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2019年01月11日
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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。

 年が明けてようやく今週、札幌に戻りました。7日の早朝便で新千歳空港に着きましたが、この日も朝から雪が降り、滑走路が1本しか使われていなかったようで、早い便で良かったと思いました。


(午前8時半頃、到着した時の新千歳空港)

 周辺の道路も凍結している箇所もあり、慎重な運転で日高に行きましたが、厚真辺りになると景色が変わりました。門別競馬場は…というと、


(昼ごろの門別競馬場。本馬場は雪に覆われていますが、薄曇りで好天でした)

 1月4日現在の入厩状況を、ざっくり主催者に教えて頂きましたが、昨年比で3歳も古馬もかなり増えており、合わせて200頭弱います。1歳馬も例年よりいるようですが、開幕の時に番組面で心配するのは3歳以上の頭数。シーズンオフの時期に、これだけの頭数がいれば、直前で増えてくることは間違いなく、開幕の頃には例年より充実した番組が組めるのでは…。そんな思いも抱きました。ナイママの追い切りを見るため、9日の最終便で羽田へ行きましたが、この時には千歳周辺もだいぶ雪が減り、道路状況も良くなっていました。


(午後9時発の飛行機に乗る直前。7日朝より、道路が見えるほど雪が少なくなりました)

 ​さて、よこてんさん​が書いていましたが、平成初期は確かに、東西どちらかの情報は、なかなか入りづらかったんですよ。週刊競馬ブックも、「赤ブック」「青ブック」って言い方をしていて、関東は「青ブック」でした。この分かれ方は、重賞は当時も、普通に馬柱が掲載されていましたが、西の特別登録馬は、馬名のみで1ページに記される程度。今では信じられないでしょうが、基本的にG3は相互発売をしておらず、G2でも「天皇賞・秋」と同日開催で行われていた「スワンS」の発売はなかった時代でした。もちろん、テレビで双方の重賞は観ることができましたが、それ以外では独立UHF局の「中央競馬ワイド中継」で、たまにコーナーであった「関西馬情報」で有力関西馬を知り得る…という流れでした。このコーナーが、穴馬券を的中する上で重宝し、メジロマックイーンを「菊花賞」で◎にできたのは、このコーナーのお陰でした。当時は東高西低の末期で、そういった時代だからこそ、「西の秘密兵器」という言葉もよく言われていました。

 今週の​スポーツ報知のコラム​でも書きましたが、平成に入った時の馬券は、単勝、複勝、枠連の3種類のみ。平成3年秋に、中央競馬で馬連が導入され、それとともに単枠指定制度がなくなりました。地方競馬は、単枠指定を設けていなかった代わりに、友引という制度がありました。これは、2頭いる枠のどちらかが出走取消や競走除外になると、同枠馬も一緒に取り消す(同じ枠の友達を引く)制度でした。多くのファンが、もう存在すら知らないものになってきたんでしょうね…。平成の一時代で、単勝、複勝、枠連、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単、枠単(地方のみ)、WIN5(中央のみ)、トリプル馬単(地方のみ)、5重勝(地方のみ)と、馬券の種類はかなり増えました。平成14年、3連単を先に取り入れた南関東は、8Rと最終レースの2つに限定し、9頭立てで実施していましたね。その2年後にJRAでも3連単を導入しましたが、後半4Rに限定する形で始まりました。

 古い話はこれぐらいにして、週明け14日に中山競馬場で行われる「京成杯」に、川崎のナイママが出走します。10日に、川崎競馬場で最終追い切りが行われました。


(追い切る前のナイママ)

 ​追い切りの様子​は、ちょうど直線が逆光となり、ゴール前でようやく走りが見えるような、申し訳ない映像になってしまいましたが、時計を採りながらスマホを移動させていた関係もあるので、ご容赦下さい(-_-;)

 僕が採った時計で、5Fから65秒5-51秒2-37秒8-12秒3(馬なり、厩務員騎乗、馬場3分)でした。

「最終追いを含め、前走後は4本時計を出せました。1週前に当たる5日に、小向トレセンで追った4F50秒6はかなり速く、ここで体はできたこともあり、直前はサーっとやる程度に考えていましたが、追えばいくらでも時計は出ると思われるほど、余力がありながら好時計をマークし、状態の良さは窺えます。前走は馬体が増えていましたが、このぐらいの体付きで良いと思いますし、今回も同じぐらいの体重で出走できると思います」

と河津師。前走は、返し馬で止めるのに苦労するほど、テンションが高くなってしまい、その段階でアウトだった印象でした。

「普段は落ち着いている馬なので、前走の返し馬はビックリしましたが、今回はトライアビットにハミを替えて中間も追い切り、折り合いがついていますし、前走のようなことはないと思います」

と、河津師は対策も万全であることを強調していました。

「札幌2歳Sの上位組が、その後活躍している状況を考えれば、前走が能力でないことは確かです。実際、前走後はすぐ息が入り、まともに走っていなかったことが歴然です。前走は仕掛けて前に行き、勝負所で外から交わされる、自身が初めて経験したレース振りでヤメてしまった感じもあります。今回は折り合いに専念する形で、差すレースをしたいと考えています。相手は揃っているとはいえ、東スポ杯ほどではないと思いますし、自信を持って送り出したいと思っています」

 プレイアンドリアル以来、5年振りの勝利を目指し、最高の追い切りができたナイママ。頑張って欲しいと思います。





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最終更新日  2019年01月11日 20時29分56秒
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