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2018年09月27日
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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。

 今日9月27日の夕刻、盛岡競馬場照明設備のマスコミ公開が行われました。まさしくつい先ほどの事。今回はそのお話です。




 8月の盛岡開催終了後から本格化したコース照明工事。日程的に結構ギリギリという話はしばしば耳に入ってきまして、自分などもけっこうやきもきしていたのですが、29日からの使用開始を目前に控えた今日、コース試走&各エリアからの確認を兼ねてのマスコミ公開とあいなった次第。


★パドックからコースへ向かう馬たち。鞍上は山本政聡騎手と溝口厩務員



★人工照明があたるコースへ

 照明が入った所はこれまでも何度か見ているのでそれなりに見慣れているはずなのですが、間もなく実際にレースに使われるようになると思って見ると、なんだか少し違った光景にも感じます。


★ゴール!


 今回の試走は実際に照明をつけた状態でのレースのシミュレーションとなっていまして、馬は装鞍所からパドックに出て何周かしたあとコースに出、返し馬のような感じで1600mのスタート地点まで行ったのちサラッと流してゴールまで走り・・・と実際のレースを模した流れで走行。審判裁決や中継カメラ等もレースのようにそれを追って見え具合や映り具合を確認するというものでした。
 今日は18時から開始という事でしたが、雨模様の空のためか17時半頃にはすっかり暗くなっており、照明も最初から点灯した状態で公開が始まりました。
 先々週は18時頃でも空がうっすら明るいくらいだったんですけどねえ。日が短くなるスピードは速いですな。これが10月下旬頃になったら17時前にはすっかり暗くなりますからね。寒さとの戦いみたいになるのかも。


★試走後にインタビューを受ける山本政聡騎手

 “初照明レース”に騎乗した山本政聡騎手がインタビューを受けるの図。もうニュースで見た方もおられるかな。「なんて話したら良いんだろう?何聞かれるの?何話そう?」と微妙に困っていた山本政聡騎手でしたが、カメラの前に立ったらしっかりと受け答えしておりました。

 山本政聡騎手曰く、まず照明の明るさは「けっこう明るく感じる。自分の感覚だと門別よりも明るいくらいかも」との事。レースをするには特に問題無さそうな感じです。
 ただ、「ハロン棒やラチの影だったり新しく立った照明塔を見て驚いたり物見したりする馬がまだ若干いる」とも話しておりました。
 今はナイターをやっている競馬場が多く照明レースに慣れた馬も多いのでしょうが、新しいものに敏感な馬が少なくないのも確かですからね。その辺、しばらくの間は注意が必要かもしれません。

 騎手の方は、今はどこかしらでナイター競馬を経験している騎手がほとんどですし、そもそも普段の調教はもっと暗い照明の中でやってきていたのですから、あとは盛岡の照明の感覚に慣れるだけなのだと思います。


★パドックはこんな感じ。いかにもLEDという色合い



★スタンド4階から見たコース・4コーナー側


★同1コーナー側


 照明のムラはまだ何カ所か残った状態のようで、上から見下ろすとはっきり分かるくらいです。馬に乗っている人からはそれほど気にならないようだし、外ラチ側に暗い所があってもそこはレースではまず走らない部分だから大きな影響は無いのでしょうが、スタンドから見ているとちょっと気になるかな。いずれ全体的に調整していくという事ではあるようです。

 “照明”が付いたのはコース側だけでは無いんですよ!スタンド入場門側、馬像のまわりにイルミネーションが設置されました!





 インスタ映えしそうな良いアングルを探すのが意外に難しいんですけども、皆さんもぜひ盛岡競馬場においでになって、綺麗に映えるポジションを探してみてください。




★ちなみに自分はクロスフィルターを3種類、常に持ち歩いております

 さて、改めて記しておくと、盛岡競馬場のはくぼ照明使用は今週末の9月29日から。これにあわせてレースの時間も夏の時間帯に戻る形になります。
 例えば30日のメインレース・白神賞は12Rの18時10分発走。10月8日に行われるマイルチャンピオンシップ南部杯は当日の第11R、17時30分発走です。
 これが昨年は、白神賞は同じ第12Rでしたが発走は16時40分。南部杯も第11Rでしたが16時40分の発走でしたので、大きく遅い時間にずれる事が分かりますね。

 一方で芝レースがメインの場合は、芝コースには照明が無いのでまだ自然光がある時間帯に組まれます。例えばこの29日のメインは芝特別のもみじ賞ですので第9R、10月6日の準重賞ハーベストカップも同様に第9R、発走は共に16時35分です。
 こんな話を北海道の方にしたところ「ナイター設備が無かった頃の門別内回り1600mがメインに入った時のような状態ですね」と言われました。まさにその通り。
 照明設備導入の元々の狙いが“JRAのメインレースよりも後に岩手のメインを持っていく”事ですから、芝レースがメインになった時にそれができなくなるのはもったいない。ここはやはり芝コース対応の照明設備も早期導入をお願いしたいものです。

 ここのところ大変な事がありすぎてなかなかアピールもしづらい状況な岩手競馬ではありますが、ひとまず、この照明使用開始(あくまでも「はくぼ開催」延長なのであります)は岩手競馬の新しい歴史の1ページを作るものになるはずです。もう一度繰り返せば10月8日のマイルチャンピオンシップ南部杯は第11R、17時30分発走です!
 より多くの皆様に岩手競馬を楽しんでいただくきっかけになることを願っております。






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最終更新日  2018年09月27日 23時27分01秒



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