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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。
昨日、道内の天気予報が、6日夜から週末に向け、大雪の恐れがあることを放送していました。本来は、7日朝の飛行機で千歳から羽田へ飛び、昼の便でソウルに行くつもりでいましたが、雪で飛行機が飛ばない可能性があることも考え、6日の最終便で羽田に戻りました。結果的に、今朝乗る予定だった飛行機は無事に飛んでいましたが、昼以降の飛行機は欠航や遅れが相次いでいました。 何にせよ、無事にソウルに着いたのでホッとしています。よこてんさんも書いていましたが、多くの人が香港に行っている中で、「グランプリ」を観戦しに、3年連続でのソウルです。「コリアカップ」は、胆振東部地震の影響で、北海道から出ることができませんでしたから、半年ぶりのソウルを満喫したいと思います。 その「グランプリ」は、「大統領杯」4連覇を果たしたトリプルナインが、15年4着、16年2着、そして昨年3着と、このレースは惜敗が続いており、悲願の「グランプリ」制覇が懸かっています。そのトリプリナインを、「KRAカップクラシック」で圧倒したチョンダムドッキは、昨年4着からの巻き返しを図ります。「コリアカップ」で2着に健闘したドルコンや、上がり馬のチェゴマネーなど、今からワクワクするメンバーとなりました。また、「大統領杯」で4着だったウルトラロケットに、2012年に大井競馬場でも期間限定騎乗した、田中正一騎手が乗ります。5年前に釜山で短期免許を取っていたので、2度目の韓国での短期免許です。 (昨年のグランプリ、3着だった1番トリプルナイン) 昨年は雪が降り、馬場がかなり悪かったんですが、北海道より体感は寒く感じるほど、ソウルに着いて外に出た時に体が震えました。明日からソウル競馬場で、競馬を楽しみますが、今年は天気に恵まれることを祈りたいものです。 さて、先週のブログで、ハッピーグリンは来年、中山記念から始動する予定だと書きました。しかし、ある新聞で「有馬記念を目指す」と書いてあったので、おやっと思った方もいるかもしれません。田中淳司調教師に聞くと、 「ジャパンCをあの時計で走りましたから、疲れが残っているんじゃないかと思ったんですが、意外と回復が早く、依然として状態は良いんですよ。オーナーと相談し、このまま良い状態で調教を進めることができれば、有馬記念への挑戦を視野に入れました。ただ、調教を進めて、少しでも気になるところが出れば、回避する可能性もあるので、まだ本決まりではありませんが、その予定で進めていきます」 と話していました。日高も雪が降ったので、急な寒さに対応しなければならない今の北海道で、調整の難しさはあると思いますが、もし有馬記念に出走することになれば、また盛り上がりを見せますね!今後の動向も、わかり次第、このブログで報告できればと思います。 週明けは、やはり「ダービーグランプリ」が楽しみですね!サンエイキャピタルは骨折で戦線離脱。ヤマノファイトは回避し、9頭立てとなりましたが、兵庫からコーナスフロリダとクリノヒビキの強豪2頭に加え、金沢で「サラブレッド大賞典」を制したアルファ―ティハが、船橋に移籍して出走となりました。迎え撃つチャイヤプーンは、「岩手ダービー ダイヤモンドカップ」を制した舞台に戻り、二冠を目指す戦いとなります。 クリノヒビキは、「楠賞」を走って中2週のローテーションで挑みますが、コーナスフロリダは「ダービーグランプリ」が行われることを信じて、ぶっつけ本番で臨むことになりました。先週、田中範雄調教師と話をした時に、 「11月中旬に向けて調整していたので、調教だけでピークに持っていこうと思った状態を、そのまま2週も維持するのは大変です。クリノヒビキは、競馬を使えたことで、良い意味でのガス抜きもできているでしょうし、間隔が開いた上での長距離輸送で、テンションが上がらなければ良いんですが、距離を考えればクリノヒビキより適性は高いと思いますので、何とか頑張りたいですね」 と話していました。当日の気配にも注意すべきでしょうが、「西日本ダービー」での圧勝劇は、かなりのインパクトを与えましたので、ぜひ連勝を期待したいものです。楽天競馬では、直前予想討論会もアップされる予定ですので、こちらもご覧頂ければと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月07日 22時57分01秒
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