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2009年09月26日
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カテゴリ:竹之上 次男
 旅立ち、門出というのは、春に相応しい感じがします。

 卒業式がある春は、お別れの歌がよく歌われます。

 ぼくがすぐに思いつくお別れの歌は、おニャン子クラブの『じゃあね』なんです。

 当時、中高校生だったぼくは、『夕やけニャンニャン』をよく観てましたわ。

 ちなみに、会員ナンバー18番のあんまりパッとしなかった永田ルリ子が好きやったりしましたね。


 兵庫県競馬組合では、毎年9月の終りに、調教師勇退式が行われます。

 秋にお別れの季節がやってくるのです。

 今年の勇退調教師は、斉藤裕調教師と、利国雪城調教師。


 利国師は、2007年の3歳三冠戦線にユキノアラシを送りこみ、見事二冠を達成します。

 若いころはボクシングジムに通っていて、腕っぷしの強さは折り紙付き。

 かなりのやんちゃだったそうで、数々の武勇伝を競馬界に残しています。

 そんな利国先生ですが、実は後輩の面倒見が良く、頼りになる親分肌。

 ぼくにも優しく気遣いをしてくれる人でした。

 残念ながら、この度の勇退式には出席されず、戦績発表だけのお別れになってしまいました。

 一方の斉藤師は、何と言ってもベストタイザンでの活躍が最も印象に残ります。

 志半ばでこの世を去った、兄の斉藤尭師から託されたベストタイザンを、重賞8勝、兵庫を代表する馬までに成長させたのです。

 人柄が素晴らしく、いつもニコニコしている斉藤先生。

 取材に行っても、全てをさらけ出すように、包み隠さずなんでも答えてくれるんです。

 その喋り方も、管理する馬への愛情がこちらに伝わってくる喋り方。

 ずーっと話を聞いていたくなります。

 そんな先生たちが勇退することに、寂しさを感じずにはいられませんが、戦いの場を離れて、次なる人生を歩まれていく先生たちを拍手でお送りしたいと思います。

 最後のレースとなったこの日に、4頭の管理馬を出走させた斉藤師。

 何れも有力視されている馬で、師の有終の美を飾る舞台は整ったといえます。

 ところが、思い通りに行かないのが競馬というもの。

 3Rは2着(1番人気)、5Rは3着(1番人気)、6Rは11着(4番人気)と、健闘するも、あと一歩及びません。

 そして迎えた斉藤師の最後のレース(8R)。

 勇退式で司会をしたぼくですが、改めてお礼を言いたくて、調教師ルームに会いに行き、最後のレースを一緒に観戦することにしました。

 出走させるのは、ファイナルヘヴン(牝4・大山真吾騎手)。

 「最後のレースにファイナルって馬名はすごいやろ」

 と無邪気に笑って、斉藤師はレースに臨みます。

 同馬は、目下のところ5連続連対中で、絶好調。

 昇級戦も勢いで突破しそうな雰囲気です。

 スタートが切られ、大山騎手は気合いを付けてダッシュをきかせます。

 「それ(大山)真吾行け!もっと行け!」

 と師が発するのを聞いたのか、大山騎手は2番手まで上がって行きます。

 2番人気に支持されていた同馬ですが、実は気になる存在がいました。

 1番人気のコスモトノ(セ5・吉行厩舎)です。

 中央デビューで、船橋を経て、兵庫に移籍。

 移籍後は強烈な末脚を武器に、圧倒的な強さで4戦4勝。

 そんな馬が控えている状況。

 先に仕掛けてアドバンテージを広げておきたいところ。

 逃げていたベストスクワートルの脚色が鈍るのを見て、3コーナーから仕掛けていき突き放しにかかります。

 5番手いたコスモトノは、これに素早く反応。

 3番手まで押し上げ、難なくついてきます。

 4コーナーで馬体が合った両馬。

 懸命に逃げ込みを計るファイナルへヴン。

 「真吾!真吾!」

 と鞍上の大山騎手を応援する声を挙げたのは、なんと周りにいた調教師たち。

 みんな斉藤先生に有終の美を飾ってもらいたいという気持ちなんです。
 
 しかし、それを容赦なく捉えたコスモトノはどうしようもなく強く、2馬身差をつけられての2着となってしまいました。

 「しゃーないな」

 屈託のない笑顔で、調教師人生の幕を閉じられた斉藤先生。

 ガッチリ握手を交わしました。

 本当にお疲れ様でした。

 これからも楽しく朗らかにお過ごしくださいね。

 機会がありましたら、呑みにでも行きましょうね。

哀愁を帯びる背中
(自身最後のレースを見つめる斉藤裕調教師)


 余談ですが、そのあとコスモトノに乗っていた田中騎手に、調教師ルームでは完全アウェーであったこと伝えると、

 「ぼく空気読まれへんから」

 とニヤッと笑って去って行きました。

 コスモトノにかなりの手応えを感じているようでしたよ。

 ちょっと注目ですよこの馬は。

 

 利国雪城調教師、1944年2月22日生まれ。

 1978年12月2日初出走。

 戦績:8905戦867勝 重賞8勝


 斉藤裕調教師、1943年10月11日生まれ。

 1973年6月22日初出走。

 戦績:9916戦1052勝 重賞13勝

※戦績は、中央競馬を含む。

〓Weeklyトピックス〓

★また北野騎手、野田学厩舎~園田PC~

 9月24日(木)園田競馬場では、重賞レース『園田プリンセスカップ』が行われ、2番人気のアートオブビーン(牝2)が、逃げ切り快勝。今年の2歳戦初のタイトルを手にしました。
 
 鞍上の北野騎手と、管理する野田学調教師は、9月2日の『園田チャレンジカップ』に続いて、重賞2連勝となりました。

 「他の馬が行かないんなら、ハナに行こうかと思って行きました」

 他馬の動きを見る余裕があるぐらいの好スタートで、結局ハナに立ち、レースを引っ張ります。

 ペースを落として引きつけておいて、向正面半ばから少しずつペースアップ。

 他の各馬をふるいにかけるかのような逃げです。

 1番人気のラッキーガーデン(牝2・森澤友厩舎)は最初は5番手に取り付き、徐々にポジションを上げて、一旦は3番手に上がります。

 しかし、4コーナーでは少し突き放され、4番手に後退。

 さらに直線に向くところで外に膨れてしまい、その差が大きく広がってしまいます。

 内ラチ沿いを周ったアートオブビーンは、直線でさらに突き放し、結局3馬身差を付けて快勝。

 2着には追い込んだ金沢の4番人気クラピカンハマー(牝2・宗綱泰厩舎)が入線し、3着には渋太く追い上げた10番人気サイバーモール(牝2・橋本忠厩舎)が食い込む波乱。

 1番人気のラッキーガーデンは5着に敗れてしまいました。

 勝った北野騎手は、ゴール50メートル手前あたりで早々と手が挙がります。

 「実はあまり調子が良くないんじゃないかと思っていたので、勝ててむちゃくちゃ嬉しいです。正直、前回(園田チャレンジカップ)よりも嬉しいです」

 園田移籍後初重賞だった前回よりも嬉しいというのは意外だったんですが、デビュー前から育てた馬の重賞勝ちは、本当に嬉しかったんでしょうね。  

 2歳重賞路線がこれで開幕。

 このあと、『兵庫若駒賞(10/29)』~『兵庫ジュニアグランプリ(11/23)』~『園田ジュニアカップ(12/31)』と続いて行きます。

 今度は牡馬陣も参戦。

 平松厩舎のフィオーレハーバー(父ゴールドアリュール)、ハイパーフォルテ(父クロフネ)。

 碇厩舎のタガノパンデミック(父タガノサイレンス)が有力視されそうです。

 園田の熱い2歳戦に、どうぞご注目ください。

★保利良平騎手、勝利で引退の花道

 保利良平騎手(31)が騎手が調教師補佐試験に合格。

 9月29日付けで免許が交付されるため、騎手としては9月24日が最後の騎乗となりました。

 この日の2Rが最終騎乗。

 騎乗するのは、父の保利良次厩舎所属のマイネルゼーゲン(1番人気)。
 
 スタート後は中団に付け、速いペースとなった向正面で徐々にポジションを上げて行きます。

 4コーナーで先頭に並びかけ、直線はあっさりと抜けての快勝。

 自身最後となる騎乗を、見事勝利で飾ってみせました。

 「デビューしたころや、大きなレースに騎乗したことなどが頭に浮かんできました。最後の騎乗は、これまでの全てを活かせるように、一生懸命追いました」

 ゴール板を過ぎた後、検量所付近で見守る関係者や家族に向かって左手を挙げて応えます。

 「4年前に落馬した影響で、視力の低下があり、このときに騎手を辞め、調教師になろうと決意しました」

 これからは調教師補佐として、父の厩舎を支え、そしていつの日か保利良平厩舎を立ち上げようとするまだまだ若い31歳。

 これからの活躍を、どうぞご期待ください。


 保利良平騎手 1978年6月27日生まれ

 1996年10月8日初騎乗

 戦績:4154戦288勝(中央含む)

★木村騎手、第2ステージ進出ならず!

 「Super Jockeys Trial2009」第1ステージが、9月25日(金)船橋競馬場で行われ、我が兵庫代表として臨んだ、目下リーディング独走中の木村健騎手(34歳・西川厩舎)は13着、11着と何れも下位に甘んじ、総合13位で残念ながら第2ステージ進出を逃してしまったのです。

 何が残念かというと、第2ステージは園田競馬場で行われるのに、そのホスト騎手である木村騎手が参戦できないってのが、とにかく残念なのです。

 結果は結果として、素直に受け入れなくてはなりません。

 でも、ショック…。

 言い訳がましいことなんですが、実は木村騎手は、レース2日前の9月23日(水)に落馬、左手を馬に蹴られ負傷していました。

 骨には異常はなかったようですが、打撲と診断。

 馬に蹴られたわけですから、ただの打撲であるはずがありません。

 それでも痛みは快方に向かい、多少の腫れはあるものの、騎乗に支障はないとのことで参戦を決意しました。

 「何がなんでも、このレースだけは絶対に参加する!」

 という強い信念がそうさせたのでしょう。

 結果としては、ものすごく残念ですが、来年また木村騎手にこのチャンスが巡ってくれば、もの凄い執念の炎を燃やして向かうでしょうから、皆さん注目でっせ。

 「Super Jockeys Trial2009」第2ステージは、10月15日(木)園田競馬場で行われます。

 また、その騎乗馬公開抽選会は、10月12日(祝月)に行われますので、こちらもご注目ください。

★きょうは阪神、あしたは福山

 ぼくはこれから阪神競馬場でイベントがあります。

 ヤングジョッキーズトークショーの司会進行をします。

 先週は、新人騎手の國分恭介騎手と、松山弘平騎手とのトークショーでした。

 今回は、デビュー丸2年のおふたり。

 浜中俊騎手と、藤岡康太騎手です。

 どんな話が飛び出すかは、どうぞ現場でご確認ください。

 最終レース終了後、パドックで行いますので、皆さまお集まりくださいませ。

 そして、その足で、福山に乗り込んで、あすは福山競馬場で実況です。

 アラブ系最後のレースを実況します。


 名古屋JBCまで、あと38日。

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最終更新日  2009年09月26日 13時15分40秒
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