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2020年11月12日
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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。

 11月の2週目に入って、盛岡競馬場の周辺の紅葉が一気に進んだ一方、寒さも一気に厳しくなってきました。


★見えづらいですけども岩手山の雪もだいぶ下の方に拡がってきています

 盛岡競馬場のコースを取り囲む山々の紅葉は木々の種類なのか陽当たりの具合なのか場所によって微妙にタイミングが違っていて、スタンド前の広場や遊具公園の紅葉が過ぎて来た頃に向こう正面の山々の紅葉がちょうど良くなったりします。


★スタンド4階からパノラマ風に



 ここ何年かはこの時期に岩手にいる事が少なかったので比較しづらいですが、今年の紅葉の進み具合はだいたい例年並み?な感じがします。岩手山の雪の積もり具合も例年並みかなあ。

 ただ、晩秋とはいえ寒くなるのが早くて、日差しの強さというか暖かさが例年のこの時期に比べて弱いような気がしますね。秋らしい“深く澄んだ藍色の空”というのがあんまりないような。今年の冬はやっぱり寒いのかもしれない。

 さて、今週末は2歳馬の地方競馬全国交流重賞『南部駒賞』が行われます。遠征馬6頭対地元馬6頭の戦いは既に枠順が決まっており、ここでの地元の大将格となるリュウノシンゲンは8枠11番からの出走となりました。


★リュウノシンゲン(若駒賞優勝時)

 今年のここまでの2歳馬の交流重賞、岩手所属馬の成績はご存じの通り非常に良好です。9月に行われた芝1600mの重賞ジュニアグランプリはマツリダスティールが、先々週行われた北海道・岩手交流知床賞はゴールデンヒーラーが優勝。共に岩手勢にとって久々の当該レースのタイトルを獲得してくれました(知床賞は重賞化後初めての岩手勢の勝利!)。


★マツリダスティール(ジュニアグランプリ優勝時)


★ゴールデンヒーラー(知床賞優勝時)

 秋冬に行われる2歳馬の交流重賞はジュニアグランプリ、知床賞、南部駒賞、プリンセスカップの4つがあるのですが、ここで岩手の馬が勝ったのは2016年南部駒賞のベンテンコゾウ以来。マツリダスティールの勝利は実に4年ぶりの“快挙”なのでした。
 “北海道の馬に岩手の騎手が乗って勝つ”というパターンが少なくないせいかもっと“岩手が勝っている”印象があるのですけれど、実際は2016年のプリンセスC以降昨年の南部駒賞までずっと北海道勢が勝ってきました(※途中、禁止薬物問題による開催取りやめの影響で2018年の南部駒賞、2019年のプリンセスCが行われておりません)。

 下の表は2010年以降の2歳4重賞での勝ち馬の所属地区を示したもの。南部駒賞では岩手勢が優勢ですがそれ以外は・・・というのが見て取れるかと思います。


※2010年・2011年の知床賞は北海道・岩手交流の特別戦
※2010年・2011年のプリンセスカップは岩手のみの特別戦

 2011年以前のプリンセスカップは地元限定の特別戦でしたので、それを踏まえて見るとすればこの間で一番成績が良かったのは2015年でしょう。知床賞は落としたもののそれ以外の3つは岩手勢が勝利。そのうえ、ジュニアGPを勝ったソロフライト、南部駒賞を勝ったメジャーリーガー、プリンセスカップを勝ったサプライズハッピーのいずれもが岩手デビュー馬だったという点でも価値が高かったですね。


★2015年ジュニアグランプリ優勝/ソロフライト


★2015年南部駒賞優勝/メジャーリーガー


★2015年プリンセスカップ優勝/サプライズハッピー(右)

 ここまでずっと“鬼門”だった知床賞を今年は岩手の馬が勝って関門を突破。これで南部駒賞をリュウノシンゲンが勝ってくれれば2015年以来の3勝確保、プリンセスカップをゴールデンヒーラーが制してくれれば初の“4重賞制覇”という事になります。せっかく知床賞を勝てたのでその先も是非・・・と期待したいところ。

 ただ、この南部駒賞の遠征馬、これまでの2重賞よりもさらに強力になった感があり、決して油断はできません。

 遠征馬6頭中4頭を占める北海道勢ですが、例えばジュニアグランプリで2着だったエイシンビッグボス、同3着のスマイルミュ。知床賞2着のスティールグレート、同3着エルヴァス。それらに比べても一段上の実績を持っているのが今回の遠征馬だと思います。
 南関勢は、鎌倉記念を勝ったリーチを物差しにして北海道勢がと比較するとちょっと物足りない感じが否めないものの、とはいえ鎌倉記念でのサンエイウルフはジュニアグランプリ4着のトーセンダーウィンに0.5秒先着。トーセンダーウィンとマツリダスティールとの差は0.8秒だったので、つまりもっと差を詰めてくる・・・という計算をする事も可能でしょう。

 なので、逆の見方をすれば、この遠征馬達をリュウノシンゲンが破るようであれば、全国区で通用する力を持っているのだ、と言うこともできるわけです。
 リュウノシンゲンにとっては非常に重要な戦いになりました。今回の話題は“岩手の2歳の交流重賞を全部地元の馬が勝てれば良いよね”的な話で進んできましたけど、そんなレベルではなくて、南部駒賞を勝ってもっと先の舞台へ進んでいってほしい。その試金石として、その足がかりとして、良いレースを見せてくれる事を期待しています。南部駒賞、注目の一戦です。






最終更新日  2020年11月13日 04時40分54秒



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