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2020年02月13日
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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。

 先週の木曜日、2019シーズン岩手競馬の各部門表彰馬および年度代表馬が決定しました。注目の年度代表馬には3歳のヤマショウブラックが選ばれました。
 今回はそれぞれの部門の表彰馬を改めてご紹介していくことにしましょう。

 まず年度代表馬及び3歳最優秀馬となったヤマショウブラック。


★年度代表馬・3歳最優秀馬/ヤマショウブラック

 デビューは門別だった同馬は2018シーズン、北海道代表として知床賞を勝った後に岩手に転入して寒菊賞で2着。その後南関東に転出、南関3歳クラシック路線を戦ったあとの夏の終わりに岩手に再転入しました。
 その初戦の不来方賞で優勝し、イーハトーブマイルでもう一つタイトルを加えると、年末のグランプリ桐花賞でも優勝。結果重賞3勝を挙げることになりました。

 同世代のライバルにはパンプキンズがいて、3歳世代の実績でならばシーズン前半の東北優駿やダイヤモンドカップを制しているパンプキンズの走りも決してひけを取らなかったと思うのですが、シーズン後半になっての二戦、ヤマショウブラックとパンプキンズの対決で前者が上回った事が3歳最優秀馬への決め手になったでしょう。
 そして桐花賞では古馬の大将格であるエンパイアペガサスを破った事。それらの結果から年度代表馬の座を獲得したのは文句なしと言っていいでしょうね。

 不来方賞の前、ヤマショウブラックを管理する小林俊彦調教師にお話を聞いた時には、南関東での激戦や夏負けの影響も残っていて状態万全・100%とは言い難いよ、というお話でした。その後は使うたびに状態が良くなっていったという事で、白嶺賞や桐花賞での古馬を相手にしての戦いぶりは、成長分だけではなく、馬の状態面の良さの表れ、どんどん上向いていったその勢いもあったのだと思います。
 盛岡・水沢のコースは問わず、距離に関しても、脚質的にある程度は距離があった方がよりベターではあるのでしょうが、マイルから2000mまで乗りこなしているわけですから、古馬に要求される距離のレンジは既に結果を出しているといえます。来シーズンどのレースでどんな結果を残してくれるか?期待度は高まるばかりです。



★2歳最優秀馬/グランコージー

 2歳最優秀馬にはグランコージーが選ばれました。デビューから4連勝、南部駒賞では展開のあやもあって8着に終わったものの次戦・寒菊賞ではきっちり巻き返して通算6戦5勝、うち重賞2勝。寒菊賞で破ったシンボが金杯で快勝している点からも、世代の中でのグランコージーの優位は揺るがないでしょう。
 欲を言えば金杯でのシンボとの対決を見たかったですけども、そこは新シーズンの楽しみに取っておくことにしましょう。
 “東北産馬の表彰”も久しぶり。2012シーズンのトーホクキング以来かな。



★4歳以上最優秀馬/エンパイアペガサス

 古馬部門の頂点と言える4歳以上最優秀馬にはエンパイアペガサスが選ばれました。昨シーズンまではみちのく大賞典や桐花賞、北上川大賞典などの中長距離重賞を勝ってきた同馬ですが、今シーズンは一転、青藍賞や白嶺賞といったマイルの重賞を勝っての選出。また2016シーズン(3歳最優秀馬)、2018シーズン(4歳以上最優秀馬)に続く通算3度めの表彰ともなりました。
 結果として3歳ヤマショウブラックに名を成さしめた形にはなりましたけども、2019シーズンは春からシーズン末まで地元戦を盛り上げて、遠征でも岩手競馬をアピールした功績は非常に大きかったと言うべきではないでしょうか。惜しむらく、遠征2戦のどちらかで勝っていれば・・・あるいは北上川大賞典が行われていれば・・・とか思ったりもしますが、それもまた運というか流れというか。来シーズンの巻き返しに期待しましょう。



★最優秀ターフホース/コスモリョウゲツ

 芝部門、最優秀ターフホースはコスモリョウゲツ。2017年の春~秋の間に岩手にいた同馬はJRA移籍を経て昨年6月に岩手に再転入。以前の在籍時も芝で4戦4勝の巧者ぶりを示していたのですが、昨年は2400mのかきつばた賞で勝つ新境地をひらきましたね。
 そして遠征馬も交えた岩手県知事杯OROカップを完勝の形で優勝。これが選出に向けての大きな決め手になったでしょう。
 2019シーズンの古馬・芝の交流重賞では、OROカップをコスモリョウゲツが制しただけでなく、せきれい賞をダイワリベラルが、3歳芝のオパールカップではマツリダレーベンが勝っていて地元馬の活躍が目立ちました。どの馬も内容的には甲乙つけがたく、特に3歳戦で準重賞連勝からのオパールカップ優勝、都合3連勝のマツリダレーベンの戦績も目を惹くものがありました。結果的にはシーズンを通して存在感を見せたコスモリョウゲツが優位ということにもなったと思います。
 昨シーズンは、過去2回にわたって最優秀ターフホースになっていたサンエイゴールドがほとんどの期間戦列を離れていて、それが複数の馬に活躍の舞台をもたらした面もありました。新シーズンのサンエイゴールドは7歳、年齢的にはコスモリョウゲツらとも大きな違いはないのですし、新シーズンはサンエイゴールドも交えての芝での戦いを見てみたいものです。



★最優秀牝馬/エムワンピーコ

 最優秀牝馬には3歳馬のエムワンピーコが選ばれました。岩手では同世代との戦いだけになったとはいえ2歳時からの6連勝、ひまわり賞・あやめ賞の重賞2勝の実績は高く評価できるものです。
 昨シーズンは牝馬の層、特に古馬のそれがあまり厚いとはいえず、ビューチフルドリーマーカップでは優勝した大井のクレイジーアクセルをはじめとして遠征馬に掲示板を独占されました。2017シーズンのシアンモア記念を勝って選ばれたユッコ、あるいは2016シーズン、みちのく大賞典を制して選ばれたミラクルフラワーのような、牡馬とも互角に戦ってみせてくれる牝馬が登場することを願いたいと思います。



★最優秀短距離馬/ラブバレット

 スプリンター部門、最優秀短距離馬にはラブバレットが選ばれました。
 栗駒賞・岩鷲賞の夏のダートスプリント路線の重要なレースを制し、栗駒賞は4連覇、岩鷲賞も自身としては3連覇。加えて岩鷲賞では3勝とも1分10秒0の同じタイムで優勝という離れ業も演じています。内容的には文句なしですね。また2015シーズンから5年連続で表彰馬に選出されているのも快挙と言っていいのではないでしょうか。



★特別表彰/シャーク

 そして今回はもう一頭。特別表彰としてシャークが選ばれています。選定理由は「トウケイニセイ以来となる岩手での通算30勝」という偉業を称えてとのこと。
 2011年の6月にJRA函館競馬でデビューしたシャークは翌年の春から岩手で走り、自身の初勝利は岩手の転入初戦でした。そこから足掛け8シーズン走り続け、休養が多かった2018シーズン以外は毎年複数の勝ち星を挙げても来ました。重賞勝ちこそないものA級で活躍した期間も長く、積み重ねた30勝は一つ一つが岩手の名バイプレーヤーとしての勲章だと思います。


★岩手転入2勝目を挙げた時のシャーク。初勝利の時は撮ってなかった。2012年6月18日の水沢5Rにて

 今回選出された馬たちの表彰は来る3月10日に盛岡市内において行われる予定です。来週の19日には調教始め式が行われますし、岩手競馬の新シーズンもいよいよ迫ってきた・・・感じになってきましたね。






最終更新日  2020年02月14日 10時25分05秒



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