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カテゴリ:大川 充夫
ミツオーです。平成最後の年の瀬だと思うと、少しだけ感慨深いような気がします。 さて、世は師走。クリスマスシーズンです。 先日利用した金沢駅では、 毎年恒例のクリスマスツリーが飾られ、さらに今年は撮影スポットとして利用できるよう、 写真ではわかりにくいのですが、ツリーの手前に撮影用の立ち位置がつくられていました。 この手前にある輪っかの向こう側に入って撮影するんですな。 前にも書きましたが、こうした撮影スポットを提供することは、今や大切とかその方がいいとかいう次元を通り過ぎ、むしろ当然とも言える状況になっています。 わたくしなどは苦手としていますが、SNS映えする写真をどしどし公開するのが、みなさん当たり前というか、もはや義務やら仕事みたいになってしまっている方まであるようです。 舞台を観に行っても(ライブその他でもそうなんでしょうけど、行かないから知らない)、ちょっと前までは、 「撮影や録音など記録関係は絶対にダメ」 だったものが、今は、本編以外にあえて撮影タイムを設けて、 「どんどん撮影してアップしてください!」 と。 お客さんの発信力をうまく利用したほうが、お金をかけて宣伝するより効果的だということが常識になってきたわけです。 というわけで繰り返しになりますが、ぜひ各地の競馬場でも、お客さまの発信力を使っていくべきなのです。 大井競馬場では名物となったイルミネーションが、今年度はMEGA ILLUMINATIONとして稼働中で、開催日にはフル稼働していないものの、場内各所に、いかにも記念撮影したくなるような場所をわんさか提供しています。 こんなふうに、みなさんポーズをとるわけです。 こんなふうに。 こんなふうに。 きっと仲間内でシェアするだけでなく、SNSにアップしているでしょう。 コレも、ぜひとも一緒に撮影したくなる造形の、うまたせ!です。 正門入ってスグ、こんなの立ってたら、写真、撮らなしゃあないがな、てなもんです。 来場してくれた方々が、 「来たよ!」 「こんなんあるよ!」 と発信し、ついでに 「面白かった!」 と書いてくれれば、お金をかけて新聞広告で「開催しております」とするよりも、ずっと効果が高いんじゃないかと思うのです。いや、もちろん新聞広告は大事ですけども。そこに頼るひとたちもいますからね。 というわけで、常々、そういう撮影スポット的なモノ(場所)があったほうがいいんじゃないの?と言い続けてきたおかげでか、金沢競馬場にもついに、撮影専用スポットが登場したのでした! 実況席からよく見えます。…見えない?矢印の先ですよ? ちょっとアップにしてみた。矢印の先ですよ? 金沢競馬場のいわゆる内馬場広場は広大で、芝生がひろがる快適な空間なのです。 その真ん中に、 こうして、突如登場した撮影スポット。 寄ってみた。 撮影してみた。一人だけど。 このハート型ごしに向こう正面走路が見え、レース中に馬の走る姿をハート内におさめることができます!という触れ込みなのです。 …実際にやってみた方の感想では、タイミングがうまく合わなくて難しいらしいですが。チャンス、約30分に一回だしね(連写がいいかも)。 反対側からは、ハートごしにスタンドが見えます。 待望の撮影スポット、わたしが見に行ってみたときには他にも「コレ見にきたんだよ」という方がいて、「真ん中に鐘ぶら下げたほうがいいんじゃないか?」とか何とか、うれしそうに話しておられました。 ホラ、こうして作ってみただけで、早くも「もっとああしたほうが…」「こういうのはどうだ?」と話題になったりもするわけで、やはりボーっとしているよりは、よかったと言えるでしょ? 金沢競馬場の内馬場広場には、生垣迷路がありまして、わたし個人としてはコレももっと利用してもらいたいなあと思っています。珍しいモノですし。 長く金沢競馬場にかよっていても、そんなものがあるとは知らなかった、という方がけっこうあります。もったいない。 せっかく内馬場広場に撮影スポットをつくったのですから、セットでめぐってもらえるように、順路の矢印でも立てておくといいかもしれません(ヘンか)。 数々ある競馬場の、それぞれにある撮影スポットの中で、きっと来場した方の多くが撮影せずにはいられないだろうなあと、わたしが最強の撮影スポットと思っているのが、コチラ。 笠松のオグリキャップさん。 やっぱ、コレには勝てません。 競馬史上最高のアイドルホースの像ですからな。 欲を言えば、もうちょっとだけでいいから、周辺を整備してもらいたい。 電線とか写りこんじゃうんですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月10日 10時09分58秒
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