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カテゴリ:高橋 華代子
日曜日担当の高橋華代子です。
川崎の高月賢一厩舎から、またまた楽しみな明け3歳馬が出てきましたね。 全日本2歳優駿と平和賞を制したヴァケーション(NARグランプリ2019の2歳最優秀牡馬を受賞)、無敗で鎌倉記念を優勝したインペリシャブルに続き、ニューイヤーカップを大差勝ちしたグリーンロード。 グリーンロードは父がパイロ、母がスターエンジェル、母父はアフリートという明け3歳の牡馬。 ニューイヤーカップも、デビューからコンビを組み続ける森泰斗騎手を背にし、持ち前のスピードを生かしハナを切っていくと、そのまま後続との差を広げていって、最終的には2着のマンガンに10馬身をつける大差勝ち。勝ちタイムは1600m1分40秒0(重)。 「強くてびっくりしました。繊細な所があって初めての大井競馬場では舞い上がって競馬にならなかったので心配していましたが、今日は何とか我慢してくれました。 ラップ自体はちょっと速かったかもしれませんが、この馬にとっては割と楽でマイペースでした。最後も追う必要はなかったのですが、今後クラシックで強い相手と戦っていく意味も込めて気合はつけました。 新馬戦で跨った時からこれはという感触はありましたが、本当に才能のある馬で、センスがよくて天性のスピードも兼ね備えているし、これから先もいい競馬はしてくれると思います」(森騎手)。 今回の勝ち時計は、31年前のロジータの勝ち時計を上回るレースレコードが出たことでも話題になりましたが、それでいて、この馬には楽なペースというコメントを聞いて、ますますびっくり。 重賞レースで、こんなにも振り返って後ろとの差を確認する森騎手の姿はあまり見かけないような。それだけ、みんなが衝撃を受けた勝利だったのですね。 高月調教師は、ヴァケーション、グリーンロード、インペリシャブルのことを「3本柱」と。 この後、ヴァケーションとグリーンロードは京浜盃を視野に入れていき、現在厩舎で休養しているインペリシャブルはオーナー様との相談次第では短距離戦線も選択肢に入れていくかもしれないことを高月調教師は言っていました。 楽しみいっぱい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年01月20日 07時50分45秒
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