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2019年08月23日
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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。

 「札幌記念」当日は、メンバーが揃ったことに加え、松坂桃李さんが来場することを知ったファンの効果もあり、3万5419人(前年比143.7%)の来場がありました。前日に、グリーンチャンネル「KEIBAコンシェルジュ」の生放送があり、当日朝の飛行機移動となりましたが、競馬場に到着した午前9時頃には、道路も混んでいたし、通常より開門時間を早めても、入場門は長蛇の列ができていたほど。開門時に並んでいたファンは3839人で、前年比183.9%だったそうです。

 その翌日、札幌競馬場の関係者が「サマーセール」に来ていたので、「札幌記念」などの話題になりましたが、売上も前年を上回り、喜ばしい一方で、「函館記念」より売上額が少なかったことを残念がっていました。「函館記念」は、夏競馬で唯一、単独重賞デーになっています。しかも、函館開催でこの日だけ、メイン場扱いのなり、メインレースの発走時刻は午後3時45分に設定されます。その効果が非常に大きく、函館開催の売上アップの起因にもなっています。

 「札幌記念」当日も、メイン場扱いで、メインレースの発走時刻は午後3時45分ではありますが、この日は小倉競馬場で「北九州記念」も行われます。その影響で、売上が分散する点はどうしてもあり、「札幌記念」の売上が伸びても、「函館記念」に追いつかないという現象が起きるようです。意外に感じましたが、確かに2つも重賞があれば、どちらにも手を出したいと思うファンは多いでしょうし、1つしかなければ集中してそのレースを買う心理も分からなくはありません。

 北海道シリーズとして考えれば、「函館記念」の売上が伸びることはもちろん嬉しく、北都である札幌競馬場が盛り上がり、同時期で行われる新潟、小倉と入場者数では大きく上回っています。札幌開催は、ビギナーズセミナーの講師をやっていますが、毎年新規のファンが詰めかけています。まだまだ掘り起こしができる環境であり、立派なスタンドと日本一と言える芝コースでの開催、しかも真夏でも涼しい北海道という地理的優位な条件にある場所を、もっと有効活用すべきだと思います。

 さて、「サマーセール」の話題に変えます。今年は19日から22日までの4日間開催でした。昨年は、「サマープレミアムセール」が月曜に置かれ、火曜から金曜までの4日間で「サマーセール」を行いました。

「5日間は長い」

という意見が結構あったそうで、久々に4日間開催に絞り、1日約300頭の上場頭数で行われました。午前8時から比較展示が行われ、午前10時から競り開始。それでも、初日から3日目までは7割を超える売却率が示す通り、活発な競り合いが展開されたこともあり、午後7時を超える日が続きました。3日目の時はグリーンチャンネルで中継があり、現地にはいませんでしたが、聞いた話では午後7時半に千歳行きのバスが出発したので、その10分前ぐらいまでは競りが行われていたとのこと。関係者の方々も、疲労困憊な日が続いたと思います。

 4日間の売却総額は、45億7190万円(金額はすべて税別)で、前年を6億6790万円上回りました。また、売却率は71.76%で、前年より1.86%増。一昨年の78.58%に次ぐ数字を残しています。セールを通しての最高価格は、3日目に上場されたアドマイヤカグラ2018(牡、父ルーラーシップ)の2700万円で、エンジェルレーシング(株)が落札しています。

 最終日には、北海道静内農業高等学校の上場馬に、多くの報道陣が注目していましたが、マドリガルスコア2018が340万円で、富樫賢二氏が落札。その後は、インタビューを受けたり、記念撮影があったりと、普段と違う賑わいもありました。


(父エスケンデレヤ、母マドリガルスコアの牡馬)


(マドリガルスコア2018と、北海道静内農業高等学校の生徒さん、落札した富樫氏)

「良い馬だったのはもちろん、高校生の頑張っている姿に心を打たれて、この馬は絶対に落とそうと思いました」

と、富樫さんは話されていました。JRA・美浦に入厩する予定とのことで、中央でのデビューが大変楽しみです。





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最終更新日  2019年08月27日 19時43分54秒
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