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2013年12月09日
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カテゴリ:奥村 武
奥村

皆様のおかげをもちまして、調教師試験に合格しました。

今後とも精進して参りますのでよろしくお願いいたします。


さて、今週は周囲の競馬ファンから寄せられた疑問にお答えします。

友人が一口出資しているクラブ法人馬主のお馬さんが登録頭数が非常に多かった特別競走に出走を予定しておりました。

しかし特別登録馬が極めて多かったため出走の可能性がとても低いと思ったそうです。

ところが「ハンデ優先」によってそのお馬さんはその競走に優先的に出走出来ることとなったそうです。

ではこのハンデ優先とは一体。

特別競走のうち負担重量がハンデキャップによって定められる競走があるのは皆さんご存じですよね。

いわゆる「ハンデ戦」というやつです。

このハンデ戦は特別登録馬が出そろった日の翌日、つまり大体は月曜日ですね。

その日にハンデキャッパーが登録馬の競走成績だけを基準にどのお馬さんにも勝利の機会が均等になるように設定します。

ハンデ優先を決定するにはその定められたハンデキャップ重量に年齢によるアローワンス、南半球産馬のアローワンス、性差によるアローワンスを全て加算します。

まずハンデ優先を理解するためには、この「アローワンス」という考え方を知る必要がありますね。

ではそのアローワンスとは。

1.年齢によるもの

5歳以上馬に対する3歳馬、4歳馬がその成長の差を考慮して減じられる重量のことです。

2.南半球産馬

日本を基準にすると、半年遅れて生まれるのでその競走が行われる時期によって成長の差により減じる重量となります。

3.そして牝馬

牡馬よりも2キロ減量となっています。

この3つの減量されている重量をハンデとして定められた重量に足していきます。

そして算出された重量が重たい方から3頭は収得賞金や勝鞍によらず優先的にその競走に出走できる事と定められています。

つまり様々な微調整を抜きにして考えたときに、能力が高いとハンデキャッパーに認められた上位3頭という事ですね。

1.2.はとてもわかりにくいでしょう。

この二つは競走距離と競走が行われる月ごとに細かく定められているのです。(クリックしてPDFファイルの5ページ目をご覧下さい)

例えば宝塚記念に南半球産の3歳牝馬が出走すると仮定しましょう。

まず宝塚記念で基準となる58キロ(この基本となる重量は競走ごとに競馬番組で別に定められます)から年齢によるアローワンスである5キロが減量されます。

そして牝馬ですから2キロ減量。

そして南半球産馬のアローワンスとしてさらに3キロが減量されることになって

58-5-2-3=48キロで出走することになります。

そこでこの同じ日に同じ距離でハンデ戦が行われるとしましょう。

その南半球産で3歳牝馬のお馬さんに52キロというハンデが与えられたとします。

逆に52+5+2+3=62キロがそのお馬さんに与えられたハンデ重量、つまり能力値と考えるわけですね。

言い換えると持って生まれたハンデキャップを全て足して、どのお馬さんにもハンデがない状態として能力を比較するわけです。

その上位3頭に優先出走を認めるというのは極めて合理的な考え方ですよね。

つまり純粋に能力が高いと評価されたということですから。

このシステム理解できたでしょうか。

競馬のルールは実に細かく定められています。

皆さんも良く理解して参加されると競馬がもっと面白く感じられると思いますのでこの機会を今後も増やしていこうと思います。

今後も面倒がらずどうぞお付き合い下さい。






最終更新日  2013年12月09日 05時42分33秒
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