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2019年02月04日
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カテゴリ:大川 充夫
ミツオーです。同病のみなさん。花粉のシーズンです。今年も頑張りましょう(しくしく)。



さて、南関東地区、先週は川崎開催でした。



2日目の火曜日(29日)には、佐々木竹見カップジョッキーズグランプリがおこなわれ、4日目の木曜日(31日)には、川崎所属の森下博騎手が最年長勝利記録を更新するなど、大いに注目され、話題となる出来事も数多くありました。

…が、まあコレは社内と個人的な都合によるものですが、わたくしたまたま、どちらも直接目撃できておりません。


ので、佐々木竹見カップジョッキーズグランプリについては既によこてんさんが書いてくださったものをお読みいただいたことでいいとして、森下博騎手の件は…また機会をあらためて、直接お話をうかがうことができたときにお伝えするということにさせてください。すみませぬ。




先週の川崎メインレースは、3日目(水曜日 30日)の川崎記念でした。


年の初めのG1(Jpn I)、こちらももちろん、大いに注目が集まりました。わたくし実況を担当させていただきました。


(川崎記念実況担当直前。大きく西に傾いた日が、長い影を投げだす中、レースはおこなわれました)



この川崎記念、優勝したのはミツバでした。



通算43戦目、G1級6回目の挑戦にしての初G1タイトルとなりました。重賞は3勝目。
川崎記念は、父・カネヒキリ(10年前 平成21年)との父子制覇です。


(斜めですみません。和田騎手の笑顔が素晴らしい)



サルサディオーネが逃げ、JRA勢がそろって前に行くカタチとなりましたが、ミツバはその中では一番うしろ・6番手からの競馬。


一周目スタンド前でオールブラッシュがしかけて先頭に並びかけて行くと、サルサディオーネもハナを譲らず、ややペースが上がります。


向こう正面ではJRA勢が逃げ馬にプレッシャーをかけるように詰め寄り、3コーナーでコパノチャーリーが脱落、逃げたサルサディオーネも苦しくなり後退。


先頭に立ったオールブラッシュにケイティブレイブが並びかけ、ミツバは内々を立ち回って3番手に押し上げると、アポロケンタッキーは外を通って前に迫ります。


直線では、外を回ったアポロケンタッキーが遅れ、内3頭のあらそいに。


オールブラッシュに外から並びかけるケイティブレイブ、2頭の間をつくミツバ。
ちょっと狭いか?と思われるところを力強く割って出たミツバが、2着あらそいを2馬身半突き放して優勝しました。


2着・ケイティブレイブ、アタマ差3着・オールブラッシュ。
2着馬・3着馬ともに、この川崎記念2度目の制覇がかかっていましたが、ミツバは見事それらを阻止。





勝ったミツバが初めて重賞に挑戦したのは、16年秋のシリウスS(4着)。
ダートグレード戦線への初登場が翌17年、2年前の川崎記念(3番人気・4着)でした。


以降、中距離・長距離のダートグレード競走に数々出走し、そのたびに期待されてきましたが、意外にも(?)重賞勝ちをおさめたのは2度のマーキュリーカップのみでした。わたし自身は正直、もう少し活躍できていてもおかしくないのになあ…という感想を、この馬については持っていました。


たしかに、対戦する相手はダート重賞戦線のトップたちですから、相手が強いと言えばそのとおりなのですが、それにしてもなかなか勝ち切れない。


今回手綱をとりミツバを優勝に導いた和田竜二騎手の言葉にもあるとおり、「気ムラな面があり」思ったほど、あるいは期待ほど勝ち切れない、そして昨年の白山大賞典のように人気を背負いながら大敗することも。


この川崎記念では前にライバルを置いてじっくり構え、直線でもひるまず追い比べの間を割って伸び切りました。気ムラな馬を和田騎手がうまくエスコートしたということなのでしょう。


この勝利がこの馬にとって変わるキッカケとなるかどうか。今年も中距離・長距離戦線で活躍してくれることは間違いありません。




和田竜二騎手 表彰式でのコメント(聞き手:百瀬和己アナウンサー)



今日は気合が乗っていて素晴らしいデキでした。


この馬には以前、3歳のときに乗ったのですがちょっと気ムラな面があったので、ボクがブリンカーつけたらいいのでは?とすすめてから走り出したので、ちょっと悔しい思いもしてたんですけど(笑)、ようやくここで乗せてもらえて結果を出せたので、うれしく思います。


直線はちょっと狭いところに入ってしまいましたけど、馬がこれまで以上に頑張って走ってくれました。


気ムラな面のある馬なんですけど、今日は集中して走れていましたし、強い勝ち方だったと思うので先が楽しみになりました。


川崎は難しいコースですけど乗っていて楽しいですし、また来たいですね。



(馬がこっち向いてくれた。横からなのにカメラ目線くれてありがとう)





個人的には、年の初めのG1を実況担当できてうれしい限りです。
年明け最初の南関東重賞担当がこのG1だったので、むやみにワクワクしました。


今年も南関東だけでなく、笠松や金沢でも、たくさんワクワクするレースを見たいと思います(実況も担当します)。





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最終更新日  2019年02月04日 10時47分14秒
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