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2017年10月23日
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カテゴリ:山中 寛


今日は耳目社山中が担当します。

南関東地方競馬は、船橋競馬開催中です。
(ハートビートナイター。開催は27日=金曜日まで)


今週は、金沢競馬で実況を担当しています。
昨日のレース中は、台風21号の接近に伴う激しい雨と風。
今回は大川アナと一緒ですが、前回一緒になった8月の読売レディス杯の前にも台風接近。このコンビだと、台風を呼び込んでしまうのかもしれません。マズイなこりゃ…。

明日は台風が通り過ぎて、いいお天気でレースが行われるはずです。
たぶん。。。



さて、今回金沢からは、中島龍也騎手のインタビューをお送りしたいと思います。

中島騎手は、先週火曜日(17日)に行われた、第2回金沢シンデレラカップでエグジビッツに騎乗して逃げ切って、重賞初制覇を成し遂げたばかり。
(→​結果​)
以前お話を伺った時から「重賞を勝ちたい!」と話していたのですが、その目標が見事に達成されました。
その辺りの話を大川アナとふたりでちょっと聞いてみました。

(撮影・ミツオーアナ)

―重賞を勝つのって、想像してたのと何か違いましたか?
「そうですね…なんか勝っちゃったな、って感じでしたね」
―結構みんなそういいますよね。でも勝つつもりでやってるでしょ?
「勝ったらいいな、っていう感じよね、自分的には」

―金沢シンデレラカップは逃げた時に「行けそうだな」という感じはありましたか?
「逃げた瞬間は、サラヒメをやっつけた(ハナを奪った)から、もう吉原さんに差されちゃうかな…っていうような感じはありましたよ。1~2コーナー入った時にスッと折り合えたから、2コーナー過ぎくらいで『もしかしたら、あるのかなぁ…』という感じでしたね」


―後ろが吉原騎手の馬(ビジネスライク)だから、差されちゃうかもな…と思いながら乗ってた感じ?
「あとはサラヒメがこういう競馬でどれだけ来るのかな?っていうのと。その二つでしたね。サラヒメか吉原さんしか来ないだろうな、と思ってたから。来たとしても」

―ゴールの瞬間、やったという気持ちは?
「初重賞が、他地区の馬だったから、特別な感情がありますね。まさか、まさかのね」
ー交流重賞で、他地区の馬の依頼を受けるっていうのは、また違ったものがありますか?
「そうですね。吉原騎手から話をいただいたんですけど。よくよく聞いたら、若い、リーディングが上の方の、イケイケのジョッキーを…ってそんな感じで話が進んでたみたいで。そういう話で依頼をいただいたんだったら、行くしかないだろう!みたいな感じで。活きの良いところを見せてやろうって感じで(笑)。そしたら、結果…人生何があるか分からないって、ね(笑)まさかまさかでしたよ、自分的には」
「4年目そろそろ終わっちゃうし、今年も重賞無理なんかな…っていう。去年より勝ち星を積み重ねて、あとは準重賞とかオープンも何回か勝ったし。結構、積み重ねてきたものがあったから、リーディングと重賞は、結果ついてくるかな、って思ってたんですけど」


(金沢シンデレラカップのパドック)

ー今年はリーディング争いが結構熾烈(21日終わって:藤田騎手72勝 吉原騎手70勝 中島騎手69勝)で、中でも上位3人がちょっと抜けた感じもありますけど?
「今年は、吉原さんが…めっちゃ上の方にいるんで。難しいですよねリーディング争いは。出来てるだけですごいことだと思うんですけど。リーディングになるにはまだ早いっていうか…リーディングになれたらそれは嬉しいんですけど。このままコツコツやっていけば後々は、って感じですよね。リーディングになるっていうのは、視野には入ってるんですけど、そんなに取りたいってわけじゃなくて、いつかリーディングになってるかな、って感じなんで」
「元々自分のデビューした時の目標が、10年以内にリーディングになれればいいな、と思っとったくらいで。今になってみると、まさかまだ5年目いかないくらいで今の位置にいるっていうのは光栄なことなので。これを維持して、さらに上昇させていくしかないですよね」



―リーディング争いしてたり、今年になって準重賞・メインレースを勝つことが増えてきて、気持ちに何か変化というのはありますか?
「そういうレースでの余裕っていうか。最近先生からは『腹くくって乗れ。ダメなものはダメ、無理なときは無理なんだから、そうしないと馬に逆に負担がかかるよ』ってよく言われるんですけど。いろいろな場数を踏ませてもらって、大分余裕が生まれてきてるのは自分でもわかりますね。よくわからない平場ですごく緊張したりすることもあるんですけど(笑)。『案外緊張しないな、今日』と思ったりもするんで、そういうのにはやっぱりいい影響が出てますね」
―周りが見えるというか、落ち着いてレースに臨めている?
「今回の重賞の時もそうでしたけど、『馬は結構カッカしてたけど、意外と人間は落ち着いてるな』っていうのがあったんで。今回、アシストする感じだったから、ある意味気持ちは楽でしたね」
「結果的に、田中(淳司)厩舎のワンツーフィニッシュで、田中先生的にはあっち(ビジネスライク)の方が勝って欲しかったんでしょうけど、どっちもいい結果だったので、まぁいいのかなと」
―吉原騎手や(所属の)加藤(和義)先生からはレース後声をかけてもらいましたか?
「そうですね。だいぶ喜んでくれましたね。加藤先生に関しては、ホントに喜んでくれたんで。感動っていうか、ウルッとくるものがありましたね」



―今回は他地区からの遠征の馬でしたけど、今度は自厩舎の馬で重賞勝ちたいという気持ちも出てきますよね?
「今年、自厩舎の馬で重賞2着とか、準重賞で勝ったりオープン勝ったり、そういうこともあったから、自厩舎で重賞勝ったり他地区に遠征したり、そういう機会を増やしていきたいですね」
―サッキーヘラクレスで惜しいレースもありました
(北日本新聞杯2着・石川ダービー3着・サラブレッド大賞典2着)
「あの馬も、頭飛んでるところがあるから、ある意味そういうのがいい方向に向いてきての、ああいうレースだと思うんで、まだまだあの子は楽しみなんですけど。あの子もいつかは1個くらい(タイトルを)とるんじゃないかと」
「サッキーヘラクレスは2歳で(金沢に)来た時からずっと乗ってるので、2歳の最後の方、吉原さんに取られて『うわー』って思いましたけど(笑)、3歳になったらずっと乗せてもらってるから。あの馬に関しては、普段はやんちゃなところがあるんで、そういう面では頑張ってくれれば嬉しいですよね、乗ってる方としては」
―次の目標としては、地元の馬、自厩舎の馬で重賞取れるといいですね?
「そうですね。自厩舎の馬で重賞、ですね。ホントに、日々の積み重ねでやっていくしかないですね」


―吉原騎手と競り合って勝った時「お、やった!」って見てるこっちも思ったくらいでしたよ。
「ここまでいろいろ勝たせてもらってて、重賞勝ってないっていうのが、なんかちょっと…恥ずかしいって感じじゃないけど、なんか…不甲斐ないな、っていうのもあったんで。そろそろ重賞のタイトル1つでも取りたいなっていうのはあったんです」
―後輩が先に重賞タイトルを取ったもんね?
(栗原大河騎手がムーンファーストで8月1日MRO金賞優勝。自身の重賞初制覇)
「ある意味あそこで、少し焦りもあったんですけど。焦り過ぎなかったから逆に良かったのかもしれません」


(パドックの写真は 競馬ホープ・中村TM提供)

最後に、シーズンオフの南関東期間限定騎乗について伺いました。

「南関東に冬場に行けることにもなっとるし、ちょっとでも印象を与えられたらと思っているんで、それまでにスキルを高めて…あと(シーズンオフまで)2ヶ月しかないですけど、心身共に、一歩ずつですけど。頑張ります!」
(リーディング5位以内の若手騎手として、2018年1月22日から3月9日まで大井・辻野豊厩舎に所属。記事は→​こちら​)

毎日たくさんの馬に騎乗し、積極的な手綱さばきを見せてくれる中島騎手。重賞制覇してまた新たな気持ちで良いレースを見せてくれると思います。新たな目標に向かって活躍楽しみになりますね。

この勝負服、南関東のファンの皆さんも、覚えておいてくださいね!!






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最終更新日  2017年10月23日 20時34分07秒
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