楽天競馬
地方競馬の楽天競馬|日替わりライターブログ  楽天競馬ブログ 12762883 ランダム
ホーム | 日記 | プロフィール

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

楽天競馬ライター

楽天競馬ライター

フリーページ

楽天カード

2010年05月29日
XML
カテゴリ:竹之上 次男
 『兵庫ダービー』(6月3日)で本命視されているフィオーレハーバー(牡3・平松厩舎)に騎乗予定だった木村健騎手が、腰痛を発症。乗り替わりとなってしまいます。

 代役は板野央騎手(いたのひさし・28歳)となりました。

 板野騎手と言えば、2008年『JBC』当日の最終レースで、キーポケットという1番人気馬に騎乗して、重賞『兵庫クイーンカップ』を最後方から豪快にマクって勝たせた、あの騎手です。

 クレバーな騎乗で、ソツのないレースぶりが魅力です。

 ですから、突然の騎乗依頼でも難なくこなしてくれるでしょう。

 とはいえ、今回はプレッシャー満開やと思います。

 だって『ダービー』に、大本命の馬へ突然の騎乗依頼ですからね。

 しかもテン乗りやもんなぁ。

 板野騎手はクレバーな乗り方をしますが、それには確かな技術と、しっかりとした判断力、度胸が要求されます。

 全てを満たすからこそのクレバーな騎乗。

 やっぱり大丈夫でしょうね。

 騎乗するフィオーレハーバーは、管理する平松調教師、騎乗した木村騎手、平岩騎手が口を揃えて「賢い馬」と言うように、悪いクセもなく、折り合いもつく乗りやすい馬。

 十分力を発揮できそうですな。

 そんなフィオーレハーバーと僚馬のハイパーフォルテが併せ馬で追い切りをしました。

 レースからは8日前ですが、これが実質的な本追い切りとなるようです。

西脇トレーニングセンター

馬場:やや重

5F 65.2
4F 49.2
3F 36.6
2F 24.6

(ハイパーフォルテがクビ先着)

 前走時とほぼ同じ時計で、状態は非常に良さそうですよ。

 現地で時計を採った競馬キンキの伊藤トラックマンの見立てでは、脚色はハイパーの方がよく見えたそうです。

 それはそれで、面白味が増しますねぇ。

 いよいよ6月3日に迫った『兵庫ダービー』

 今年はどんな結末が待ち受けているのでしょうか。

 どうぞご期待ください!!

◆『兵庫ダービー』予備登録馬一覧

フルゲート12頭

1  フィオーレハーバー (板野)
2  ハイパーフォルテ (田中)
3  タガノバロット (坂本)
4  ホクセツロマン (未定)
5  オキナワノペガサス (永島)
6  フウリンカザン (大山)
7  タガノパンデミック (未定)
8  ブリリアンストーム (未定)
9  ホワイトランナー (川原)
10 タガノフライト (下原)
11 アーモンドケーキ (未定)
12 アンファンユニーク (未定)
13 シャーククレセント (未定)
14 シャムシール (未定)
15 ヒノクニシンゴ (未定)

〓Weeklyトピックス〓

★木村騎手が腰痛再発

 さて、やはり気になる木村騎手の容体です。

 騎手の生命線とも言われる腰。

 腰痛を持つ騎手は数え切れないほどいて、いわば腰痛はジョッキーの職業病とも言われています。

 それは特に、乗れるジョッキーに多いような気がします。

 50数キロの負担重量を背負って疾走する競走馬たち。

 できるだけ負担を軽くさせたいもの。

 同じ負担重量でも、騎手によっては、馬が感じる重さが違うとも言われます。

 馬の負担を軽くするということは、それだけ騎手自身が、自らに負担を強いていることに他ならないわけです。

 ご存じ木村騎手は、押しも押されもせぬ兵庫のトップジョッキー。

 パワフルで豪快。それでいて繊細な騎乗ぶりの木村騎手が、腰を痛めないはずはありません。

 以前にも腰を痛めた経験もある木村騎手にとっては、願い下げの再発だったわけです。

 いまは絶対安静との医師の判断ですので、とにかく静養中。

 このあとの騎乗に関しては、週明けにも正式発表されますので、それを待ちましょう。

 花も実もある木村騎手なので、兵庫県にはなくてはならない存在。

 早期の復帰を祈りましょう。

★下原騎手、地方通算1000勝達成です!!

 先週の火曜日にリーチがかかった1000勝の大台。

 水、木と勝ち鞍がなく、下原理騎手(32)のメモリアル勝利は今週にお預けになっていました。

 そして迎えた今週は、5月25日(火)に7鞍に騎乗。

 きょうは決めるでしょう!

 そうじゃないと、ぼくと吉田さんは、ホンマにうるさいで♪

 この日初戦の3Rでは5着。その後に迎えた4Rの新馬戦は断然の1番人気に支持されたパレットキャットに騎乗。

 ここで決めるのかなぁ、理(おさむ)ちゃん?

 ところが、結果は4着と敗退してしまいます。

 でもこれは仕方のないところ。

 スタートを決めてハナを主張するも、他馬が競りかけて4頭がもつれる格好。

 一番内側にいた同馬は、いきなりの実戦で外から被せられる形。

 加えて今週の馬場は砂の補充があり、内側が重たかったのです。

 その内に閉じ込められながらのレースで、デビュー戦としてはいささか気の毒な展開となってしまいました。

 次に迎えた5Rも新馬戦。

 今度は2番人気のユキノトップガン。

 ここもスタートを決めて先行争いに加わります。

 やや外目に進路を取り、1番人気のキングロッキー(大山騎手)を内に閉じ込めに行こうという作戦。

 ただ、スピードの違いで道中は2馬身ほど置かれてしまいます。

 それでも4コーナーで追い付き、直線勝負に持ち込みます。

 このときの勢いは完全に抜け出せると思わせるものでした。

 なんやぁ、ここで決めるんかいな、おさむちゃ~ん。

 ほな、ぼくもちょっとテンション上げて喋るでぇ~!

 と思ったら、大山騎手が内から差し返しをみせるではありませんか!

 最後はわずかにアタマ差で、キングロッキーが勝利していました。

 新馬戦及び、2歳戦に強い下原騎手のことですから、どちらかで決めるのではないかなと思っていましたが、やっぱり競馬は簡単には勝てないってことなんですね。

 次に騎乗した7R。結局ここで決めたのでした。

 騎乗したのはパチャールマニス(2番人気)という馬。

 道中は後ろから2頭目のポジション。ゆったり構える作戦です。

 レースは、やや速い流れとなり、後方に位置する下原騎手にとっては絶好の展開。

 さらに3コーナー手前付近で、中団グループの馬が前に並びかけて行き、ペースが落ち着く気配がありません。

 馬群からは少し離れたところを進んでいた下原騎手も、徐々に前へ接近していきます。

 4コーナーで完全に射程圏に入れ、あとは差し切るだけ。

 ここで前半に温存していた末脚が生きてきます。

 大外からアッサリ抜けて、鮮やかに1000勝目のゴールを迎えます。

 14年7ヶ月での1000勝達成です。

 「いい馬に乗せてもらったわりには、あまり勝ててなかったという思いです」
 
 そんなことはありません。期待以上の結果も数多く残しています。

 「関係者の皆さんにいい馬に乗せていただき、ファンの皆さんに応援していただいて、こうして1000勝の記録を達成できたことは、本当に幸せだと思います」

 と、あくまで謙虚な下原騎手。

 それでいて、謙遜しすぎる嫌味もなく、人柄が表れています。

 「次の目標は、きょうあと1、2勝することです」

 笑顔で答えるも、ここでは勝負師の眼差しが光ります。

 その日の残りの騎乗で宣言通りとはいきませんでしたが、翌日に3勝、翌々日は1勝と勝ち鞍を重ねていきます。

 本人は口には出さないも、2000勝は狙っているはず。

 師匠の寺嶋調教師が現役だったころや、兄貴と慕う岩田康誠騎手のように、ゴールデンジョッキーカップ(2000勝以上の騎手が対象)参戦を、狙っているに違いありません。

 今度の1000勝は、これまでの半分以下の期間で決めてしまうように思えます。

 期待しましょう。

 ちなみに『兵庫ダービー』では、下原騎手はタガノフライトに騎乗します。

 『菊水賞』上位馬が強力なのは十分承知の上ですが、彼なら何かやってくれそうな気がします。

 “ダービージョッキー”の称号を2度も受けている“慣れ”は強みですよぉ。

何故か満面の笑みは大柿騎手

 1000勝のポーズを二人がかりで無理やり作ってもらいました。

 お手伝いをしてもらった大柿騎手(写真右)があまりに嬉しそうな表情をするので、手だけでいいよとは、ついぞ言えなかったぼくちゃんでした…。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年05月29日 15時59分50秒
[竹之上 次男] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.