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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。
いよいよこのブログも「平成最後」となりました。次回の5月は「令和」です。 桜だ10連休だとバタバタしているうちにあっという間に4月も終わりが近づいてきました。この先何日かは何かにつけて「平成最後」というフレーズを耳にする事になるでしょう。岩手競馬でも今週末は「平成最後の開催」、29日に行われる留守杯日高賞は「平成最後の重賞」ですし、日高賞は最終レースで行われるので同時に「平成最後のレース」にもなります。 その流れで行けば次の5月3日からの開催は「令和最初の開催」、3日1レースは「令和最初のレース」。しばらくはこんな感じ(笑)。 ちなみに昭和と平成の境目の岩手競馬はというと、平成元年スタートとなった1989年1月は競馬の開催がなかったようです。岩手競馬の「昭和最後の開催」は1988年12月19日の水沢競馬。このシーズンはこの日がラストでした。 結果的に「昭和最後のレース」になったのはアラブのダート1420m戦で、勝馬はスターノオーという馬。鞍上は畠山信一騎手(現調教師)。アラブ系のレースというのがいかにも“昭和”っぽいですね。当日は全8レース中4レースがアラブ系のレースだったりします。 「昭和最後の重賞」はその前日に行われた桐花賞、勝馬はトウケイフリート。鞍上は菅原勲騎手(現調教師)でした。 一方、「平成最初の岩手競馬」は、という事で冬休み明けの1989年4月1日まで待たねばなりません。平成最初のレースはこれまたやはりアラブ系ダート1300m、優勝したのはトキノアゲン。鞍上は菅原勲騎手(現調教師)。「平成最初の重賞」になるとさらにもう少し先、5月28日に行われた『金蹄賞』で今は無きアラブの重賞がそれでした。シアンモア記念かなと思ったらこの頃のシアンモア記念は8月に行われていたんですね。 南部杯が創設されたのが昭和最後の年の1988年。今も使われている「はやて・かける」のマスコットが作られたのも同じ1988年(正確には昭和63年にデザインが決まり使用開始され、平成元年にはやて・かけるの愛称が公募で決定)。これらは昭和から平成、令和へと三つめの時代に入る事にもなります。 さて、先週末の水沢競馬場は「平成最後」のお花見で賑わいました。今年は桜の満開と好天、そして競馬開催が見事に一致し、まさしく見頃の桜並木を眺めながらのレースはいかにも春らしいものでしたね。 ★スペシャルサンクス・IBC岩手放送さま モデルありがとうございました 一般公開された桜並木では、日曜は開放開始の前に既に見学用駐車場が満車になったそうですし、桜に競馬にと行き来するお客様の姿も一日中切れ目無しという感じでした。 好天に恵まれすぎたか、日曜の午前中くらいに満開になった桜は月曜日にはもう散り始めるくらいになってしまったのが惜しいですが、まあそれを不満がるのは欲張り過ぎというものでしょう。ピークの時にゆっくり楽しんでいただけたのは非常に良かったです。 ところでこの桜並木の開放、この時期になると毎年「さていつから始まったのだろう?」という話になるのですが、遡ってみた所2004年の春に桜並木に一般の方もいる写真があったので、どうもこの年が最初だったのではないでしょうか。 ★2004年の桜並木 一般の方の姿が見えます ★2019年の桜並木 見比べてみると桜の木がまだ小さいですね。小さくて若い感じ。15年で枝振りも随分と良くなった様に見えます。 先週の水沢競馬では新人・塚本涼人騎手がデビューしました。デビュー戦は4月20日の第2レース。ミリラニ号に騎乗し結果は10着でした。 ★塚本涼人騎手のデビュー戦(4月20日・第2レース) デビュー週は8鞍に騎乗し最高着順は6着という結果になりました。塚本騎手としてもまだ納得のいく騎乗ができていないでしょうけども、一戦一戦が勉強という事で、経験を積み重ねていってほしいと思います。 と、春だ春だという話を書いてきたわけですが、天気予報を見ると27日の土曜日に雪マーク!?なにそれ? まあ盛岡でみぞれがちょっと降るくらい、水沢は雨のようなのですが、県北の方は普通に雪になりそう。いったい春なんだか冬なんだか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年04月26日 02時44分58秒
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