2018/11/21(水)10:00
伝わる 馬のちから 伝える 人々の力
水曜日の担当は、坂田博昭です。
ホッカイドウ競馬の最終日、道営記念当日は、Aiba札幌駅前もイベントで盛り上がりました。
Aiba札幌駅前地下3階 発売エリアでの予想トーク
ゲストは須田鷹雄さん 岡部玲子さん 手前がわたくし
このあと夜に行われた地下1階のカフェバー「スタンピーズ」でのパーティイベントも盛り上がりました。
毎週イベントを行ってきて、私も多くのお客さま方と出会うことが出来ました。
イベントだけでなく、この場所をこれまでに訪れて下さった皆さまに、心から感謝申し上げます。
勿論、ホッカイドウ競馬の開催が終わったあとでも、Aiba札幌駅前では南関東中心に元気よく営業しております。
イベントも、折に触れて行われる予定です。
次のイベントデーは12月12日(水)の船橋・クイーン賞当日。
その時に改めてお知らせしますね。
土曜日に東京に戻ってきまして、また東京競馬場に出かけました。
今年最後の東京競馬場かな…。
メインレースの頃には日も傾いて、光の色もご覧のように全体的にオレンジがかった感じになります。写真1枚とってみても、季節の進み具合がわかりますよね。
レースの方は…
皆さまご存じのように大激戦!
すでに残り1ハロンで大接戦の予感
並んだ!!
これが、少し後ろからですがゴールの直前
完全に隠れている一番向こう側の馬が勝ち馬ニシノデイジー
検量室前
激戦を勝ちきった勝浦騎手
ニシノデイジーは、9月の札幌2歳ステークス以来の出走でした。
当時のパドックでの姿がこちら
今回のパドックでの姿は…
馬体重は+12kg
ふっくらしたというより、体のラインにメリハリがついているような気がしませんか?これで馬体が増えているわけですから、恐らく全体的に成長した上にいわゆる「競走馬らしく」なってきたということなんでしょう。
パッと見た目シャープな感じに見えてしまったので、どうなのかな?と思ってしまったのが、馬券的には敗因。強いところをせっかく札幌で見ていたのに…。
今週はいよいよ、ジャパンカップですね
最後にご案内。
今日から、東京・汐留で馬の写真展が開かれています。
高層ビルが建ち並ぶ汐留
正面がゆりかもめの汐留駅
JRですと新橋駅が近いです
この写真のすぐ向こうにあるのが、ウインズ汐留
日テレタワーから広い道路を隔てて向かい
共同通信社のビル「メディアタワー」のアネックス1階
汐留ギャラリーが会場です。
競馬写真家展『彩 サラブレッド 2018』
10名の写真家の方々が撮影した、馬と、馬の周りの人々と、そして競馬場
実に様々な風景が、実に様々なタッチで描き出されています
行きなれている場所、見慣れている風景のように思えても
写真の撮り方っていうんでしょうか…
シャッターを切るときの「観点」みたいなものなんだと思うんですが
こんなふうに見えるものなんだと。
馬や人々や場所の姿が、見たことがあるはずなのに見たこともないようなもののように感じられ、とても不思議でした。
「『個性』なんですよね。それで同じ馬の写真でも、こんな風にそれぞれの写真家によって伝えるものが違うんです。」
…とは、今回の出展者のひとり・岡田修平さん(写真右)
まさにそこがこの展示の興味深さ面白さです。
「普段皆さんがよくご覧になるゴール前写真とか、口取り写真とはまったく違う、馬とか馬のいる風景を感じて、シャッターを切ります。そのシーンに出会ったその瞬間に『あっ』と感じて撮影したときに、こういう作品が生まれるんですよね。」
例えば、コースの脇の紅葉の色づき方がいつもの年と違って鮮やか、とか
馬が水浴びしている水しぶきの感じの清々しさ、とか
感じるものも、個性
それを写真として表現する仕方も、個性
写真家の皆さんって、写真を撮るプロ、だと思っていたんですが…。
違いました。ここにある写真の数々を見てわかりました。
「その瞬間」を感じることの、プロ
それが写真家
写真として切り取ったときに伝わる何かを、感じて、シャッターを切れる人
それが写真のプロ
そんな「特別な才能」を持った方々の作品に、皆さんも是非触れて下さい。
明後日23日金曜日までが東京のこの場所で。
12月14~20日の間には大阪にある「富士フォトサロン大阪」で開催されます。