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2012年01月31日
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カテゴリ:坂田 博昭

 それを事前に承知していなかったこと自体が大変申し訳ないのですが、最多勝記録をかけて走る福山のモナクカバキチが昨日出走していたことに、NHKの夜9時の全国ニュースを見てあとから気がつきました。

 

 今回は、休み明けのレースと言うことでむしろ注目される一つのきっかけだったのかも知れませんが、NHKでしかもいわゆる「全中」で流れるというのは、やはり非常に大きな影響力があります。報道ですから、競馬の側で取り上げられる「テイスト」を指定したりは出来ず、内容についてはもっぱら取り上げてもらう方に委ねるしかないわけですが、そのことの「意味」をある程度きちんと捉えつつ、福山が置かれている状況についてもおぼろげに匂わせるような造りになっており、私としては好感が持てる内容だったと感じました。

 この手の報道があると、やはりファンも含めた「競馬側」の人の中には、現実とか、競馬側で考える「あるべき姿」を表していないということに違和感とか、場合によっては不快感を感じる向きがあるかも知れません。しかし、こうした報道というのは言ってみれば「鏡」のようなもので、その姿が実際にどのように映っているか、どのように映ることが広く世間の興味や共感を呼ぶかということをそのまま私たちに伝えてくれているような気もします。例えば、13歳馬が走り続けていることについての認識とか、競馬場にいる人がみんなモナクカバキチを応援に来ているわけじゃないだろ!ということとか、言い始めれば色々と気になるところも、「外から見たらこういうこと」とむしろ新鮮な目線と捉える方が、後々のためにはいいことなんじゃないでしょうか。

 何より、話の方向性があくまでも「最多勝を目指す」という前向きなところにありますから、話の「スジ」がいい。だから、こうして広く報じてもらえる題材になり得るのでしょう。かつて、果てしなく負け続けている馬が驚くほど世間を騒がせたことがありましたが、本質からもかけ離れたあの手の話が結局どれだけ「タメ」になったかということを考えれば、何と言うか話の「正しさ」みたいなものは、確固たる形で耳目を引き続けるためには必要なのだということも、今回のNHKの報道を見て確信することが出来ました。

 

 来年度も存続が決まったという福山競馬。存続条件がただ一点「収支の均衡」というのでは、まだこの先も綱渡りが続くことは間違いありません。今回の話がその「収支」という面でどれだけ寄与するかと問われれば、それは答えに窮するところもあります。おまけに生きている馬のことだけに、モナクカバキチこのあといつまで現役馬として話題を提供し続けてくれるかはわかりません。むしろ、その点にあまり期待してはいけないのかも知れません。

 しかし、あくまでも「場所として」の公営競技場がそこにあり続けるためには、そこに何らかの方法で「人が集まる」ということが、絶対的な条件。そのためには、こうして広く耳目を惹きつける話題は必要ですし、そうしたことを広く知ってもらう努力や取り組みも、欠かすことが出来ません。
 その点に関しては、まだ公営競技業界はやれることが山ほどあるはずです。馬にも頑張ってもらっている分、人もそれを無駄にしないように頑張らなければいけない。私はファンであることも含めて「競馬側」の人間ですが、そのように思えたことも今回のNHKのニュース報道を好意的に捉えることが出来た要因です。

 

 馬が頑張ってくれている間に、私たちが何とかしなきゃいけない。
 福山にあってモナクカバキチが伝えることは、そういうことなんじゃないかと私は思っています。






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最終更新日  2012年01月31日 23時45分00秒
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