今日は耳目社山中が担当します。
南関東地方は、9日土曜日に今シーズン初めて、雪の影響がありました。
JRA東京競馬が雪で今日11日に順延。
2日スライドしたことで状態に影響があった馬もいるでしょう。
先週の大井競馬より。
朝、仕事場へに向かうアルとウェス。
開催初日2月4日に誕生日を迎えるジョッキーが二人いることを発見。
1人は仲原大生騎手。2000年2月4日生まれの19歳。
当日声を掛けたら「全然いいことなくて…」と苦笑いしてました。
ますます素晴らしい19歳の一年にしてくださいね。
そしてもう一人。
期間限定騎乗中の村上忍騎手
枠入りの時に、実況でも紹介させてもらいました。
「今日誕生日の村上忍騎手。1977年2月4日生まれの42歳…」
同じ1977年生まれの僕も、
そこでふと
「今年、42歳かぁ…」と考え込んでしまい、
一瞬言葉を飲み込んでしましましたが、
補助から「枠入り、ラスト!」の声がかかって
ハッと我に返り、実況に戻りました。
この仕事を始めた時は人生の先輩ばかりで思ったことなかったんですが、
最近は同世代の関係者に力をもらってるような気持ちになります。
40代前半、まだまだ頑張りますよー!
ちなみに
その4日は、気温が20℃まで上昇。この時期とは思えない陽気でした。
今回の大井競馬では重賞が2つ。
実況した6日水曜日の金盃。
(競走成績は→こちら)
表彰式を担当した7日木曜日の雲取賞。
(競走成績は→こちら)
金盃は、サウンドトゥルーが南関東移籍後初勝利で重賞制覇。
手綱をとった御神本訓史騎手は表彰式で
雨が降って馬場がガラッと変わったので、なるべくロスのないように、末脚を活かせるように心がけました。
今日的場騎手は絶好調だったのでシュテルングランツの逃げを警戒はしていた。それでも最後は力を発揮して何と交わしてくれました。
2600mでどのくらい脚を使ってくれるか不安だったんですけど、それを払拭してくれたので、馬に感謝しています。
まだまだ若い走りを見せられればいいですね。
と話していました。
準重賞から昇格した第1回雲取賞はヒカリオーソが逃げ切り。
瀧川寿希也騎手に表彰式でお話を伺いました。
このレースを勝てて、ヒカリオーソで東京ダービーを勝つという新たな目標が出来た。
先々のことや展開を考えて控えていく予定だったけど、あまりにもスタートとダッシュが良かったので、切り替えて逃げました。
道中ずっと外に持たれっぱなしで失敗したかなと思ったけど、勝負どころでポンと合図したらすごい手応え。
それでも最後まで遊びっぱなしで、人間が負けないように最後まで鼓舞して、馬もそれに応えてくれました。馬にとっては余裕のある勝ち方だったと思います。
ここまで成長してくれると、乗ってる方も楽しいし、東京ダービーに向けて夢も広がります。
ダービーはジョッキーとして勝ちたいレースなんで、本番に向けてもっと成長させて良いコンタクトを取って、いい結果につながるように頑張っていきます。
13日水曜日・浦和競馬場では、第11回ユングフラウ賞が行われます。
(枠順は→こちら)
2歳女王アークヴィグラスへの挑戦権をかけた一戦となりますが、非常に豪華なメンバーが揃いました。
桜花賞に向けて、とても重要で、例年以上に見逃せないレースです。