今日は耳目社山中が担当します。
今日から、「平成最後の」大井競馬開催がスタートしました!
(開催は26日=金曜日まで)
今回の大井競馬、3歳の重賞が二つ。
牝馬クラシック戦線2冠目の第33回東京プリンセス賞が23日火曜日に、
牡馬クラシック戦線1冠目の第64回羽田盃が24日水曜日に、
それぞれ行われます。
先週の月曜日(15日)船橋競馬場で、
森泰斗騎手の地方競馬通算2500勝達成記念表彰式が行われました。
2500勝達成は、3/19・大井競馬12R花衣賞のアースブラウンでの勝利。
ちょっと時間が経ちましたが、表彰式インタビューで少しお話を伺いました。
森泰斗騎手 2500勝達成記念セレモニーインタビュー
(4/15船橋競馬場)
―2500勝、達成したお気持ちから教えてください。
まだまだ的場さんの三分の一くらいなんで、嬉しいんですけど、
勝てば勝つほど先輩たちの偉大さが身に染みるというか、少しでも近づいていきたいなと思っています。
―先週も重賞を制されましたけど、ビスカリア、タービランス、そしてキタサンミカヅキなど印象に残る勝利というのもありました。
今年ここまでの調子というのはいかがですか?
僕自身はすごく良いリズムと良い心境で乗れてるんですけど。
その時の成績によって「好調だね」とか「不調だね」とか言われたりするんですけど、僕らの仕事は、その時の馬だったり大きな流れとかにもだいぶ左右されるんで。
僕自身は同じようなつもりなんですけど…調子は自分では安定してる方だと思っています。
―今、偉大な先輩、先輩たちの偉大さが、という話もありました。
大きな目標小さな目標、近い目標遠い目標いろいろとあると思いますけれども、何か一つ教えていただけるものはありますか?
目標ですか。あえて最近は目標を立てないようにしてるんですけど…。
つまんないこと言うようですけど、1つ1つ勝っていきたいっていうことと、
JBC今年は浦和なんで、何とかそこでジーワンジョッキーになりたいとか…。
まぁ、目標って…競馬に勝ちたいっていう、それだけです、ハイ。
―その、勝つ姿、一生懸命乗る姿を、たくさんのファンが応援してくださってると思います。もう一言メッセージを!
今日はご来場ありがとうございます。
2500勝ですか。まだまだ物足りないというか、いい馬も乗せてもらってますので、もっともっと勝たなくちゃいけないと改めて身の引き締まる思いです。
また少しずつ、一歩一歩頑張っていきますので、また応援のほどよろしくお願いします。ありがとうございました。
(今年のNARグランプリにて)
そして、今日は騎乗の合間、今週のW重賞への意気込みを伺いました。
まずは東京プリンセス賞のアークヴィグラスについては、
日曜日に実際跨ってみたんですが、小柄だけど芯がある馬。「なるほどな」って感触でした。
当日、落ち着いてた方が良い。(今回1800m戦で)今までより緩い流れになった時に、落ち着いて走れるのか、というところ。
もちろん、楽しみが大きいです。
桜花賞馬トーセンガーネットが2冠を目指してここへ参戦。
2歳女王アークヴィグラスは桜花賞3着からの逆転を狙います。
大外には桜花賞2着のゼットパッションが入りました。
東京プリンセス賞の枠順は→こちら
羽田盃のウィンターフェルについてもお話を伺いました。
―秘策はありますか?思い切って後ろから行くとか?
秘策ですか…この間よりは後ろの方からになるでしょうね。
力は一番ある。
ただ、競走馬って性格も重要なので、身体能力は一番だと思うのですが、最後まで集中して走れるか。
力を引き出すのも騎手の腕なんですけど、僕もそういう感じの馬に結構乗ってきたつもりなんですが、トップクラスに難しい感じなんで…なんとも言えないですね。
騎手としてできることは全部やろうと思ってます。
2走前の全日本2歳優駿、前走京浜盃とコンビを組んで、
ウィンターフェルと今回どういうレースを見せてくれるのでしょうか?
京浜盃を勝ったステッペンウルフ(今回は矢野J)、雲取賞2着ミューチャリー。
他にも、ここまでの重賞戦線で好成績を残しているメンバーが多数揃って激戦必至です。
羽田盃の枠順は→こちら
注目の2重賞が行われる今週の大井競馬、火曜日から注目ですよ!