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2013/09/14(土)17:14

松浦政宏騎手1000勝達成!

竹之上 次男(729)

 土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です!  松浦政宏騎手が、1000勝を達成!  デビューから22年4ヶ月、10401戦目でメモリアル勝利となったのです。  9月12日園田競馬第5レースで、自厩舎の野田学厩舎のエンブレムゴールに騎乗し、7番人気の低評価ながら大混戦となったゴール板前で、わずかに抜け出して見せました。  野田学調教師は「まさか勝てるとは思わなかったなぁ…」と驚きの表情。  「でも、まだ1000勝か…って感じやな。ホンマやったら2000勝ぐらいしててもおかしくない腕やもんなぁ」と彼を倍額で評価。  松浦政宏騎手は、一度競馬界を離れた経緯があります。  ところが、勤めていた会社が倒産し、再び古巣に戻ることに。  野田学厩舎で厩務員として従事するも、師の勧めで騎手に返り咲いたのです。  4年余りのブランクがありながら、確かな技術は健在で、彼の性格同様派手さはないが、玄人好みする渋い騎乗で唸らす。  「嬉しいです。勝ったのは分かったんですが、勝ったと思って勝ててなかったときがあるので、喜びをこらえました(笑)プレッシャーはそれほど感じてなかったんですが、周りから言われ続けて、あと3勝ぐらいから意識してしまっていました。1000勝は良い馬に乗せてくださっている周りの方々のお蔭ですので、感謝しています。これからもひとつひとつを大事に、いい結果を出せるよう頑張ります!」  この人のレースぶりの特徴は、後方からの追い込み。  例え最後方にいても、不気味に感じて目が離せません。  追い込みと言っても、ただ単に直線勝負に懸けるというわけではなく、道中じっくりと構えて、馬の呼吸に合わせて進出するスタイル。  だから、ときにマクリ気味に上がって行くこともしばしば。  身体もコンパクトで、馬に吸い付くような騎乗法。  まさに、騎手になるために生まれてきたような男です。  なのに、一時期競馬界を離れていたのが不思議でならない。  「いろいろあって…」とインタビューで口を濁しましたが、本当にいろいろあったわけです。  そんな松浦政宏騎手が、1000勝という勲章を手にし、これからさらにその腕で多くのファンを魅了してくれること期待します。  本人の声は、9月16日(祝月)のラジオ関西『競馬レポート』(558kHz 17:43~17:50)の時間にお届けする予定です。 ◆松浦政宏騎手 1973年12月1日生まれ 39歳 初騎乗:1991年4月29日 愛称:まっちゃん 戦績:10409戦1001勝(中央3戦0勝) ※9月13日終了現在 重賞13勝 〓Weeklyトピックス〓 ★木村騎手情報 兵庫県競馬組合からの発表記事(抜粋)  木村 健騎手(園田 西川精治厩舎)は負傷のため8月8日より騎乗を取りやめていましたが、10月2日から復帰できる見込みになりました。 【木村 健騎手コメント】  ファンの皆様にご心配おかけしています。  負傷した右肩もだいぶよくなり、少しずつですが朝の調教騎乗も始めました。 今後さらにリハビリを続け、10月2日から復帰したいと考えています。   療養中は、「早く乗りたい」、「ファンの皆様に早く会いたい」そればかり考えていました。復帰後は皆様の期待に沿えるよう頑張ります。  これからもご声援よろしくお願いいたします。  と発表されました。  ぼくも本人の声を聞くつもりでいたのですが、タイミングが合わず会うことができませんでした。  もちろん肩の痛みはあるものの、いたって元気だそうです。いつもの木村騎手と、なんら変わらない姿だということです。  パワフルな木村騎手の復帰を心待ちにしましょう!  そして、同じく休養中の松浦聡志騎手も、10月2日の復帰を目指しているという情報も入って来ました。  筋膜性腰痛と診断され、思いのほか復帰に時間がかかってしまっている松浦聡志騎手にも、熱いエールをよろしくお願いします! ★エーシンクリアー、古馬戦初対戦、初勝利!  昨年の2歳王者エーシンクリアーは、3歳になって剥離骨折で戦線離脱。  三冠路線は『兵庫ダービー』には間に合うも、8着と惨敗してしまいます。  その後3歳オープンで勝利を挙げるも、初遠征となった大井競馬場の『黒潮盃』では、良いところなく大敗…。  出直しとなった12日のメインレースでは、初の古馬との対戦となります。  準オープン(A2)といえども、歴戦の古馬が相手だけに、易々とは勝たせてくれませんでした。  スタートは少し甘く、6番手を追走。  勝負どころで追い上げて行くも、いつものようにズブい面を見せて、思うように差を詰められません。  4コーナーでもまだ5番手!  残り100m付近でもまだ5番手!!  ところがゴール寸前、ハナ、ハナの大接戦を制して勝利するのです!!!  レース後の田中騎手の話。  「勝てると思いましたよ。諦めずに追ったら最後にまた伸びてくれるのが分かってましたから。それを知らなかったら、諦めてしまってたかも(笑)1400mは、ちょっとこの馬には忙しいですね。もっとゆったり運べる距離で、きょうぐらいの位置取りだったら、もっと楽に勝てるんですけどね」  古馬に勝って、同世代のユメノアトサキ、モズオーロラに後れをとっている分の巻き返しをしてもらいたいですね。  そうなれば、一層園田競馬が面白くなっていきますもんね!  なお、次走は笠松の『岐阜金賞』(10月10日)の予定だそうです。   ★荒尾旅日記~予告編~  荒尾競馬場が廃止になってもうすぐ2年。  現在は『BAOO荒尾』として、地方競馬の場外発売所(JRAも発売)となっています。  そこへ、先日『BAOO鳥取』に行ったように、荒尾にも園田競馬ハンソク隊(販売促進部隊)として乗り込みます!  9月29日(日) BAOO荒尾  『園田競馬ジョッキーによるトークショー&JRAスプリンターズS大予想!』  今回の参加騎手は、54歳ながら現在全国リーディングトップに君臨する川原正一騎手。  そして、競艇大好きだが、やっぱり競馬が大好き大山真吾騎手!  気合いを入れて、前日から乗り込みます♪  行きの新幹線から盛り上がりそう!!  否っ、ファンの皆さまとお会いできるのが最大の喜び!  当日は園田の魅力をたっぷりとお伝えし、さらにその日に行われる『スプリンターズS』の予想も行います!  川原、大山両騎手に任せなさい!! ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆  先週、大日本プロレスの関本選手に痛めつけられた借りは、キッチリ返させていただきました。  やられたらやり返す!それがわたしの流儀。  笹田(騎手)に八つ当たりだ!!

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