじゃないか』っていうくらい勝ってますからね、少し出来すぎじゃないですか(2日目に6勝の固め打ち)。怪我さえなく1年頑張れば、いい結果は付いてくると思うし、笠松リーディングだけでなくて、もっと全国的にアピールできるように結果を出して欲しいですね。(笹野調教師自身の今後の目標は)全国リーディングというのが、1番の目標にしているところなので、そこを目標に、全国区になるような馬を育てたいですね。自分は27歳までピザ屋の店長していた変わり者ですが、社会人としての経験は調教師になっても生きてると思います。本当に最初は馬も厩務員さんもいなくて、僕一人で仕事初めて。その原点から厩務員さんも騎手も増えていって、自分一人じゃ何もできないので、みんなの支えがあってここまで来られました。正直ここまで早く1000勝に到達するとは(始めた当初は)思っていなかったので、それが達成できたので感慨深いです、皆さんのお陰ですね。(主催者提供)(1000勝の"1"ポーズ)角田輝也調教師初出走:1999.1.17(名古屋9R)チップクン初勝利:1999.1.20(名古屋2R)ユキホンザン(3戦目)通算成績(3800勝達成時)15,550戦3,800勝(2着2,559回)重賞:76勝たくさんの馬主さんに応援して頂き、積み重ねたものと、ファンの皆さんの期待に一つでも応える為に頑張ってきました。まだまだ中間点ですけれども、もっとたくさん皆さんの期待に応えられるように頑張りたいと思います。(主催者提供)3名の成績は笠松競馬、名古屋競馬の各ホームページに詳細が出ていますので、必ずご確認下さい。謙虚な様子で"通過点"と話す後藤佑耶調教師。1000勝を感慨深げに振り返った笹野博司調教師。そして前人未踏の区切りの数字を「中間点」と位置付けた角田輝也調教師。勝ち星もキャリアも全く異なる3名でしたが、自身の数字の達成感以上に、期待に応えた安堵感の方が勝っているような印象でした。これから先、どこまで数字を伸ばし、また新たな活躍馬を送り出せてくれるのか、注目です。区切りの勝利、おめでとうございます!さて先週の山中アナウンサーの投稿で、少し"振られた"感じがありましたので、次回は未だかつて世に公表されたことのない「あの」リーディング2021を発表したいと思います!次回は2月14日にお会いしましょう!