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2017年04月22日
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カテゴリ:竹之上 次男
 土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です!

 さぁ、待ちに待ったその金ナイターの開幕です♪

 園田競馬のナイター競馬は、金曜日のみの開催!

 4月28日から10月20日まで、毎週金曜日はその金ナイターでお楽しみください!!

 今年もサンバチーム「ソウナッセンチ」の皆さまによるサンバショーが毎週行われます♪

 初日は、我らがそのたんも皆さまをお迎えします!

 SKNフラッシュ8も握手会や予想会で開幕日を盛り上げます♪

 ラジオの生中継「OBCドラマティック競馬」も今年も健在です!!

 どうぞお楽しみください♪

 さらに今年は、毎週「その金ガラポン抽選会」も行われます。特別観覧席招待券や場内売店利用券などが当たります。

※太字部分を訂正。下記の内容に変更となります。ご了承ください。

 オリジナルタオル20名、売店ご利用券500円分30名、無料入場券50名、粗品(おかし)300名分

 未確定の投票券1000円以上で おひとり様1回抽選していただけます。

 毎週18:00から、案内所横特設テントで開催。先着400名様までで、なくなり次第終了しますのでご了承ください。

 なりより、馬や騎手が主役!!アツいレースが展開されるのが最大のウリの園田競馬!

 是非ともお仕事帰りに園田競馬のナイター競馬その金ナイターにご参加ください♪

 とくにこの日はプレミアムフライデーちゃいますのん!?

 ひょっとして開門から参戦可能になる方もいらっしゃるでしょう!お待ちしております!!

 あっ、そう言えば、4月28日って…

〓Weeklyトピックス〓

★新人騎手デビュー

 今週、新人騎手2人がデビューを迎えました。

 2人の成績はコチラ↓↓

◆永井孝典騎手

・4月18日
 2R カインドネス  2着 2番人気
 3R エリタージュ  3着 1番人気
 5R レパーズタウン 5着 9番人気
10R ゴッドバローズ 8着 5番人気
12R クラリス   10着 11番人気

・4月19日
1R ホーリーエンジェル 5着 3番人気
2R アップドーミー   8着 8番人気
3R ブラックスター   2着 1番人気
5R ボウゼノキョウ   7着 10番人気
6R エンデヴァー    5着 5番人気

・4月20日
5R マニエーテ     8着 8番人気
8R ミスティックアート 5着 7番人気

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デビュー戦で本場馬に向かう永井騎手

◆長谷部駿弥騎手

・4月18日
 2R フィオレンツァ  10着 3番人気
12R メイショウサイジン 5着 5番人気

・4月19日
1R マジカルビアンカ  9着 4番人気
6R コスモデルフィヌス 3着 4番人気
8R ノイエヴェルト  10着 8番人気

・4月20日
騎乗なし

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緊張の初陣、長谷部騎手

 ともに初勝利こそなりませんでしたが、馬券圏内に食い込んだレースがあり、プロとして初めてファンの皆さんへの貢献ができたのでした。

 永井騎手のデビュー直後のコメント
 「(初戦の2着は)悔しいです…。逃げることはできたんですが、ペースがどのくらいなのか分からなくなってしまうので、難しいです…」

 うん、やはりペースを握るというのは、思ったほど簡単なものではないようです。

 ハナに立っただけで、軽々しく「主導権を握る」などとは実況できないわけです(これはいつも思う)。


 長谷部騎手のデビュー直後のコメント
 「思ったようなレースはできないです。思ったように馬も動いてくれないです…」と理想と現実のギャップに衝撃を受けていたようです。

 まだまだ始まったばかりの騎手人生。17、8歳で大人と同じ舞台で勝負するわけですから、本当に凄いことだと思います。

 28歳(最初27歳と表記していましたが、28歳が正しい)で実況デビューしたころを思い出すと、もうボロボロだったことを恥ずかしく振り返ることができます。

 それを思うと、当時のお客さんは温かく見守ってくれていたなぁと感謝するところです^^;

 28歳のぼくよりしっかりした彼らのことですから、初勝利もそう遠くはないことでしょう!

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これからが勝負の永井騎手(左)と長谷部騎手


 ふたりに写真を撮らせて!と言ったら、「ぼくらですか?」と言われて振り返ったら…

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めっちゃ楽しそうな大柿騎手(左)、鴨宮騎手を思わず撮ってしまった(>_<)

★それぞれのデビュー秘話

 2人の新人騎手に絡めて、他のジョッキーにもそれぞれのデビュー戦を振り返ってもらいました。

永島太郎騎手(1991年4月29日、初騎乗初勝利)

 「63戦未勝利の馬に乗って勝ったんです。単勝で6000円ぐらいついたんだと思います。親や親せきが応援に来てくれてたんですけど、大儲けして帰って行きましたよ(笑)」

 応援馬券というのがありますが、その応援に報酬がつくなんて思っていなかった親類縁者だったでしょう。これも競馬の醍醐味です!

杉浦健太騎手(2010年4月13日、初騎乗初勝利)

 「初騎乗初勝利はぼくが最後でいいんですよ(笑)」

 と栄光のひとり占め宣言!?下からの突き上げを少し恐れながらも、先輩として大きな壁となって立ちはだかる気持ちなのでしょう。

松本幸祐騎手(2002年10月14日、初騎乗8着)

 「最初のレースで2頭分から3頭分ぐらい外を廻ってましたよ。ぼくだけ別のレースをしてるみたいに(笑)。そのあと他のレースで先行争いが決着ついたころにハナに競りかけたら、逃げていた先輩騎手にめっちゃ怒られたのを覚えてます(汗)」

 当時は何も分からなく、落ち着きそうなレース展開を乱してしまったのですね。新人あるあるかも知れません。

小谷周平騎手(2003年4月15日、初騎乗9着)

 「(当時の自分は)めっちゃ下手でしたね。だから今年の新人は普通に上手やと思いますよ。凄いですよ」

 と絶賛。いまだからこそ分かることだろうし、いまだからこそ重みがある言葉です。

 6児のパパは立派な騎手になりました♪

大山真吾騎手(2003年10月7日、初騎乗3着)

 「先生から鐙(あぶみ)を長くして乗れと言われて、装鞍所でめっち長くさせられました。だから2歳馬の馴致(スクーリング)のときの天神乗りみたいな乗り方でレースをしましたよ!追いづらくて全然追えませんでした(汗)」

 勇退された薮田勝己先生は、かなり厳しかったそうで、尻にもムチを打たせてくれなかったようです。なので肩ムチだけでレースに臨んだそうです。その結果、1000勝騎手が誕生したのです!

松浦政宏騎手(1991年4月29日、初騎乗4着)

 「当時は同じころにデビューした康誠(現JRAの岩田騎手)とぼくらはめっちゃ怒られてました。ペースを乱すような無鉄砲なレースをして。西脇(トレセン所属)の若い奴らをどないかしろ!って言われてました(笑)」

 いまの落ち着いたレースぶりとは打って変わって、デビュー当初はかなりヤンチャだったようです^^;

 そんな話をしていたら、現在リーディングトップの下原理騎手(1995年10月10日初騎乗5着)が通りかかり「ぼくも怒られてばっかりでした…」と振り返っていました。

 「あのころの先輩とか先生は、怖い人ばっかりでした(汗)」

 でも、よく考えたら岩田騎手、下原騎手、松浦騎手と腕達者はデビュー当時は先輩を怒らせるほどの向こうっ気の強さを持っていたのですね。

 逆に言えば、先輩に怒られるぐらいじゃないと出世しないのかも知れません。

田中学騎手(1993年4月15日、初騎乗3着)

 「ぼくのために初出走の馬を用意してくれて、総本命だったんですけど3着に負けてしまいました…。当時はああしよう、こうしようと思ってもできることなんかなくて、ガムシャラにやったら結果に繋がったこともあった」

 今をときめく3000勝ジョッキーも、デビュー当初は平常心ではいられなかったようです。

 「脇を閉めて乗れ!とか言われたりしたけど、先生(田中道夫師。当時は騎手)から『人はそれぞれ体つきが違うんやから気にすな!』と言われて納得したね」

 新人の頃は、あれこれ指図するより、思い切ってプレーする方がいい結果に繋がるものなのかも知れない。田中騎手の話を聞いてるとそう感じます。

 うん、やはり重みがある。

田野豊三騎手(2010年4月13日、初騎乗5着。この日に2勝する偉業)

 「デビューのころは全てが糧(かて)になるからな!」

 永井騎手が2着に負けて帰って来たレース(田野騎手も出走して8着)で、彼に向けて投げかけた言葉でした。

 永井騎手は軽快に逃げていたものの、3コーナーで内をすくわれて出し抜けを喰らってしまいました。

 その後巻き返すものの、相手にわずかにアタマ差粘られて2着に敗れたのです。

 そんな彼を励ますかのような名言を吐いたのです。

 と言うのも、田野騎手自身、デビュー戦で5着に敗れた際に学んだことがあったのです。

 「あのときも逃げていて、空いた内をすくわれて負けてしまったんです。こういう乗り方があるんやと思って、そういう乗り方をしたら勝てたんです」

 なんと、その経験をその日にすぐさま実践して、3鞍目で初勝利に結び付けていたのです!

 要するに、悔しがったり悩んでるヒマなどないってことでしょう。それより、どうすれば勝利に近付けるのか?どうすれば相手より有利にレースを運ぶことができるのか?

 それを考えろと諭したように聞こえました。何より愛情に満ちた、先輩からのアドバイスでした。

-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-

 どの騎手に訊いても、みんなデビューの頃のことはしっかりと覚えています。

 そのときの心情や、あった出来事などもきのうのことように鮮明な記憶として残っているようです。

 みんな若かったし、みんないまとは比べ物にならないくらい下手だったと言います。

 それでも色あせずに懐かしく振り返ることができるのは、そこに彼らの原点があるからなのでしょう。

 原点がなかったら、いまの彼らもないということなのですね。

 始まったばかりの騎手人生。永井騎手と長谷部騎手には、これから幾多の困難と栄光を経験することでしょう。そんな彼らに心からエールを送りたい。

 そう言えば、ぼくにもこの仕事に就く原点があった!

 そこへ立ちかえらせてくれた騎手たちにありがとう♪

◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇

 4月28日は、その金ナイター開幕日!

 そして、ぼくの人生の原点の日や(*^0^*)ポッ♪





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最終更新日  2017年04月25日 16時09分52秒
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