楽天競馬
地方競馬の楽天競馬|日替わりライターブログ  楽天競馬ブログ 12765837 ランダム
ホーム | 日記 | プロフィール

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

楽天競馬ライター

楽天競馬ライター

フリーページ

楽天カード

2020年02月18日
XML
カテゴリ:太田 裕士
火曜日担当の太田です。



雪不足と騒がれていた12月、1月でしたが、
ここにきてまとまった雪が降った帯広。

すっかり冬景色となりました。



寒さはおそらく先週がピーク。
これからは徐々に暖かくなっていくことでしょう。
とはいってもしばらくは最低気温マイナス10℃を
下回ると思いますが・・・


2週続けての重賞
今週は2歳牝馬の重賞
第45回黒ユリ賞BG2が16日(日)に行われました。

勝利したのは2番人気エンゼルフクヒメでした。

(主催者提供)

黒ユリ賞については​こちら​もご覧ください。


雪降り馬場ということもあり
かなりのハイペースで進んだ道中
エンゼルフクヒメは、離れずおかれずついていく展開。
第2障害もじっくり構えて4番手でクリア。

持ち前の末脚を生かして見事な差し切りがちでした。

騎乗の中山直樹騎手は
デビュー23年目。悲願の重賞制覇。

インタビューでは涙を見せて、
重賞勝利は夢だった。
多くの関係者のおかげで勝利できた。
先ず、乗せ続けてくれたことに本当に感謝。

ここまで1番人気のアバシリルビーに負け続けて、
レースではいろいろ試してみたけど勝てなかった。
今日も自信は全くなかった。
勝つことができてホッとしている。とコメント。

小林長吉調教師は
直樹が一生懸命調教もつけて
よくやってくれました。

ここを目標にしてきて勝つことができてうれしい。
正直この馬場は展開的に厳しいと思っていたが、
勝利したということはよかったということだろう。
後ろから構えて、心配の障害をしっかり越え、
前が止まった時点で勝てると思いました。

流れが早くなり、それでも各馬馬場が軽いと言っても
重量640キロは最後ひびいていた。
エンゼルフクヒメにとっては
展開もよかったのだと思う。

今後はオーナーと相談してだが、
使うところが限られてくるので、
無理せず大事にいきたいと思う。
とお話しくださいました。

(主催者提供)

確かに雪降り馬場でかなり馬場は軽かったことでしょう。
重賞とは思えない前半の流れ、
各馬およそ前走より80キロから90キロぐらい
加増になっていましたから、馬場がいくら軽いとは言っても
厳しさはあったのではないでしょうか。

この速い流れに何とかついていったエンゼルフクヒメ。
騎手、調教師ともに問題は障害と思っていただけに
上手く4番手でクリア。末はある馬ですから
見事な差しきりでした。

それでも中山騎手は、ゴール前苦しさがあった。
そして、自身も手綱が絡まって大変だった模様。
表彰式のインタビューは涙あり笑いあり、
中山節炸裂でしたね。

中山騎手はサラリーマンから
この世界にあこがれて入ってきました。

小さいころから馬を扱っている人が大半のなかで
相当な苦労をしてきたことでしょう。

ここまで10あるうちに9、8はつらいことばかり、
しかし、その中にある1、2の喜びがおおきく
ここまでやってきた。

道半ばで騎手を辞めていった人が多い中、
よく辞めないで騎手を続けてきたと思う。
ともお話の中山騎手。生き残ったと表現しておりました。

この喜びは誰に伝えたいですか?と
質問されると、んーーーと考えていたのですが、
小林調教師から、昨年生まれた子供にだろう!!
といじられておりました(笑)

そうそう49歳にしてもう一人お子さん生まれたんですよね。
調教師からまだまだ頑張らねばならないなと
言われておりました。

以前このブログでもお話したと思いますが、
中山騎手は今季騎乗数も、勝利数も例年と比べると
かなり多くなり、今ブレイクしている騎手の一人です

そして、今季重賞初制覇!!
勝つべくして勝ったように思います。

騎乗機会になかなか恵まれずにいた中、
今年は勝利と共に騎乗数も増え、
これまでの経験が生きているように思います。

中山騎手にとってエンゼルフクヒメと黒ユリ賞は
忘れられないレースとなることでしょう。

これを機にさらに活躍を期待せざるを得ません。


翌17日(月)は
軽量スピード決戦
準重賞第10回スピードスター賞が行われました。



この日も雪が降って馬場が軽い中
どんなスピード決着になるのだろうと
ワクワクドキドキのレースでしたね。

昨年の覇者アアモンドロシアが1番人気。

レースをご覧になった方はわかる通り、
ノンストップ競馬。

普段は道中息を入れたりして
止まって、歩いてを繰り返してのレース展開ですが、
このレースは第2障害前も止まらず一気に走るレース。

スタートから一段でレースが進みますが、
どの馬もスピード自慢ですからね。
ふたを開ければ、12月の予選地吹雪賞の
ワンツースリーとなりました。

勝利したのはジェイファーストでした。

(主催者提供)

第2障害2番手で越えての差し切り勝ち。
この競馬で最後差す脚の速さはすごいと感じました。





2着がメジロゴーリキ。
クラス的には一番上のメジロゴーリキ。
スタート少し後手を踏んで、どうかなと思ったのですが、
第1障害を越えてからは巻き返して先頭でレースを
引っ張っており、さすがと思った次第です。
最後はジェイファーストに差されはしましたが、
スピードがあることは証明されましたね。

そして大混戦の3着争いは、ウンカイタイショウが入り、
予選と同じ着順でこの配当は、
美味しい思いをした方も多かったのでは。

正直時計はもっと出ると思ったのですが、
54秒5の勝ち時計。

昨年52秒7ですから、
昨年より遅い勝ち時計は意外でした。

戦前40秒台、もしかしたら30秒台というのもあるかと
思っていたのですが、やや拍子抜けでしたね。
馬場に雪が積もっていたわけでもありませんし、
しっかりヒーティングが効いていたということでしょう。

年に数回しか行われないスピードレース。
これはこれで楽しみですよね。

今季は夏に行われる予選が一つ、頭数が揃わず
予選は2レースとなりましたが、
来季はまた3つ行われるようになることを願い、
来年のスピードスター賞を楽しみにしたいと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年02月19日 09時58分52秒
[太田 裕士] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.