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カテゴリ:高橋 華代子
こんにちは。先週に続きまして、牧場の話題です。
実は先日、ウェブハロンで連載させて頂いている気になるあの馬は・・・で、アラブのマリンレオの話題をご紹介しました。こちら。本当に強いお馬さんだったんですねぇ、しみじみ。今は12歳です。 マリンレオが今暮らしているのが、北海道沙流郡日高町の川端正博さんの牧場です。こんな感じのかわいい看板が目印です↓ ハロンにも書いているように、今は功労馬として余生を過ごしているレオですが、子守りのお仕事もしています(笑)。1歳の芦毛君(ビンゴガーネット2007)の運動量を豊富にするため、一緒の放牧地に放されているんです。こんな感じでいつも一緒↓ すごい目つきしながら、じゃれてるし(笑)↓ レオにも、こんなエピソードがありました。1歳の頃、川端さんの牧場では牡馬がレオのみ。1頭だけで放牧地に放すと運動量が少なくなってしまいます(やっぱ、牡馬は牡馬同士、牝馬は牝馬同士放しますからね)。で、ご近所で懇意にしている目黒牧場さんにも牡馬がいたため、しばらくの間レオは、目黒牧場さんに留学(笑)?に出ていたそうなんです(川端さんのところには、レオの代わりに目黒牧場さんの牝馬が留学(笑)?に来ていたそうですよ)。 現役時代からそんなに大きい馬ではなかったんですねぇ。460キロ台くらい。デビュー時なんて、436キロ。今は530キロから40キロくらいあるそうですよ。栗毛の体がまぶしかったぁ。 牡馬で、いや、牝馬でも、自分の生まれた牧場さんに帰るって本当に少ないと思います。そういう中でまた帰ってこれたというレオは、本当に幸せなお馬さんだなぁとしみじみ考えさせられました。 レオ君、これからもちゃんと芦毛君の面倒を見るんだよぉ(笑) ここでちょっと予告なんですが。次のウェブハロンの気になるあの馬はでは、13歳で北海道スプリントカップを制してダートグレード競走の最高齢優勝記録を保持しているオースミダイナーをご紹介する予定です。すでに20歳になりました。 北海道沙流郡平取町の清水牧場さんで悠々自適な毎日を過ごしていますよ。 詳しいことはまたその時にお伝えしますね。ほんと、元気そうだった! 北海道に行くたびに、私の同期生(笑)?オリオンザサンクスに会いに行くんですが、今回も。日高郡新ひだか町の荒木克己さんの牧場で過ごしています。朝もやの中、放牧地を動き回るサンクス。絵になる光景でしたよん。 サンクスも12歳になりましたが、引き続き種牡馬として頑張っています。数少ないチャンスから、確実にモノにしていますね。今年は何と言っても、九州ダービー栄城賞で、産駒のオリオンザナイトが完勝。ダービー馬からダービー馬。しかも、サンクス父さんと一緒で逃げ切りだったし。もう、ゴール前は倒れそうになるくらい興奮したことを覚えてますよ(苦笑)。 サンクスと同僚なのが、栃木の怪物ブライアンズロマン。サラブレット最多勝記録43勝という金字塔を打ち立てたことでも知られていますよね。今は17歳になりましたが、相変わらずいい雰囲気を漂わせていて元気いっぱいでした。(ブライアンズロマンの会で余生を見守っています。詳しいことはこちら) こういう2ショットがさり気なく見られちゃうというのも、地方競馬ファンにはたまりませんよ。(手前がサンクスで、奥がロマン) で。実は・・・先日、トーシンブリザードのことをお伝えしたばかりではあったんですが、その後急きょ、トーシンも仲間入りすることになったそうなんです。 トーシンブリザードは今後、荒木克己さんの牧場で功労馬として余生を過ごすことになりました。 っていうか、南関東史上初4冠馬のトーシンブリザードと南関東変則3冠馬のオリオンザサンクスとサラブレット最多勝記録43勝の栃木の怪物ブライアンズロマンが一緒に暮らしていくなんて・・・地方競馬ファンには豪華過ぎる空間なんですが。 さて。明日はJBCですねぇ!!!南関東勢無事に頑張って~!地方競馬応援ネットワークが運営しているJBC物語。私もコラムを書かせて頂いています。「ジュンとコウタ」。浦河の笹島政信さんの牧場の同期生、フジノウェーブとグレートステージの話題です。幼少時代、一緒に放牧地で遊んでいた2頭がこの大舞台で対決できるなんて、すっごいことだと思いませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月02日 09時06分25秒
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