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2018年06月08日
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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は古谷が担当します。

 昨日のよこてんさんが、最後に「ウィナーズチャレンジ1」を山本聡哉騎手で勝ち上がったエムティアンの写真がアップされていました。今年最初の2歳上級認定競走を、新種牡馬・パドトロワ産駒が勝利しました。昨日は「グリーンチャンネル地方競馬中継」の解説を担当していたので、現地観戦はできませんでしたが、3番手の外でスムーズに流れに乗り、外から差を詰めるステッペンウルフやエアースピーダーらを退けたレース振りは、まさに完勝でした。

 スウェプトオーヴァーボードが昨年亡くなりました。芝ダート、距離もある程度こなせる点で、種牡馬としての地位も確立していましたし、セールでの人気もあったので、このニュースは衝撃でした。その後継種牡馬として、パドトロワが初年度産駒からいきなりエムティアンが輩出されたことで、来年以降の種付頭数は確実に増えてくるでしょう。

 エムティアンの良さは、息の長い末脚にあります。パドトロワは芝の短距離馬でしたが、エムティアンは母の父であるエルハーブのタフさも兼ね備えており、1000mを逃げ切った初戦とは一転、控える形であっさり結果を出したセンスの高さも魅力です。

 オーナーの門別牧場さんと話しましたが、

「小柄な馬なので、栄冠賞は挟まずに函館2歳Sに直行するローテーションで、山口竜師と話しました。思った以上に能力はあるし、パドックで大人しいぐらいの馬ですから、輸送なども問題ないと思います。芝適性を見る上でも楽しみです」

と、出走権を得た函館2歳Sに早々と出走表明となりました。JRAのジョッキーを手配する形で調整しているとのことでしたが、山口竜師から指名があったジョッキーも、エムティアンのレースを観て興味を持っているようです。ただ、同じ日の重賞・中京記念との兼ね合いもあり、現状は返事待ちとのこと。決まりましたら、またこのブログで記したいと思います。

 さて、先週末はソウル競馬場に行きました。土曜は完全なプライベートでしたが、6Rに「TCKトロフィー」が組まれており、大井の関係者も来場されていました。1番人気に応え、ピラニケという馬が勝ちましたが、鞍上は22歳の女性ジョッキー、キム・ヒョジョン騎手。落ち着いたレース運びで、堂々たる勝利でした。


(TCKトロフィー表彰式の様子)

 3日はダブル重賞デー。2015年にエスメラルディーナが制し、日本の競馬ファンにも名前が知られた牝馬重賞「トゥクソム杯」と、昨年までは大井所属馬が出走していた短距離重賞「SBSスポーツスプリント」が行われました。

 まずは「SBSスポーツスプリント」、トラオンポギョンソンが見事連覇を果たしました。2着は昨年の3着馬・チョエガンシラー。3着が1番人気のトゥデイでした。


(トラオンポギョンソンのパドック)


(SBSスポーツスプリントのゴールシーン)

 そして「トゥクソム杯」。このレースには、釜山から遠征したゴールドブルーに、高橋悠里騎手が参戦していました。


(ゴールドブルーと高橋悠里騎手)

 ムン・セヨン騎手が騎乗した3歳馬・チョンスヨゴルが、好位から抜け出して波乱を演出しました。2勝目がビッグタイトルとなりましたが、ゴールの瞬間、ムン・セヨン騎手が雄叫びを上げ、その後も引き返してきた時に声を上げるなど、とにかく喜びを露わにしていました。


(トゥクソム杯のゴールシーン)


(トゥクソム杯を制したチョンスヨゴル)

 そして、高橋悠里騎手が騎乗したゴールドブルーは、後方2番手から追い込み、3着に健闘しました!


(3着に健闘した16番ゴールドブルー)


(後検量を終えた高橋悠里騎手)

「スタートして全くついていけなかったので、後方からの競馬になりましたが、よく3着まで追い込んできました。能力の高い馬ですね」

と、レース後に高橋悠里騎手は話していました。ゴールドブルーは、2014年のサマーセールにおいて450万円(税別)で取引された日本産馬です。前走からコンビを組んで、ともに3着という戦績になり、ゴールドブルー自身も2度目の重賞3着。重賞制覇まで、あと一歩のところまで力をつけてきた印象を受けます。

 このレースは、1.4倍の圧倒的1番人気だった、昨年の2着馬・ヘヤが、18キロの馬体減が響いたのか、3番手追走も早々と失速して8着に敗れる大波乱となりました。牝馬のレースの難しさを痛感するレースでした。

 土曜はグリーンチャンネル「KEIBAコンシェルジュ」に出演しますが、日曜からまた韓国に行きます。今回は、済州が中心で、牧場回りをします。その後は、JRA北海道シリーズが始まります。いよいよ、夏競馬本番ですね!





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最終更新日  2018年06月08日 21時28分24秒
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