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2012/03/28(水)17:49

ばんえい開催終了 パート1

小枝 佳代(382)

 最終3日間、あの3日間だけ雪が降り寒い寒い帯広競馬場でした   春のコートもたった2日着て、また冬仕様に。クリーニングに出してなくって良かった。  2011年度のばんえい競馬は、一昨日26日(月)に154日間の開催が終了しました。 ばんえい記念の前日ながら既に帯広入りをしている本州ファンも多く、レース毎の声援もいつもよりひときわ響いていたようです。 そんな中、イケメン新人島津新騎手が、第5R ブルーホマレ号に騎乗しデビューから1年3ヶ月で100勝を達成しました。  「通過点ながらも一つの目標が達成出来ました。来年度は更に飛躍します」と喜びを話していました。                      (主催者 撮影)  写真にもあるように、どおして今? と言うタイミングで雪になり、翌日のばんえい記念は寒い!と覚悟しました。 25日(日) 朝、矢野アナと合流し競馬場へ。 事務所へ伺って一日のスケジュールを頂きました。  私は早速1Rから場立ち予想担当。スタンド1階中央に設けられたスペースでトーク開始です。  急遽来られなくなった古谷さんを除く5人が2~3人づつ全レースの場立ちを行ないました。 雪の影響で軽馬場になったこともあり、先行馬や障害巧者に的を絞れました。 スタジオ担当やイベントなど、5人フル活動の一日でしたね 池田高等学校の吹奏楽部の皆さんが、レースの合い間に数曲づつ演奏しました。寒い中にも係わらず一生懸命笑顔一杯の演奏でした。 女子部員が多く、その姿に「いや~かいらしいなぁ~」と目尻を下げる古林先生も 可愛らしかったです 4000人を超えるファンが来場した中で、陸上自衛隊第五音楽隊のファンファーレ(ばんえい記念だけは、以前の重賞ファンファーレと現在のファンファーレが連続で編曲されています)が、高らかに響き9頭のゲートインが始まりました。 5.1%で行なわれたばんえい記念。 1トンのソリも軽馬場に乗ってそれぞれがすんなりと第1障害をクリア。 (ホッカイヒカルがちょっとだけ手間どりましたが・・・) 流石の軽馬場、フクイズミも先頭からあまり差の無い好位に付けていました。  迎えた第2障害、ニシキダイジンがいち早くトライ。 フクイズミ、トモエパワー、ナリタボブサップも続きます。 何度か脚を止めながらもいの一番にクリアしたのはニシキダイジンでした。 ナリタボブサップが2番手で下り あとは開いてフクイズミが3番手で降りました。 ニシキダイジンは2障害以降一度も脚を止める事無くゴールへまっしぐら。 2番手のボブサップが何度も止まる間にフクイズミが追い上げゴール前でボブサップを捉えました。   最後のゴールインとなったトモエパワーにもファンの惜しみない拍手が贈られました。 有終の美を飾ったニシキダイジン、鈴木恵介騎手はスタート地点で「最後だから頑張ろうな」と声を掛けたそうです。  何度リーディングトップになっても、ばんえい記念を制していなかった恵介騎手にとっては最高のレースだった事でしょう。 レース後のインタビューでも「ようやく一流騎手の仲間入りが出来たと思います」 と。  あの名ジョッキーだった義父の鈴木勝提騎手もなしえなかった嬉しい勝利です。      今年の勝ちタイムはは2分34秒0 でした。  勝ったニシキダイジン、そしてフクイズミとトモエパワーは現役を退き、種牡馬・繁殖牝馬としての生活を送ります。  沢山の感動をありがとう  この日の夜は、日本馬事協会による23年度優良農用場生産者表彰があり、多くの関係者が出席しました。  例年のように、イレネー記念・黒ユリ賞に出走した馬の生産者を表彰しました。 パーティーの中で島津新騎手が紹介され、インタビューも行なわれました。  多くのファンに見守られた今年のばんえい記念も無事終了。 最終日26日(月)の話題は、次週パート2でご報告いたします 

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