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カテゴリ:高橋 華代子
日曜日担当の高橋華代子です。
地方競馬教養センター100期騎手候補生4名が、10日1日付で騎手免許を取得し、それぞれの競馬場で新しい人生を歩んでいます。 制服姿↓ 勝負服姿↓ 1人ずつプロフィールをご紹介していきましょう。 先陣切って、10月3日に高知競馬場からデビューしたのは、 〇井上瑛太(いのうええいた)騎手 高知県高知市出身 17歳 高知競馬場 打越勇児厩舎所属 井上騎手の祖父母は、打越厩舎で働く厩務員さん(祖父は紀三井寺競馬場の元騎手・松崎健次さん)で、お二人とも、70歳を超えても元気にバリバリ働いているそうです。
10月5日に笠松競馬場からデビューしたのは、 〇長江慶悟(ながえけいご)騎手 愛知県春日井市出身 20歳 笠松競馬場 後藤佑耶厩舎所属 長江騎手は高校卒業後にこの世界へ。父親が乗馬クラブに通っていたことから、テレビで競馬中継も何気なく見ていたそうで、馬の疾走する姿に感動し、自分もやってみたいと思い続けてきたことが、騎手の道を志すことになったそうです。 「笠松競馬場でたくさん騎乗して、後藤先生に恩返しがしたいです。まずは自力で減量を返して、ゆくゆくはリーディングジョッキーになれるように頑張ります」(長江騎手)。 10月10日に佐賀競馬場からデビューしたのは、 〇飛田愛斗(ひだまなと)騎手 熊本県阿蘇市出身 18歳 佐賀競馬場 三小田幸人厩舎所属 飛田騎手は、テコンドー黒帯(1段)で、全国大会の常連だったという経歴があるそうですが、伯父さんが佐賀競馬場の近所で居酒屋を営んでいたことから、競馬関係者もお客様として来ていたことがご縁となり、競馬界へ。
中学時代には熊本地震に遭い、自宅は被災し祖母の家に身を寄せていた時期もあったそうです。
「被災した皆さんには、騎手として頑張っている姿で力になることができれば。三小田先生も佐賀でリーディングを取って欲しいという期待を込めてしっかり教えてくださっています。佐賀競馬場を盛り上げられるように精一杯乗ります!」(飛田騎手)・
ちなみに、10月18日に初勝利を挙げたそうですよ~!熱烈な巨人ファン(*^-^*) そして、大トリを飾るのは、10月19日に浦和競馬場からデビュー。 〇七夕 裕次郎(たなばたゆうじろう)騎手 北海道網走市出身 20歳 浦和競馬場 平山真希厩舎所属 『七夕裕次郎』、一度聞いたら忘れられない名前。七夕騎手自身も、地元の親戚以外で同じ苗字の人には会ったことがなく、『裕次郎』という名前は、石原裕次郎さんが大好きだった祖母が名付けてくれたそうです。
七夕騎手がこの道を目指したのは、馬主様だったかかりつけのお医者様から、小柄な体(現在は151.2センチ)を活かせると勧めてもらったため。競馬は未知の世界でしたが、動物好きだったことや馬に乗ると非常に楽しかったことから、牧場に2年間、厩務員として半年働き、教養センターへ入所したという苦労人。
「平山先生は馬の情熱を持って何事にも真面目な方。僕も真面目に一生懸命に取り組んで、馬たちの能力を発揮できるように頑張ります!」(七夕騎手)。
4人とも、それぞれの競馬場で怪我なく元気に、悔いのない騎手人生を送ってくださいね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年10月19日 01時20分37秒
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