地方競馬の楽天競馬|日替わりライターブログ

2019/12/11(水)00:37

常に進化する「楽しみ」 香港競馬

坂田 博昭(899)

水曜日の担当は、坂田博昭です。    週末、香港国際競走。  レース当日。快晴のシャティン(沙田)競馬場。  コースを臨む場所にあるのが、こちらの増。  香港競馬の英雄・サイレントウィットネス  日本で言えば大井のハイセイコー像 笠松のオグリキャップ像みたいなもの  パドックも大変な人の波  やはりビッグレースの日の競馬場の雰囲気はいいですね~  レースも一日盛り上がりました~    日本調教馬が国際競走3勝!  …という話題は、もうあちらこちらで出尽くしていると思いますので、そちらに委ねて。私は先週に引き続き、この日の観戦の「拠点」についてリポートします。    「JUMP」という場所  ダイニングとレーシングが融合したスペースです。  写真正面が、供食をするカウンター。  ここも、先週ご紹介したハッピーバレーの「アドレナリン」のように、とても洗練された雰囲気の場所で、居心地も最高。ナイター競馬と違いデイレース中心のシャティンらしいデザインですし、こちらはがっつりと競馬を楽しむことが意識されているのは、印象的でした。  こうした指定席は、クレジットカードさえあれば、インターネットで簡単に予約出来ます。私もレースの2週間ぐらい前に気づいて、ハッピーバレーとシャティンで席を予約。ビッグレースの日だけあってさすがに残席はわずかでしたが、普段のレースの日ならもう少し取りやすいと思います。  日本から出かけて香港競馬を楽しもうと思えば、こうした席を予め取っておくのもいい手です。  発券窓口も、こんな感じ    3種類から選べるランチ  量も多く、美味  右の方は、「レーシングプロフェッショナル」というバッジをつけています。  場内で、レースのヒントや予想を教えてくれるサービスをしている、私と同業者。    競馬を主催するジョッキークラブが配置しているスタッフの方です。  主催者が、こうしてレースや馬券を楽しむためのガイダンスをするひとをきちんと配置しているのは、日本よりも踏み込んだサービス。でも、それって必要ですよね。    日本だと、こういうことをやろうとすると「主催者が予想行為」的な発想が出たり、具体的に指摘があったりもするのかも知れませんが…そういう時代じゃないよね、もういまは。    そういう指摘が来ても、「違う」ときっぱり言い切る「気概」の問題だと思います。    テーブルごとにきれいなお姉さんがやってきて、「香港マイルでどれが勝つと思う?」と聞いてきたので、答えたのがこの札。当たると、ワインをプレゼントしてくれるんですって。  アドマイヤマーズの札が立ってるテーブルは、正直全く見なかったな…。  当たるかどうかはともかく、見た目も華やかになりますし、ゲームとしても面白いですよね。当たったときに貰えるのがワイン、っていうのも、大人の遊びっぽくていいですし。  席によっては、このようにタブレットが使えるところも。  香港競馬で行われていることが全て正しい、とは言いません。  でも、この場所には、お客さんに競馬を楽しませる、ということにおいて、見習うべきことが本当に多いです。香港での馬券売り上げが伸びている理由は、どこかの国と違って明確にわかる。日本から来て、それだけのことはあるなと思わせる発見がつねに味わえる。それがこの場所の競馬。  国際競走については、このような「ナショナリズムを刺激する」馬券も売られていました。香港・日本・アイルランド・その他と馬を所属で分けて、どの国が勝つか、の馬券。  ご覧の香港ヴァーズは、日本調教馬の勝利。3.7倍の好配当でした。  国際競走のレースの度ごとに、本馬場で表彰式が行える秘密がこれ。  移動式のステージ。  機能強化で、人が運ぶという「人海戦術」からは進歩している模様。  この競馬場で、レースも含めて色々見て回ってると、あっという間に一日終わってしまいます。私にとっては久しぶりのシャティンの一日。堪能しました。    昨今、海外競馬の馬券が日本で帰るようになり、興味も増しているのではないかと思います。皆さん凱旋門賞に行きたがるんだけど…まずは入門編でこの香港に行くのが、手軽でおすすめ。っていうか、香港で競馬を見に来るようになると、楽しくてやめられなくなります。    私も、また機会を見つけて通おうと思ってます。  いまは飛行機も安いですしね。

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