2012/09/15(土)17:33
オオエライジンだけではない
園田競馬実況、竹之上次男です
先週の記事(トピックス)を再更新しています。
内容は、本場馬入場曲に関してのことです。
新楽曲のタイトルは『Night Run』です。
夏の間はグリーンウッドトレーニングで鍛えられ、リフレッシュして帰ってきたオオエライジン。
9月13日(木)の秋初戦は、断然人気に応えて圧勝でした。
プラス21キロの馬体。
陣営は「太く造ってください」とグリーンウッドのスタッフさんたちに伝えていたそうで、少し重めで帰ってきたのは計算通り。
ただ、そこから調教を行ったにもかかわらず、まったく絞れず出走となったのです。
「首や背中に肉がつくとなかなか取れにくいのですが、そこにかなり肉がついてしまって…」と橋本助手。
正直なところ、追い切りが足りないかなという状況で、やっぱり太目だったようです。
それでも、向正面からマクってあっさり先頭。
直線は「次のことを考えて」と木村騎手は気合いを付けて、後続をさらに突き放して9馬身差。
やっぱり次元が違います。
今後は目標通り『東京盃』(10月3日・大井競馬場1200m)に向かいます。
「今回は結果を残さないといけないですから」と、兵庫No.1のプライドがそう言わせます。
皆さんも期待を持ってご注目ください。
そんな橋本忠男厩舎ですが、オオエライジンだけではありません!
あす、金沢競馬場で行われる『オータムスプリント』(1400m)にエーシンビーセルズ(牡6)とワールドハンター(牡8)が出走します(シンボリバッハ(セ8・吉行厩舎)も出走)。
ナムラダイキチという金沢新王者が立ちはだかりますが、どんなレースができるか楽しみです。
ナムラダイキチと兵庫の馬との力量比較がある程度できる、格好の物差しとなります。
他にも同厩舎はオープン馬の宝庫で、先日『摂津盃』を勝ったエーシンアガペー(牝5)も順調で、次は10月10日の『姫山菊花賞』で重賞連勝を狙います。
4月以来休んでいたエーシンブランも9月20日(来週の木曜日)に復帰します。その後はこちらも『姫山菊花賞』を視野に入れています。
後述しますが、2歳のエーシンクリアーが認定レース連勝で3勝目。移籍初戦のホクザンルージュの驚異の追い込みなど、話題に事欠きません。
オオエライジンだけではない!と僚馬の荒い鼻息が聞こえてきそう。
〓Weeklyトピックス〓
★ギャロップ再び
やっぱり、ナイター競馬は雰囲気が良い!
レースもアツい!
ジョッキーたちは口々に「気持ち良い!」と言います。
ファンの皆さんの歓声も大きくて、活力になるんだそうです。
是非、毎週金曜日は園田競馬場にお越しいただきたく思います。
ナイター2週目のイベントでは、漫才師ギャロップのおふたり、そのだ金曜ナイターのイメージキャラクター、チェルシー舞花さんが登場!
メインレース予想も含めて、大いに盛り上げてくださいました。
ギャロップのおふたりは、園田では2度目の出演。
林さん(写真右から2人目)は競馬が大好きで、かなりのキャリア。ただ、競馬番組でもお馴染みになるぐらい、あんまり当たらないんだそうです…。
相方の毛利さん曰く「当たりそうな言い方をしよる」とのこと。
つまり、予想に説得力があるってことなんですよね。
でも当たらんというのはよくあることです。
知識と経験が必ずしも活きないのが競馬なのです。
毛利さんは競馬の経験はほとんどありません。
前回のイベントでは、ビギナーズラックを狙うも、あえなく撃沈…。
今回もまだビギナーズラックがあると信じて馬券に挑戦です。
2回目はもうないんですけど…。
先輩芸人、シャンプーハットのてつじさんの買い方を真似たという、1頭軸、相手5頭のマルチ買いをされます。
その一頭をぼくに決めてくれと言われたので、お勧めとして挙げたのがエイシンエンブレムという馬でした。
しかし、残念ながら先行争いをするも、道中故障でもしたかというくらい失速して、大差のしんがり負け
毛利さん、本当にごめんなさい
陣営に話を訊くと、屈腱を痛めたとのこと。そう言えばこの馬も橋本忠厩舎。きょうはハシチュー祭りやがな♪
あっ、もちろん林さんもガチでハズしてはりました
★舞花くん登場!
そのだ金曜ナイターのCMをご覧いただけたでしょうか?
お世辞にもスタイリッシュとは言い難い作りですが、何度も観ているうちにボディーブローのように効いてくるのです。
そういう効果のあるCMです(地方競馬全国協会の馬主募集のCMは、いつまで経っても受け入れにくいものですが…)。
とりわけ、チェルシー舞花さんの何とも言えないキャラクターが、心をくすぐるのです。
イメージキャラクターとして抜擢された舞花さんですが、競馬経験はゼロ。
でも、実際はそういう人にこれから来てもらいたいという主催者の思いもありますから、それに合致しているとも言えます。
予想に関しては、「なんとなく名前の響きが良い」ということで決めたマイネルタイクーンが3着になり、一頭軸マルチにすればビギナーズラックとなっていたことでしょう。
雑誌やテレビなどでも活躍するモデルのチェルシー舞花さん。
アメリカ人と日本人のハーフ。
透き通るような碧い目で、ジッと見つめてお話をしてくれます。
魅力のある方ですよぉ!
★父、アンクルスーパー??
実況の三宅アナも、こんな馬いたかなぁ?と思いながらの勝ち馬が何の産駒かを紹介。
調べてみてビックリ!
なんと同馬の産駒は9月14日園田競馬第3レースを勝ったウインクルチャチャ一頭のみ。
そしてこれが初勝利で、産駒勝ち上がり率100%を達成です!
アンクルスーパーは2006年まで競走馬として活躍していました。
最後は障害レースを走っていたようですが、平地ではれっきとしたオープン馬。
重賞の『中京記念』、『福島記念』でともに2着した経験があります。
そう言えば聞いたことないでもないなぁという曖昧な記憶。
それでも、たぶんぼくは馬券の一枚でも買うたことがあると思うんです。
ウインクルチャチャはJRAデビューで、芝の新馬戦で3着するという素質の高い馬。
その後も3着が3回(計4回)あるように、なかなかの能力の持ち主。
デビュー前の妹2頭は、ともにアンクルスーパー産駒。
ちょっとブレイクするかも知れませんよ。
POGをされる方は、気にかけてみてはいかがですか?
★パドック解説、きょうの解説者は誰?
初めて園田競馬に挑戦しようと思っても、何を買っていいのか分からない。そもそも仕組みが分からない。
そんな方には、是非とも全レース行っているパドック解説をお聞きいただきたく思います。
必ず当たるとは限りませんが、ある程度の参考にしていただけるかと思います。
その解説者のシフト表です。
↓ ↓ ↓
ナイター競馬を実施する金曜の後半は、色んな人に解説してもらいたい、色んな解説を聴いてもらいたいとの思いで、シフトを組みました。
来週のナイター時の解説は、競馬キンキの中司トラックマンです。
(編集済み。間違って、瀬藤記者と書いてしまっていました)
★認定勝ち馬紹介
エーシンクリアーが2勝目なので割愛します。
次も認定に使うかもとのこと。他陣営が戦々恐々としています。
なので、他の馬に注目。
このレースで離された最後方から3着に追い上げたホクザンルージュ(牝2・橋本忠厩舎)の末脚にはビックリ!
JRAからの移籍馬で、勝ってもJRAの特指競走には出走できないのですが、出すレースがないのでしょうがない。
母のホクザンプリンセスは兵庫デビューで、新馬戦2着。
その後4連勝で重賞『姫路プリンセスカップ』を制した素質馬。
重賞7勝を挙げ、兵庫県年代表馬にも輝いたホクザンフィールドは叔父にあたります。
ですから、走る血筋です。
今回はプラス30キロの馬体であの走り。
今後、使い込まれてどう成長するのか注目です。
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来週の金曜日のナイターイベント、ゲストは坂口正大JRA元調教師です。
今週、下見に来られたほど、熱心に取り組んでくださいます。
素晴らしい方です。お楽しみに。
来週のブログでは、そろそろ『ボツネタ集』をと思っています。