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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。
競馬があるのはやっぱり良いですなあ・・・と感じた先週末でありました。 先々週などもそうでしたが先週末もこの時期にしては暖かい日が続き、風がなければ上着がいらないくらいの体感温度。そのおかげもあって土曜日は競馬場でのファンの皆さんの姿も多かったように見えました。 売上げも、開催前半3日間では昨年同期比でごく僅かながらも増。もともと今の時期の水沢開催は発走時刻や日程の関係でシーズン中最も売上げが低い時期。ただでさえそんな時期なのに開催休止があったらどうなるか?と心配していましたが、売上げへの影響は無かったとは言えないものの最小限に留まったのかと思います。 さて、当初11月18日に行われる予定だったダービーグランプリは12月10日に日程を移して仕切り直す事になりました。事情は違えど「ダービーGPの仕切り直し」は1998年以来20年ぶりです。 出走予定馬も既に発表されており、結果的に当初予定時の最終段階と同じ馬たちが選定馬となりました。 かつて1998年の際には、盛岡と水沢でフルゲート頭数が異なるために、盛岡で選定されていたものの水沢では枠から漏れた馬が出ました。さらに、コース形態の大幅な変化もあって、それがゆえにウイングアローが三冠を逃す事にもなった・・・とは今でも言われていたりします。 ★今も昔も変わらぬ・・・と思いきや、枠番の数字に色まで付いてる(今はありません) ★優勝したのは、ウイングアローの三冠を阻止したのは、ナリタホマレでした。鞍上はM.ロバーツ騎手 その時高知から遠征してきた高知の3歳三冠馬カイヨウジパングは盛岡に輸送してきて中止になったのでいったん高知に帰って、改めて水沢に来たという話。短期間に二度の長距離輸送にもかかわらずダービーGPでは6着に入りましたが、その後勝ち星無く終わったのはこの遠征の負担があったのかなと思ったり。 ★高知から二度も岩手にやって来たカイヨウジパング。鞍上は北野真弘騎手(現調教師。北野壱哉騎手のお父さん) もうひとつ。98年、盛岡でのダービーGPの際に出走枠に入っていたナナヨーウォリア-が水沢には出走できず、一方で当初予定の11月23日の時点では準オープンだったマイターンが、延期になった間にオープンに上がって水沢のダービーGPの出走枠も得て、結果3着に食い込むという結果もありました。 ★当時は内馬場で行われていた表彰式。こうして見ると雪が無いですな。天気が悪くて寒かった記憶がありましたが ★レース後に水沢江刺駅で会ったM.ロバーツ騎手と 今回はコース条件が変わらないので頭数に変わりなく顔ぶれも恐らく当初とほぼ同じになるでしょうけども、98年の時にあったように、日程変更によるローテーションの変化がレースの結果や、その後の“馬生”に及ぼす影響・・・というのが起きてくるのかもしれません。 そして、この日は元々2歳重賞の寒菊賞も行われる予定で、ダービーGPが同じ日に入りましたけども寒菊賞も予定通りに行われるそうです。つまり当日はダブル重賞の形になるとの事。3歳馬の最終決戦と金杯を目指す2歳馬達の戦いとを1日のうちにお楽しみいただける事になりました。地方競馬の場外発売はほぼ全国発売にもなっている日ですので全国各地でお楽しみいただける事を願っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年11月30日 08時43分33秒
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