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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。
14日の日曜日から、岩手競馬の一部場外発売所が再開しました。坂田さんに振られた事でもありますので今回は久々のお客様のご来場の模様から。 今回から再開したのは“開催本場の裏”になった盛岡競馬場と、大通・つがる・東京競馬場内を除く場外発売所です。開催本場になった水沢競馬場は引き続き無観客で、大通は「狭いために密集を避けがたい」から、津軽・東京競馬場内はJRAさんのエリアという事から今回は再開せず。また今回発売されたのは岩手競馬のレースのみ。他場やJRAのレースの発売はありませんでした(なお来週の水曜日より平日の他場場外発売も再開されます。おしらせはこちらのリンク先ですが、発売場は今後徐々に増加していくと思われますのでこれに関しては最新のおしらせでご確認ください)。 ちょっと遠くのテレトラックに行こうかとも思いましたがこの14日は2Rで関本玲花騎手が復帰することでもあり、焼き鳥の様子(?)も見てみたかったので水沢に行く前に盛岡競馬場に寄ることに。 久しぶりに入場門から競馬場に入ると、駐車場入口で警備員さんに呼び止められます。 「マスクはお持ちですか?」 マスクをしていないと入れない事、検温する事等が記載された注意書きを手渡されて駐車場内へ。 ★駐車場での声掛け 入場ゲートでは非接触体温計での検温と手指への消毒液の噴霧。通常の場外時よりも遥かに多い人員でお客様をお迎えする形です。自分も検温&消毒を受けて場内へ。 ★入場ゲートに置かれている各種注意書き ★ゲートを潜る前に検温チェックと手指消毒が行われます ★警備員さんたちもフル装備。暑そう・・・ 競馬場の中は、先週お伝えしたように座席間の間隔を取る措置の他に、例えば案内カウンターや売店カウンターへのシールド設置、先週はまだなかった新たな注意書きもありました。 ★一度触ったものを戻さないようにしましょう 皆さんが心配されたり気にされていたであろう屋台村もソーシャルディスタンスに配慮しながら営業しておりました。ジャンボ焼き鳥も、リアルのレースこそやっていませんが、競馬場で楽しんでいただけます。 自分がジャンボ焼鳥の包みを持って歩いていたら、これから競馬場に入ろうという方たちが「焼き鳥屋さんもやってるんだ」と話しているのがすれ違いざまに耳に入りました。やっぱり“盛岡競馬場=ジャンボ焼鳥”なんですねえ。 自分は発売開始前に盛岡を出なければならなかったので久しぶりの“紙の馬券”を購入できなかったのが残念。後でネットを眺めていると久々に紙の馬券を買いましたという投稿がたくさんありました。“岩手競馬の紙の馬券”は1月以来の5ヶ月ぶりですものね。 そうそう。下のような画面も久しぶり。「勝馬投票券は勝ち馬が確定するまでお捨てにならないよう」のフレーズが入るのも久しぶりです。 場外発売への入場が再開された3日間、入場者数は開場した場外の合計で6587人。場外の発売額は約7700万円でした。いずれも昨年の同一開催時(2019年の4回水沢前半週・6/09~6/11)比で入場者数39%、発売額53.8%となっています。 現時点ではこの数字が多いとか少ないとかは重要ではなくて、あくまでも第一歩、開催本場への入場再開、その道筋への最初の一歩として重要なのだと思います。 いつか必ず来るはずのその日のために、開催する側はノウハウを蓄積する。お客様にもいろいろ面倒だとは思いますが「ポストコロナ時代の競馬観戦」のスタイルに徐々に慣れていただく。場外を開いて何事もなく進んでいければ、“その日”も遠からずやってくるはずです。 さて、来る6月21日の日曜日にはシーズン前半の古馬中距離路線の頂点を競う重賞『一條記念みちのく大賞典』が行われます。 事前に出走意思を聞いた限りではどうやら8頭立てくらいの戦いになりそうです。ちょっと頭数が少なめなのですが、シアンモア記念で激闘を繰り広げたランガディア・エンパイアペガサス、年度代表馬ヤマショウブラック、あすなろ賞を制したパンプキンズは出走の予定。中間の調整・直前の追い切りはいずれも順調とのこと。それぞれの鞍上も前走継続と思われ、それぞれの人馬にとっての再戦模様、それぞれの馬たちの戦いに集中できるレースになるのではないかと思います。 ★ランガディア(左)・エンパイアペガサス(右)/シアンモア記念 ★ヤマショウブラック/シアンモア記念返し馬 ★パンプキンズ/あすなろ賞 新星ランガディアがこのまま古馬の頂点まで駆け上がるか?あるいはエンパイアペガサス・ヤマショウブラックが雪辱を果たすのか?枠順確定は明日金曜日。どんな戦いを見せてくれるのか、日曜日が楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年06月19日 09時38分42秒
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