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2018年05月11日
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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は古谷が担当します。

 坂田さんのブログでも書かれていましたが、ハッピーグリンのダービー出走権を懸けた戦いは、4着に終わりました。大外から伸びかかった時には声も出ましたが、直線でフラフラ走っていたことから、セントポーリア賞のような鋭い伸びを見せることができず、前もなかなか止まらない展開でした。

 それでも、冬場から3回の本州輸送と、ゲート練習を課せられ、1日早く移動しなければならなかった点を考えれば、凄い挑戦だったと思います。

「1日違うだけで、周りの環境が変わる中で食事などをしなければいけない訳ですから、やはり飼い葉を食べなくなる心配などもしなければならないし、直前の追い切りもその辺りを考慮しなければいけません。セントポーリア賞の時とは、なかなか違う状況での遠征を考えると、本当にハッピーグリンは頑張ってくれたと思います」

と、田中淳司師は話していました。2歳時はトモに疲れが残りやすい馬という話は、以前からしていましたし、昨夏の「コスモス賞」では、追い切りの段階でその辺りの不安も話していた馬でした。

「馬体重はそれほど減りませんが、やはりずっと立った状態で運ばれる訳ですから、長距離輸送だとトモに負担は掛かると思うんですよね」(田中淳師)

 その中でも常に上位争いは演じてきたハッピーグリンの挑戦は、コスモバルクに託した夢を再び、追い掛けさせてくれるものがあります。


(プリンシパルSのパドックを周回するハッピーグリン)

「また中央に挑戦したい」

との思いが関係者にあり、次走の予定は7月の芝になると思います。秋の「セントライト記念」を考えれば、G1ステップ競走となっている盛岡の「オパールカップ」という選択肢もありますし、函館の1000万、さらに3歳限定の「ラジオNIKKEI賞」と、あらゆる可能性を考えながら、次走が決まると思います。

 ちなみに、地方馬が格上挑戦をしづらい状況になっているので、夏から古馬との編入となることから、500万特別を勝って、それ以降は番組賞金としては加算をしていないハッピーグリンは、純粋に1000万クラスの扱いになります。しかし、1000万クラス以上の特指競走である「ラジオNIKKEI賞」は、一応申し込みが可能で、後は賞金順で出られるかどうかは運次第ということになると思います。また、ハンデ戦なので、少なくとも2回以上はハンデを付ける上でJRAのレースか、ダートグレードの出走が必須なんですが、ハッピーグリンはクリアしていますから、その条件は全く問題ありません。「ラジオNIKKEI賞」に出走できるとなれば、今までの話を聞いていると、これが最も有力になるローテーションかと思われます。

 地方馬のJRA挑戦に関しては、ルールが結構細かいので、主催者でも見落としている場所もあるし、僕らも常に勉強していなければならない分野です。例えば、「アーリントンC」に参戦したリュウノユキナは、過去2走が着外になりました。レース後、陣営から

「地元を使って1度掲示板に入らないと、次なるローテーションを決めづらいところがありますので…」

といったコメントが出ていました。しかし、近2走に入着実績がなければJRA特指に出走申込ができないのは、あくまで500万クラスの話であり、1000万クラスのレースに関しては、全く気にしなくて大丈夫です。

 また、4月14日の福島10R「雪うさぎ賞」に出走したリコーパイソンは、近2走が着外にも関わらず、出走申込ができたケースもあります。これは、門別でJRA上級認定競走の「ウィナーズチャレンジ」を勝っており、JRA上級認定勝ち馬は、近2走ルールが適用外となる文言があり、出走申込ができました。

 JRAホームページから「メニュー」にカーソルを合わせ、​「競馬番組一覧およびルール」​というページがあります。地方馬の出走に関する文言なども、この中から探しています。見てみると、まどろっこしい表現もあるので、解読が難しかったりもしますが、勉強だと思えば何とか読み解こうと思います。

 JRAに挑戦する馬がより多く出てくると、このようなケースで出走ができるかどうかを主催者と確認しながら、自分自身も知識を得ていきます。そうすると、どの重賞も「国際レース」と言っている割に、同じ日本にいる地方馬が、オープン馬なのに思うように挑戦できない…といった摩訶不思議な状況にも気づいてきます。コスモバルクは「札幌記念」などのG2、G3にも出走したかった場面もありました。しかし、多くの重賞を番組表で確認すると「特指」マークがついているレースばかり。つまり、3歳のJRA認定獲得馬しか、地方馬は出走できないレースがほとんどです。これ、おかしくありません?

 日本の競馬は成熟しているように見えて、まだまだ改善、改良、問題点はあります。メディアが批判することを、真摯に受け止める気持ちがあるかどうかで、成熟された競馬が展開されていくのだと思っています。






最終更新日  2018年05月12日 12時37分43秒
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