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2020年11月05日
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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。

 この木曜日は門別競馬場にやってきました。

 11月5日がシーズン最終日になる門別は、先日の11月3日からお客様が入場しての競馬が再開されました。自分もなんだかんだと今年3回目の門別競馬だったのですが、去年最後に行ったのが8月でしたから、自分にとっては14ヶ月ぶりの“ファンの姿がある門別競馬場”になりました。




 とはいえ入場者数の制限があって、シーズン最終日かつ重賞開催日としては少ないお客様の数でしたけれど、そして大きな歓声のない静かなレースの光景ではありましたけれど、やっぱり人気(ひとけ)がある風景はいいですよね。これで全国の競馬場は全て入場再開。来年、門別競馬が冬休みから明ける頃には、世の中がもっと正常な感じになっていればいいですね。
 そんな門別競馬場で行われた2重賞、道営スプリントと道営記念。いずれも興味深い符合があったように見えます。

 まずどちらの勝ち馬も“転入後負け無しでの制覇”。道営スプリントを制したジャスパーシャインはJRA3歳未勝利から8月に門別に転入、最下級から勝ち上がりつつ条件馬の身分で重賞に挑戦して優勝。ここまで転入後5連勝。
 道営記念を制したクインズサターンはJRAオープンから南関東を経て、こちらもやはり今年8月に転入。A級特別を3連勝して門別では初めて挑んだ重賞で戴冠。ここまで4連勝でした。


★道営スプリント優勝/ジャスパーシャイン



★道営記念優勝/クインズサターン

 もうひとつは、どちらの鞍上も若手騎手だった点。ジャスパーシャインはデビュー8年目の阿部龍騎手、クインズサターンはデビュー3年目の落合玄太騎手が手綱を取り、ベテラン騎手・先輩騎手を退けて勝利を手にしました。阿部龍騎手を若手と言うのは、本人に嫌がられるかもしれませんが、まあまだ10年経っていないという事で。

 どちらも今年の春には、いや夏もまだ門別にいなかった馬。そんな存在が、若手騎手を背に、その路線の強豪馬・実績馬を破って頂点に立つ。なにかこう、新しい時代の幕開け、新しい世代の胎動を感じさせながらのシーズン終幕。なかなかにドラマチックな結末だったように思えます。


 さて、大井競馬場で行われたヤングジョッキーズシリーズ・トライアルラウンド最終戦は門別で見ていました。岩手から出場した塚本涼人騎手は第1戦13着、第2戦9着。岩手で期間限定騎乗をしている田中洸多騎手は第1戦10着、第2戦5着の結果でした。

 自分としては当然“関本玲花騎手が粘り込めるか?”、“塚本涼人騎手が逆転で浮上できるか?”に注目しながら見ていたのですが、そのどちらも第1戦で大井・仲原騎手が優勝した時点で事実上“終戦”。続く第2戦を浦和・福原杏騎手が勝ちましたので、結果論的ではありますが岩手の両騎手にとっての本戦出場は遠かったね・・・という事になりました。残念。

 とはいえ、最終的に地方競馬・東日本地区上位となった4騎手はみな「1勝に加えて2着、さらに加えて掲示番圏内が複数」の成績。1勝を挙げていた北海道・小野騎手、最終戦を前に暫定1位にいた同騎手までもがマクられてしまったのですから、ここは最終戦で上位に食い込み続けた各騎手の敢闘を賞賛するほかはないでしょう。

 来年以降のヤングジョッキーズシリーズに向けての教訓というか物差しにもなりましたよね。『1勝は必須。それに加えて3着以内が2つは欲しい』。今年の東日本地区はこれまでより激戦になったとはいえ、西日本地区の上位も同様ですからね。ボーダーラインは最低1勝、それ以外も上位でまとめ続ける事。関本玲花騎手・塚本涼人騎手の来年の活躍に期待しましょう。塚本涼人騎手は100勝を超えてしまうのを期待すべきかな・・・。





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最終更新日  2020年11月06日 09時45分43秒



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