地方競馬の楽天競馬|日替わりライターブログ

2017/08/05(土)00:59

「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」が行われました!

古谷 剛彦(876)

金曜日は古谷が担当します。  坂田さんも触れられていましたが、「旅うまチャレンジ」は僕も参加しました。門別競馬場では、スタンプを押したり、景品と交換する場所がAスタンド(旧スタンド)の整理本部です。坂田さんや僕のように、スマホのGPS機能でチェックし、スタンプを押す必要のない人も多くいるでしょうが、景品を交換するためにはこの場所は覚えておかなくてはならないので、門別競馬場にお越しの時は、整理本部を覚えておいて下さいね。 (整理本部には、ポスターが貼ってあります) (ハンドタオルを頂きました!)  今週は、1日に「第11回ブリーダーズゴールドジュニアカップ」が行われました。栄冠賞に並ぶ重要な地元重賞で、昨年はストーンリバーがこのレースを制し、鎌倉記念を快勝しています。また、ヒガシウィルウィンは2着でした。いかにレベルが高かったか、そして南関東の競馬と直結するかを物語っている1戦かがお分かり頂けるかと思います。  今年は、栄冠賞馬・サザンヴィグラスが、函館2歳Sの出走権を獲得したもののパスをし、このレースに照準を合わせて調整されてきました。また、中距離戦で頭角を現した馬も多かったり、フレッシュ勝ちのインパクトがあった馬たちなど、新興勢力にも注目がいき、サザンヴィグラスにとっても試金石と言えるレースだったと思います。  レースは、内からタケショウパイロが先手を奪い、トキノマツカゼとコスモウーノが続く展開。前半3Fは37秒ほどで進み、内回りのマイル戦にしてはスローな流れ。向正面に入った後も動きはさほど見られず、ペースアップは3コーナーの手前からとなりました。  残り600mの標識で、コスモウーノが先頭に躍り出ると、馬なりでサザンヴィグラスが並び掛け、序盤は後方にいたダブルシャープが一気に3番手まで進出。勝負所ではサザンヴィグラスとダブルシャープが、3番手以下を突き放して一騎打ちムードで直線に向きました。  脚色ではダブルシャープが一気に突き放すかと思いきや、溜めが利いていたサザンヴィグラスが直線でダブルシャープを突き放し、終わってみれば2馬身半差の快勝でした。3着には、序盤は砂を被って進んでいかず、最後方にいたアポストルが大外からもの凄い勢いで追い込んできました。 (ブリーダーズゴールドジュニアカップを制したサザンヴィグラス)  栄冠賞、ブリーダーズゴールドジュニアカップと連勝したのは、2011年のウィードパワー以来2度目。ウィードパワーの主戦は、川島洋人騎手でしたから、騎手、調教師ともにこのレースを制したことになります。 「マイルなら内回りということもあり、折り合い面でも心配のないタイプですから、距離が延びても大丈夫だと信じて調整してきました。仔馬の頃から見ている馬なので、成長を追いながら調教、レースを見ることができる点でも非常にやりがいがありますし、勉強にもなります。今回負けるようなら、次は1200mのイノセントカップと思っていましたが、勝ちましたので徐々に距離を延ばしていく方向で考えています。門別のタフな馬場で、外回りとなると、距離以上のスタミナが要ると思いますから、その辺りは不安もありますが、暮れの全日本2歳優駿を目指して頑張っていきたいと思っている馬なので、今後も応援して頂ければと思います」 と、レース後に川島洋人師は話していました。一方、牝馬の最先着を果たしたのは、コスモウーノでした(4着)  コスモウーノは、個人的に20分の1所有の馬で、思い入れもあってレースを見ていました。一気の距離延長でも、器用さがあるのでマイル戦なら…という思いはありましたが、サザンヴィグラスに徹底マークされた状況で、最後は一杯になってしまいました。ただ、牝馬最先着を果たし、この後は1200mのリリーカップを目指すとのことでした。門別1200mは、デビュー戦で8馬身差のパフォーマンスを見せた舞台だけに、かなり楽しみだと思います。  さて、週末の6日には、岩手版オークス「ひまわり賞」が行われます。個人的には、ソーディスイズラヴが出走するのでワクワクしていますが、輸送競馬が続き、馬体重の心配も…。こればかりは当日にならないとわかりませんが、牝馬同士ならダンストンレガーメを除けば差はないと思いますし、門別1700mを勝っている実績からも、距離延長は楽しみです。ぜひ、「ひまわり賞」にもご注目下さい!

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