地方競馬の楽天競馬|日替わりライターブログ

2007/02/04(日)22:10

この1週間。

小山内 完友(15)

 いろいろな事があったので、かいつまんで書く。  もちろん先週は川崎開催であるから、毎日の業務は川崎の新聞を作ることがまず1番なのだが、それと平行して『APS通信』という、全国公営競馬専門紙協会の会報を製作していた。タイムス紙タブロイド4ページであるから、原稿さえ揃えばさっくりなのだが、原稿を依頼した全国の大先輩方が存分に書き論じて下さった結果、大幅にオーバー。もちろん、素人じゃないから、その辺は無理繰り詰めたが、見栄えがあまりよろしくないと、副会長(弊社社長)より突っ込まれ。なんとか勘弁してもらった。  NARグランプリ2006に来場される方は、地全協様のご厚意により、受付のところに毎年置かせて貰っているので、勝手に持っていって欲しい。毎年、総会終了後pdf化して、日刊競馬のサイトのどこかでダウンロードできるようになっている(はず)。ここ数年、廃止の話題ばかりで明るい話題など少しもなかったのだが、今年もいきなり会長の稿が「正念場を乗り切れ」だから、推して知るべしだが、一昨年の高崎廃止の原稿ほどではないが、今年も生々しい話題満載で、ボカすのに苦労した(笑)。しかし、新聞作りながらこの手の印刷物を平行して作るのはシンドイ。おかげで休みなしになった。  佐々木竹見カップジョッキーズグランプリは面白かった。このレースはC2、C1あたりでこのレースに出すための馬を、3開催くらい前から選抜レースを組んで選んでいるから、かつての全日本リーディングジョッキー競走や、各地で行われている騎手戦と比べて能力差が少ない組み合わせになる。例年「をっ!」と思わせる騎乗があり、大概その騎手が優勝する傾向にあるのだが、今年は7Rのマイスターチャレンジ、武豊騎手だった。  行きたい馬が多く、それゆえ差し、追い込みで決まりそうなレースだったのだが、意外にも落ち着いた。武豊騎手は、スタートがあまり速くないヤマテプログレスでさっと番手を奪い、しかも、仕掛けのタイミングがひじょうに難しいヤマテプログレスで、まさにジャストミートのタイミング。もう7Rだけで優勝といっていいだろう。結果はコチラ。  ちなみに、武豊騎手の日記にもある通り、翌日の川崎記念当日は、かなりご機嫌麗しかった。  その川崎記念。半信半疑ながらもアジュディミツオーに◎したのだが、残念2着。しかし、6馬身差の2分14秒2っていうのはどうよ? という感じ。確かに調整も予定通りで上積みあった。体は増えていたとはいえ、冬場はいつもこれぐらいだから心配ないのだが、今ひとつ物足りない。やっぱり骨瘤の影響なのか? ヴァーミリアンは完勝、逆にアジュディミツオーは完敗といっていい。  もう既に話題になっているので、黙っているのもなんだかなと思うので書くが、大井の外国出走経歴馬導入の話。12月の半ばに軽種馬協会の偉い人からお話を伺い、年明け、大井の番組担当者からお話を伺っていた。これって平成11年(12か13年だと思っていたが、古谷さんに11年だ、と聞いた)に出た「特別区公営競技振興対策協議会」の第3次答申に盛り込まれていたことで、当然皆知っているかと思ったが、案外知らなかったようだ。  我々専門紙に関して言えば、「来た玉を打つ」仕事なので、主催者が「やる」と言えばやるし、「やらない」と言えばやらない。反対する権限はない。なので、やる事になったら、粛々と馬柱を作る事になるだろう。自分の一存では決められないことだが、JC程度の柱は作れるし、問題ない。番組担当者と密談(雑談)した時に、「フランスみたいに公式成績で10着以下を完走か不完走かしか出さないところとかどうすんの?」みたいな話はしてきたが、それもあるところにはあったりするので、たぶん大丈夫だろう。  まあ、それ以上の事は知らないが、柱は載るし、攻め馬も載るし、当然調教試験もある。談話は日本人の調教師だし、格付けも聞いた限りでは問題なし。我々的にはそれほど怖がることも嫌がる事もないと思う。まずやるかやらないかが決まって、そして実際馬が来て。それからで全然間に合うし。  白毛馬ハクバノデンセツがデビューした。新聞を買った人は気付いているかもしれないが、番組がかなり怪しい(笑)。ゲラ出た時に「なんじゃこりゃ~」と叫びましたよ(心の中で)。たしか、アズサドリームの時もこんな番組があったような気もするが。しかも枠もいい枠だ。よって打ちました◎。現場で古谷さんに「◎打ってるー!」って言われましたよ、ハイ。そして結果。やっぱ、競馬って公正だな(笑)。年末のホワイトクリスマス賞(か、ホワイトホース賞)目指して、頑張って欲しい。っていうか、たぶんレースの方がこの馬に合わせて組まれそうな気がする。大井でそんな例が昔あったし。  そして今日、インパーフェクトとフリオーソが、共同通信杯に出走した。さすがかよこさんと古谷さんだ。しっかり取材している。取材章を忘れて(っていうか見つからなくて)、普通にスタンドから観戦していたどっかの誰かさんとは大違いだ(笑)。1月に更新した後、カメラのバッグに仕舞いっ放しだった。フリオーソは見どころなかったが、インパーフェクトは直線向いて、外に引っ張り出さなければならなかった位置取りがなければ、もっと上にこれたかもしれない。  そして今週はNARグランプリ2006だ。今年も小ネタ収集の密談頑張るぞー。

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