|
カテゴリ:坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。
9月16日の千葉・エフケイバ成田でのイベントが中止になったあと…その丁度一週間後の9月23日に、先週お伝えしたように「ボランティア場立ち予想」をするために、エフケイバ成田にお邪魔してきました。 会場で義援金の募金を行っていたので、私も参加することに。 ただ参加したのではつまらないので…当たった払い戻し金額の10%を募金箱に入れる、というルールを作ってみました。 そうなるとね…トリガミでも何でも、とにかく当てないと…… 最初のうち、安っすいのが2つ続けて当たって何とか小銭を寄付。 しかし、その後これという大きな当たりは引けず、一日競馬を戦って私の募金総額は2000円(ほんとはうち500円は、同じ建物の中で売っている競輪の車券が当たったもの)でした。 かっこよく、募金箱にお札を入れたかったけれど…小銭をコツコツと入れただけに終わりました。 お客様の中には、「当たったから俺も入れるよ」と募金に協力して下さった方もおられました。有り難いことです。 今回のイベントの目的は「募金を集めること」ではなく、「楽しめる状況のひとびとから、楽しもうという機運を作る」ということでした。みなさん、3連休の最終日に良く集まって下さいましたし、メインレースの時にピークを迎えたお客様の集まり具合も上々。私なりでできるボランティアではありましたが、一日この場所にお邪魔出来て良かったと想います。 会場の方に話を伺うと、そうはいってもまだお客様の入りはいつもに比べて少ない、とのこと。いつも来られる顔の中に「いない」方もおられるということでした。台風で被害を受けてくることが出来なくなったという方もおられるでしょうし、災害に伴って仕事が増えてしまい、遊ぶいとまがなくなってしまった、という方もおられるようです。 いずれにしても…日常の楽しみを、この地域の全てのひとびとが取り戻すまでには、まだ時間なようです。競馬だけでなく、それぞれにとっての「楽しみ」が戻れば、それがまさに日常を取り戻した証、と言えるのではないでしょうか。 来週、またサテライト成田にお邪魔します。 こちらは、当初から予定されていたイベント。 (千葉県の場外発売所・エフケイバ成田のイベント情報です) 楽しむことの出来る状況の方は、10月2日も是非エフケイバ成田(サテライト成田)に足をお運び下さい。私は、この日も「払戻金の10%寄付」のキャンペーンを、勝手にやるつもりです。次回はもうちょっとかっこよく、景気よく、募金箱に入れられるよう、予想を頑張ります。 さて、先週末は北海道に名古屋の宮下瞳騎手が来てくれました。 Aiba札幌駅前(のカフェバー・スタンピーズ)とAiba石狩(サテライト石狩)でのイベント。こちらは無事に予定通り行われ、大変盛り上がりました。 9月21日土曜日の夕方 Aiba札幌駅前のカフェバー・スタンピーズ 場所が出来てお店がオープンしてから1周年になります 笑顔の宮下瞳騎手 サプライズゲストで元ホッカイドウ競馬騎手の笹木美典さん(写真右)も登場! お楽しみ抽選会 イベントの最後に握手サイン会 ゲストとの別れを惜しむお客様の、長蛇の列が出来ました つくづく思うんですけれども… このAiba札幌駅前のカフェバー・スタンピーズって、こういうイベントをやるには本当に良い場所。競馬そのものに「縁」のある場所ですし、映像画像も使えるし。そしてゲストとお客様方が近い! みんなで馬券を買うようなイベントもさることながら、競馬はそもそもスポーツなので… そのスポーツ「そのもの」を楽しむような、例えばこういうトーク中心のイベントなどは、その競技の楽しさとか良さとかがストレートに伝わるんですよね。 そういう機会って、頑張って作らないとなかなか出来ません。 東京とか大阪なら、そういうイベントもあるかも知れないし、イベントじゃなくてもレースそのものを競馬場に見に行く機会も、その気になればいくらでもあるんです。 でも…札幌では難しいですよ。 勿論、宮下瞳騎手が来てくれる機会なんてそうはないですし、競馬のプレイヤー自体直接目にする機会が、札幌にいたら本当に少ない。というか、ほぼない。 だから、この競馬と縁のあるAiba札幌駅前のカフェバー・スタンピーズが、単に馬券を楽しむ場所になるのではなく、競馬という競技とお客様との間をつなぎ、ストレートな競技の楽しみを伝える場所になればと、私は思っています。 翌22日は、札幌の隣町・Aiba石狩(サテライト石狩)でのイベント サテライト石狩のポスターの前で 騎手服姿で登場し、当日のJRAの重賞レースの予想トークに挑みました サインを受け取るお子さん どんなことを感じてくれただろうか… 発売所は、どうしても難しいです。 目の前で馬券売ってる、っていうのがあるので。 馬券優先。予想優先。これは仕方のないことですね。 それでも、馬券の当たり外れや予想だけでなく、この競技や来てくれたゲストの素晴らしさ、競馬そのものの興味深さや楽しさが少しでも伝わっていればと思います。 今回は札幌と、そのとなりの石狩でこういうことを実現することが出来ました。 それでも北海道全体、という意味では、ほんの一部分。 こういう競馬の楽しみが、北海道全体、津々浦々に広がっていけばと、心から思っています。 私自身、イベントに携わって、そんなことの楽しさとかけがえのなさを、改めて感じることが出来ました。良い週末だったな… 次の週末は、JRAでも秋のG1レースが始まりますね。 最高峰レースの、全く質の違う賑わいを味わい、楽しんできます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月25日 23時07分19秒
[坂田 博昭] カテゴリの最新記事
|