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2018年04月20日
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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は古谷が担当します。

 最終の飛行機を待っている新千歳空港のロビーで、このブログを書いています。週末の新千歳→羽田は、午後10時20分発の飛行機が、Doバリュー3という特割で、8990円で行けます。もちろん、着いた後の交通手段に関しては独自で…という謳い文句がありますので、交通機関を使わなければならない人たちにとっては、そんなに安いものにならないと思います。私は、ほぼ毎週行き来をしていて、今回は日曜→北海道、月曜→東京、水曜→北海道、金曜→東京というスケジュールだったので、空港に車で向かい、駐車場に置いていきます。だから、こうした飛行機は大変ありがたい立場です。

 16日は社台ファームにお邪魔し、5月11日に船橋競馬場で開催される「千葉サラブレッドセール」の下見を、中央の調教師の方々と一緒にしました。社台ファームの上場馬は50頭、すべての馬を下見させて頂きました。マニエリスムの16など、南関東に馴染みある母の子もいて、懐かしく思いながらしっかりチェックし、本番までの期間でどう成長していくかを見定めていく上でも、セールの下見は重要です。先日行われた「皐月賞」に、昨年のこのセールで取引されたケイティクレバーが出走しています。また、「高松宮記念」で3着に好走したナックビーナスも、15年の取引馬です。



 写真は、このセール唯一のディープインパクト産駒の上場となるインランジェリーの16(牡)です。母のインランジェリーは、北米G1馬(オールウェザー、9F)、ダート9FのG2も制しているエンパイアメーカー産駒です。馬格に恵まれたディープ産駒で、船橋のダートコースでも速い時計を出すことは十分可能なパワーもありそうな雰囲気でした。

 さて、北海道にも春を告げる1週間となります。18日は門別競馬場でホッカイドウ競馬が、20日は帯広競馬場でばんえい競馬が、それぞれ新シーズンの開幕を迎えました。



 ホッカイドウ競馬の開幕となった18日、好天に恵まれたものの、昼から周囲に霧が立ち込める場所があったので、何とか持って欲しい…という思いを胸にしていた関係者は多かったと思います。午後2時ちょっと前に開門しましたが、北海道のテレビ、新聞の関係者が、開門を待つファンを撮影しようと、いつになく大勢いました。ホッカイドウ競馬の開幕は、毎年ニュースで取り上げられますが、例年以上に多くの報道関係者が詰め掛けた印象を受けます。

 近年の売上の好調ぶり、所属馬や出身馬の活躍など、明るい話題が多いことで、注目度が高まっている点も大きいでしょう。ホッカイドウ競馬で取材をしてきた1人として、本当に嬉しく思います。

 今年は新人騎手紹介セレモニーもありました。そのセレモニーを前に、デビューを果たした落合玄太騎手。門別2Rのエンジェルアイズがデビュー戦でしたが、スタートで出遅れ、内を捌いて猛追しましたが、3着に終わりました。


(本馬場へ向かうエンジェルアイズと落合玄太騎手。手前は田中淳司調教師)

「スタートを決めることができず、道中で置かれてしまいました。最後しっかりと脚を使ってくれただけに、深く反省しています。勝てるチャンスのある馬でデビューさせて頂きながら、結果を出せず、申し訳ない気持ちです」

と、落合騎手にとってはほろ苦いデビューとなったかもしれません。しかし、最後しっかり伸びて、馬券に絡んだことと、その追い込みに声援を送るファンの多さから、期待に応えた面もあったと思います。翌日には、私の所有馬であるミスティックリズムに騎乗してもらいました。結果は奮いませんでしたが、初めて馬主服で挑んだレースが、私の馬だったことは、個人的に嬉しく思います。


(ミスティックリズムと落合玄太騎手)

 さて、開幕日の話に戻ると、レースが進むにつれ霧がどんどん濃くなってきました。開幕日の目玉である「スーパーフレッシュチャレンジ競走1」のパドックの時から、関係者も「やれるのかな」と心配する声が多く上がっていました。


(スーパーフレッシュのパドック。近くはましでも、遠くになると大分白く感じます)

 発売締切のベルがなり、霧が晴れるのを待っていたもののそれが叶わず、レースは取り止めに。9Rもパドックは周回しましたが、霧が全く上がることがなかったので、その後のレースも取り止めを決定し、この日は全7Rで終了となりました。大井競馬場の発売は続けていたので、午後9時前まで残るファンもいましたが、ホッカイドウ競馬の開幕で、最後までレースを終えることができなかったことは大変残念でした。自然には勝てませんから、こればかりはどうしようもありません。

 「スーパーフレッシュチャレンジ競走1」は5月2日に移行し、今回出走するはずだった馬を優先して再投票で実施します。また、開幕のメインを予定していた「北海道命名150周年記念 福寿草特別」は、来週25日にスライドして実施します。

 色々あったホッカイドウ競馬の開幕でしたが、イベントに参加させてもらった場内の雰囲気は良かったし、多くのファンが詰め掛けた点に、今年のホッカイドウ競馬も盛り上がりを見せることに期待を大きく持てる手応えはあったと思います。2歳戦が続々と行われ、レベルの高さを示していけば、さらに注目度も高めるでしょう。まだ始まったばかり、来週25日は「コスモバルク記念」が行われ、道営記念馬・ステージインパクトや、昨年の覇者・オヤコダカなど、重賞ウィナーばかりの豪華メンバーが揃います。ぜひ、ご期待下さい!





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最終更新日  2018年04月20日 22時01分04秒
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