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2018年06月14日
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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。

 今回は最初に岩手のダービーのお話から。10日・日曜日に行われた『岩手ダービーダイヤモンドカップ』は1番人気チャイヤプーンが4馬身差で完勝。岩手のダービー馬の座を獲得しました。


★第38回岩手ダービーダイヤモンドカップ優勝/チャイヤプーン

 今回は中団からの競馬となった同馬ですが、勝負所あたりからは抑えきれない手応えで動き始めると一気に先頭、直線半分だけで2着に4馬身差を付けました。最後はカメラ目線になりつつしっぽを振りまくるという遊ぶような仕草を見せながらなおこの走りなのですから、完勝に留まらず“圧勝”と言うべきなのかもしれません。


★引き上げてきた村上忍騎手も笑顔


★表彰式の模様


★担当の山下厩務員は初めてのダービータイトル獲得

 これで5連勝、重賞は4勝目。走る度に強さを増すかのチャイヤプーンは、この後いったん南関東に移籍して秋に備える事になるようです。当面の目標は8月の大井・黒潮盃か、9月の川崎・戸塚記念か。その辺はまだ確定していないようですが、その後不来方賞前に岩手に戻ってくる事は決まっているようです。
 岩手の3歳戦線はこの後しばらくマイル・短距離の路線が続き、中距離の一線級3歳馬にとって手頃なレースはそれこそ不来方賞までありませんから、3歳重賞が続く南関東に移籍する形は合理的かと考えます。暑い時期の輸送競馬はそれだけでハンデにもなりますしね。
 黒潮盃にせよ戸塚記念にせよ、最終的にダービーグランプリにつながってくる有力馬が登場するレースです。そこでチャイヤプーンがどんな走りを見せるのかは重要な指標になるはずです。




 2着のエルノヴィオ。鞍上の木村暁騎手はレース後曰く「並ぶ間もなく交わされて4馬身差を付けられたから“惜しい”とは言いづらいが、それでも良い走りだったし力も付けている。この先が楽しみ」。
 木村暁騎手は2002年デビューのベテランですけども、昨年に大坪騎手が初重賞タイトルを手にしたので年季が入った騎手の中で唯一まだ重賞を勝っていないのです。この馬で重賞勝ちのチャンスが来ないかなあ。


★エルノヴィオと鞍上の木村暁騎手(ダイヤモンドカップ返し馬)


 もうひとつの話題は6月3日に盛岡競馬場で行われた『地方競馬ジョッキースチャンピオンシップ』の模様です。少し時間が経ってしまったので結果中心に簡潔に。




 まず第1戦。ダート1600mでの戦いは2番人気ブライアントピースに騎乗した繁田健一騎手が、5番人気レッドダニエルに騎乗する山本政聡騎手の猛追を凌いで優勝。


★地方競馬JSC第1戦/優勝はブライアントピース&繁田健一騎手


 第2戦は芝1700mで行われ、6番人気コアレスフェーブルに騎乗した桑村真明騎手が差し切り勝ち。


★地方競馬JSC第2戦/優勝はコアレスフェーブル&桑村真明騎手


 この2戦の結果、第1戦4着・第2戦1着の桑村騎手が第1ステージ1位、第1戦1着・第2戦6着の繁田健一騎手が同2位、第1戦7着・第2戦2着の山口勲騎手が同3位で第2ステージに進みました。
 また、岩手の山本聡哉騎手は8位、村上忍騎手は10位で同じく第2ステージに進出。一方、負傷欠場の森泰斗騎手、2戦とも1ポイントに終わった永森大智騎手がここで足切りとなっています。


 1位桑村騎手。「盛岡で初めて勝ちました」って、あれ?そうでしたっけ??「札幌は地元だからこのまま1位を守りたい」とも。



 2位繁田騎手。「盛岡は乗りやすいし環境も素晴らしい、良い競馬場ですね」とずっと笑顔。


 3位山口騎手。当日は6月の盛岡にしては暑い日だったのですが「佐賀に比べたらなんでもないけんね」と余裕の表情。


 4位の藤田弘治騎手は反対に「こんなに暑いと思わんかった」と暑そうでしたが、レースでは2戦ともしっかり掲示板確保で勝負強さを発揮。


 5位の吉原寛人騎手。ワイルドカードから進んできてやる気満々。


 6位の矢野貴之騎手は日頃変わらぬ高貴な笑顔。追っかけファンの声援も嬉しそうでした。


 7位の佐藤友則騎手もいつも通りの“友則スマイル”。佐藤騎手も矢野騎手も1戦目がもったいなかった。


 8位は山本聡哉騎手。1戦目は健闘でしたが2戦目が初芝の馬を引いてしまって。


 9位岡部誠騎手。エンパイヤペガサスに騎乗して勝った事は当然知れ渡っているのでそういう声援もありましたね。


 10位村上忍騎手


 11位瀧川寿希也騎手


 12位下原理騎手。馬を降りるとほとんどいつも笑顔な方なんですよ・・・。

 矢野騎手以下がそうなのですが、下位に終わっての1ポイントがあるとどうしても厳しくなりますよね。理想は「一つ勝ってもう一つも上位確保」次が「二つとも掲示板確保」。
 しかし藤田弘治騎手のように「第1ステージで足切りギリギリから第2ステージ連勝で大逆転」のドリームも起こりえるわけですから、このあたりの騎手には浦和での奮起を期待。


 13位永森大智騎手は今回はどうもリズムに乗れなかった模様。レース前、いつも以上におとなしい感じで座っているなあと心配していたら、残念ながらの第1ステージノックアウトとなってしまいました。





 ピンチヒッターとして出場した山本政聡騎手。第1戦で勝ちに行ったのが山本政聡騎手らしかった。あれで勝っていればポイント争いもより激化したはず(山本政聡騎手自身は順位に関係ありませんが、山本政聡騎手の獲ったポイントは「空白」になるため)。



 負傷欠場となった森泰斗騎手なのですが、結局枠順確定後の前日土曜日になって欠場が発表される事になり、これについて「岩手競馬の発表が遅い」と怒られていたファンの方もおられたと聞きます。
 しかしこの件はですね。岩手競馬側としては何度も向こうの主催者側に意思確認をしていて、それで“本人がどうしても行くと言っているので”というので確定させてみたらやっぱり乗れなかったと、前日・土曜日の午後になってそうなった上に、土日は地全協が休日という事も重なって岩手競馬側から第一報の形で発表する事になったものです。
 この辺は、岩手競馬以外の部分で、うまく調整してほしかったなというのが正直な感想であります。





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最終更新日  2018年06月15日 01時07分26秒



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