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2016/02/06(土)23:00

宮下騎手凱旋V~トピックス~

竹之上 次男(729)

 土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。  地方競馬の年間表彰を行う『NARグランプリ』が2月4日、今年も都内ホテルで行われました。  兵庫県競馬からは、柏原誠路調教師が『最優秀勝率調教師賞』を受賞し、セレモニーに出席しました。  他に、昨年に3000勝を達成していた田中学騎手も特別賞を受賞しました。  毎年思うことなんですが、せっかく全国の地方競馬の優秀馬、関係者などを表彰するのですから、全主催者非開催日にして、この式典を行うべきだと思うのです。  今回、田中学騎手は園田競馬の開催日ということで、出席しませんでした(ケガで復帰して間もないので、休んでられないというのも理由のようでしたが…)。  過去にもこうした例は幾度もありました。  もっと言えば、東京ばかりで開催するのではなく、関西と隔年でするとか、各地を持ち回りでするとかあってもいいと思うのです。  とは言え、NARの事務所は東京にしかなく、恐らく無理なことなのでしょう。  それならば、やはり全主催者非開催日に行ってもらいたい。  行きたくても行けない受賞者のために、行きたくても行けない関東以外の競馬関係者のために。 〓Weeklyトピックス〓 ★宮下騎手凱旋V  名古屋競馬場で行われた『梅桜賞』は、兵庫所属のモズキンボシ(牝3・田村厩舎)が中団から差し切って快勝!  10番人気と低評価だっただけに、人気馬を退けるまさに金星を挙げたと言えます。  同じく兵庫から遠征したコパノミライ(名古屋初遠征の中田貴士騎手が騎乗)は5着でした。  レース結果はコチラ。  モズキンボシの鞍上は宮下康一騎手。  名古屋競馬でデビューし、その後は新潟~上山~金沢と競馬場の廃止もあって、各地を転々とすることになります。  2003年に一旦騎手を引退したものの、40歳になった2014年に園田で騎手として再デビューを果たしていました。  これが園田に移籍後の重賞初勝利。デビューの地、名古屋に重賞タイトルを奪取するという派手な凱旋となったのです。  さて、宮下騎手と言えば、妹さんの宮下瞳騎手が再デビューすると報じられています。  このことについて宮下康一騎手に訊いてみると…  「やっぱり宮下家の“血”ですよ(笑)ぼくも11年のブランクがあって、また戻って来たんですもん」  祖父の代から続く競馬一家の宮下家。  康一騎手が再デビューしたのは、妹が引退したことが大きかったと言います。  そして今度は兄が活躍するのをみて、妹が触発されたのかも知れません。  そのあたりのことを詳しく訊きたいので、瞳さんが騎手に戻る前に是非とも園田に呼んでちょーだいと宮下騎手に言ってあります。  なぜか吉田勝彦アナウンサーさんが、めちゃめちゃ会いたがっているので、ゆっくり呑みながら話をしましょう♪  ともかく、この度の遠征での重賞勝ち、本当におめでとうございます! ★変声期の関本大介♪  大日本プロレスが協賛する『大日本プロレスカップ』が2月4日に行われました。  今回でなんと16回目。こんなに続いているとは驚きです。  当然プレゼンターとして関本大介選手が来てくれました。  いつも言っていることですが、彼の表彰状の読み上げが、小学生が作文を読むようなたどたどしさなのです。  それを楽しみにしているファンの皆さんもいるとかいないとか…。  そんな関本選手、今回はそれに輪をかけて、喉の調子が絶不調で、もうたどたどしいどころではありませんでした。  声が終始裏返っているような感じ。  表彰台に上がった新子調教師は笑いをこらえるのに必死になっていたほどでした。  なぜ喉が絶不調かというと、試合でラリアットを受けたときに、のどの軟骨を損傷したのだそうですΣΣ(゚Д゚;)マジカッ!?  いや、それ治るん??  「コラーゲンを注入して治すんです」と説明してくれる声が笑かそうとしているとしか思えない…。  でも、笑ってばかりはおれません。やっぱり身体を張って仕事をしているからこそ、避けて通れないケガだったのでしょう。  プロレスラーたる者、避けてもいいのに避けないのです!  やっぱりプロレスラーは凄いのです!!  そして、なぜだかぼくも避けて通れないものがあるのです。  関本選手が来たときは、何かやられないとファンの皆さんが収まってくれない。  だから、何かしらかの技をかけてもらってからでないと、表彰式やトークイベントを終えることができないのです。  今回もほらネ(^^;) ★ポアゾンブラック休養  道営所属馬として参戦した『兵庫ゴールドトロフィー』のあと、兵庫の野田忍厩舎に移籍していたポアゾンブラック。  今週のオープン特別に出走予定だったのですが、体調が整わず放牧に出されることになりました。  北海道に向かうので、ひょっとしたらそのまま道営に戻ってしまうかも知れません。  兵庫所属で、もう一度走って欲しかった…。  でも、とにかく元気に復活して、地方競馬の短距離王としての力を十分に発揮してもらいましょう! ★田中道夫調教師  田中道夫調教師が地方通算1000勝まで、あと2勝で迎えた今週、残念ながら未勝利で記録達成はなりませんでした。  今週改めての挑戦となりますが、まぁ時間の問題ですので、落ち着いて見守りましょう♪  さて、先週書いていました騎手と調教師どちらでもJRAで勝利したのは他にいるかどうかというお話。  実は、他に3名の現調教師が存在したのです。  ですが、最も早くこの記録を達成していたのは田中道夫師でした。  2000年1月22日にダイトクヒテンで『若駒ステークス』を快勝したのが、地方競馬関係者による、騎手&調教師でJRA勝利という史上初の記録達成の瞬間だったのです。  さぁ、いよいよ大記録、騎手として、調教師としてともに地方通算1000勝を達成する瞬間が迫っています!! ★ジョッキーになりきろう!!  2月11日は祝日!  普段は平日開催で、来たくても来られないファンの方もお越しになることができます。  そこで、グッズ販売などを行うそのたんshopがイベントを行います!  その名も「木馬でなりきりジョッキー」というイベント。  これまでは服装だけ騎手になって、なりきってもらっていましたが、今度はジョッキーが実際にトレーニングで使う木馬を使って、ジョッキーになりきってもらいます!  しかも、元騎手(ご存じ三野さん)による追い方や鞭の入れ方などの始動もしてもらえるのだそうです。  是非ともご参加ください!!  時間や場所、参加条件などの詳しくはコチラをご覧ください。  貴重な体験を園田で♪ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇  2017年のJBCが大井競馬で開催されることが発表されました。  あ~、園田でもまたやって欲しい!  立候補してないのだからできるはずはないんですが、2008年のあの盛り上がりをもう一度体験してみたい!!

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