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2019年02月07日
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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。

 自分はこれが2月最初のブログなのですが暦上はすでに2月の1/4が経過。きっちり4週間しかなくてあっという間に過ぎていく2月は好きじゃないです・・・。

 さて、本日ですね、2月7日。2018シーズンの岩手競馬の年度代表馬等が決定しました。年度代表馬は3歳のチャイヤプーンとなりました。


★チャイヤプーン(ダービーグランプリ優勝時)

■年度代表馬/3歳最優秀馬 チャイヤプーン
■2歳最優秀馬 該当馬無し
■4歳以上最優秀馬 エンパイアペガサス
■最優秀ターフホース サンエイゴールド
■最優秀牝馬 ナムラバイオレット
■最優秀短距離馬 ラブバレット


 この2018年のシーズンは開催打ち切りという形で終わっただけでなく(年度の区切り方としては3月の特別開催も2018年度なのですが、各種記録類は1月までで区切る事になっていますので)重要な重賞もできずに終わってしまい、部門別の表彰馬を決めるのは非常に難しかったのではないかと思います。
 2歳部門が該当馬無しになったのはまさにそれ、南部駒賞・金杯が実施できなかった影響です。例えばジュニアグランプリを岩手の馬が勝っていればその馬に・・・という線も有り得たのでしょうが、残念ながらそれを制したのは北海道の馬でしたからね。

 3歳のチャイヤプーン、古馬のエンパイアペガサスの選出には異論がないとして、年度代表馬は、今季に関しては無理に決めなくても良かったような気がします。
 本来の予定であれば桐花賞で激突するはずだったこの2頭。そこで勝った方が言うなれば“岩手最強”の称号を手にしたであろう事は間違いありません。その舞台が無くなったのであれば、この2頭をどちらが年度代表馬だという所で比較しなくともよかったのではと思ったりします。

 また、近年の3歳馬の年度代表馬はロックハンドスターにせよカミノヌヴォーにせよロッソコルサにせよ、ダービーグランプリだけでなく桐花賞も制したから、というのが理由のひとつだったはず。古馬の重賞での結果を経ずに3歳馬を年度代表馬にするのは、自分は好ましい感じがしないです。それは一方で、シーズンを通して地元のレースを支えてきた古馬を軽視するような印象も受けますし。

 今回はあわせて騎手・調教師の記録も発表されました。騎手リーディングは山本聡哉騎手、調教師リーディングは板垣吉則調教師。共に4年連続のリーディング獲得となりました。

 山本聡哉騎手は182勝での、板垣吉則調教師は71勝でのリーディング。山本聡哉騎手は昨年の記録(208勝)越え、あるいは少なくとも200勝越えを狙っていたシーズンだったでしょうから、リーディングを守った点は良いとして記録としては納得してないんじゃないでしょうか。
 調教師リーディングの方は上位が激戦で、1位は動かなかったかもしれませんが2位以下はかなりの僅差だったので、この辺の争いはもうちょっと見たかったように思います。

 もうひとつのネタを。Twitterで話題になっていた『盛岡にアングロアラブの2歳馬が』
 キタミキ​というその馬は、父エトーレ、母キタヒラコウ。青森・北村牧場の生産馬でアラブ血量38.43%のアングロアラブ馬の2歳。それが盛岡・櫻田康二厩舎所属として登録されています。

 「アラブ競馬は廃止されたんじゃないの」と思われるかもしれませんが、少なくとも地方競馬の歴史でいうそれは“アラブ系馬限定のレースが廃止された”という事でして、アラブ系馬の出走が完全に禁止されたとかという話ではありません。ですので岩手競馬も、現在でも競走ルールの中にアラブ系馬の出走に関する規定が残っています。このキタミキも、かつてアラブ系競走末期の頃と同様に、サラブレッドと同じ斤量で同じレースを戦う事になるでしょう。
 まあ規定が残っていると言っても恐らく他地区から転入してくる古馬を念頭に置いたもののようです。2歳の新馬が入ってくるとは想定してなかった感じの規定の文面ですから、実際にいるとなれば細かい所が変更されるのかもしれません。今の規定のままだと重賞に出走できないかもしれないし。

 ところでふと思ったのですが、この馬ってJRA認定競走に出走できるのかな?「JRAの規定が関わるので出走できない」「出走できるけど勝っても認定馬にはならない」どっちだろうか?

 このキタミキの母キタヒラコウも青森・北村牧場の生産馬で2004年生まれ。競走馬としては福山で走っていたという記録。そのキタヒラコウの父はアキヒロホマレです。キタヒラコウが生まれた2004年頃は青森の七戸種馬場に繋養されており、少ないながらも産駒を送り出していました。




★七戸種馬場にいた頃のアキヒロホマレ

 約15年前、2003年9月に取材させていただいた時のアキヒロホマレです。あんまりアラブっぽくない見栄えだった記憶。
 当時の七戸種馬場にはイシノサンデー、ダンツシアトルもいました。


★イシノサンデー。俗にいう“口が速い”馬だった


★ダンツシアトル 現在は九州で余生を送っているとのこと

 ジャパン・スタッドブック・インターナショナルのデータによると、2018年に供用予定となっているアングロアラブ種牡馬は2頭おりましたが(オーシャンキング・フジナミカイドウ)、いずれも宮内庁御料牧場の繋養になっていますね。生産馬はあるようですが競走馬登録はされていないようです。
 ちなみに言えばキタミキの父エトーレは2016年で用途変更されていまして、結果的に競走馬として登録された産駒はキタミキ一頭だけのようです。
 福山競馬の廃止に伴い現役のアングロアラブ系競走馬もいなくなっていたのですが、思いがけない所での“復活”。まずは実戦に登場する日を楽しみにしてみたいですね。






最終更新日  2019年02月08日 13時22分41秒
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